国内初、食用コオロギを使用したメニューが機内食として搭載!「ZIPAIR」国際線4路線にコオロギパウダー使用の料理が登場
事前購入開始日:2022年7月1日(金)
グリラスパウダーを使用した「トマトチリバーガー」と「ペスカトーレ」の2種のメニューは、ZIPAIRの運航する国際線4路線にて搭載され、2022年7月1日(金)より事前購入が開始されます。また、機内食への食用コオロギの導入は国内初※2の事例です。
今後もグリラスは、事業パートナーとの連携を拡大し、国内外に向けて環境負荷の低い新たなタンパク源としての食用コオロギの普及を目指します。また、食品ロスを餌に活用した食用コオロギを提供していくことで、「タンパク質危機」と「食品ロス」の2つの社会課題の解決を目的とした企業活動を進めていきます。
※ 1:商品の詳細はこちらをご確認ください(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000070046.html)。
※ 2:グリラス調べ(2022年6月22日時点)
対象路線
・東京(成田)=シンガポール線
・東京(成田)=バンコク線
・東京(成田)=ロサンゼルス線※
・東京(成田)=ホノルル線※
※往路便のみ搭載
メニューの詳細
・トマトチリバーガー(1500円)※消費税免税、要事前購入
バンズとパティ、トマトソースにグリラスパウダーを混ぜ込んだハンバーガーです。辛みスパイスを効かせたトマトソースが味の決め手です。
※コオロギはエビやカニと類似の成分を含むため、該当のアレルギーをお持ちの方はお控えください。
・ペスカトーレ(1500円)※消費税免税、要事前購入
トマトをふんだんに使用したソースに、ソフトシェルシュリンプ、たこ、いか、小柱の入ったパスタです。ソースにグリラスパウダーを加えています。
※コオロギはエビやカニと類似の成分を含むため、該当のアレルギーをお持ちの方はお控えください。
食用コオロギ関連事業の背景について
2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、これに伴う食料問題への対応が喫緊の課題です。特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べてタンパク質の生成に必要な餌や水の量が少なく、限りある資源の有効活用が可能です。また温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。
一方で世界では年間約9.3億トンの食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食性を持つため餌の制限が少なく、グリラスでは食品ロス由来100%の餌でコオロギの飼育を行っています。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを“サーキュラーフード”と位置付けて、食用コオロギ関連事業を行っています。
※食用コオロギ関連事業の詳細はこちら(https://gryllus.jp/why-cricket/)
サーキュラーフードについて
サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり、環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された循環型の食材及び食品のことを指します。サーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込めます。
またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。
※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html)
グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について
グリラスではサーキュラーフードをコンセプトとしたオリジナルブランド「C. TRIA(シートリア)」を展開しています。これまでに、「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む商品を複数開発し、現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバーをコンビニエンスストアにて販売しています※。
※コンビニエンスストアで展開中の商品に関する詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html)
株式会社グリラスについて
グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でもトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。
・社名 :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/)
・事業内容 :⾷⽤コオロギの⽣産
⾷⽤コオロギを⽤いた⾷品原材料および加⼯⾷品の製造、販売
⾷⽤コオロギの研究開発 等
動物用コオロギの生産、販売 等
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html)
・代表取締役 :渡邉 崇人
・所在地 :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点 :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点 :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金 :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立 :2019年5月
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