「稲とアガベ」と「日本草木研究所」が共同醸造した試し桶シリーズ「稲と草木(日本草木研究所)」抽選予約受付中抽選登録期間は、明日2月23日(日)23:59 まで
〜宮崎県「青文字の実」福島県「榧の枝葉」北海道「花蓬」を使用したクラフトサケ〜
秋田県男鹿でクラフトサケ醸造所を軸にまちづくりを行っている「稲とアガベ株式会社」(秋田県男鹿市、代表:岡住 修兵 以下「稲とアガベ」)は、「日本の山を宝の山に」を掲げ新たな山の原生植物の活用方法を考える「日本草木研究所」(東京都目黒区 主宰:合同会社山伏 発起人:古谷知華 以下「草木研」)の草木と、米と麹を発酵させたクラフトサケ試し桶シリーズ「稲と草木(日本草木研究所)」の抽選予約を本日2月17日(月)より開始いたします。
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日本草木研究所とのコラボレーションについて
「日本の山を宝の山に」を掲げ、新たな山の原生植物の活用法を探求し、日夜日本の山々に入り実験を繰り返している草木研の取り組みに深く感銘を受けました。彼らの活動を通じて、未開発の植物資源の魅力を知り、その素材でお酒を作りたいという思いが募り、今回のコラボレーションが実現しました。
今回使用した草木は、いずれも日本の山々で発見された素晴らしい素材です。レモングラスに似た香りが特徴の「青文字の実」(宮崎県)、グレープフルーツの香りを持つ「榧」の枝葉(福島県)、西洋ハーブにも匹敵する香りを放つ「花蓬」(北海道)など、知られていない草木です。
日本草木研究所によって、日本の山々に眠る未知の可能性に触れることができ、クラフトサケが日本を代表するお酒となる未来が見えてきたように感じています。
使用した草木について
今回この3つの草木を使用したのは、今の時期採集できる草木を数種類送ってもらい、思考錯誤しながら選び組み合わせた結果この3種類の草木を使用することにしました。
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青文字(あおもじ)の実
クスノキ科特有のリナロール香が強く、黒文字の近縁種でもあります。日本で青文字と呼ばれますが、中国では木姜子・台湾では馬告と呼ばれ、スパイシーな料理の調味料スパイスとして親しまれる存在です。日本では九州エリアに目立って生息し、今後の活用が期待されます。香りは山椒とレモングラスを混ぜたような清涼感と鼻を抜けるスパイシー感があります。今回は宮崎県最南部の実部位を使用しました。
榧(かや)の枝葉
木部は高級材として、果実からは油を抽出し、種は和製アーモンドと呼ばれ食用になる、余すところなく使えるカヤは日本の在来種。葉部位も多く油分を含み、その油分はグレープフルーツのような爽やかな香りがします。カヤの実には戦場のけがれを清浄なものにする力があるといわれ供えられていました。今回は福島県のカヤの枝葉部を使用しました。
花蓬(よもぎ)
ヨモギは日本人と最も生活において密接であった植物といっても過言ではなく、チンキ等をつくって消毒にしたり、湿布のように傷口にあてたり、はたまた南方では肉と煮込むときの匂い消しで使ったり、島根ではもひとり神事で神に奉納する草として使われてきました。ヨモギというと日本人は新芽をよく使い、餅にも新芽をつかってきましたが、香りの点では花がイチオシです。西洋ハーブにも劣らぬそのフローラルさとハーブ感はたまらなく魅力的です。今回はその中でも北海道の厳しい寒さと乾燥する内陸の気候によって立ち枯れした花よもぎを選びました。
試し桶シリーズ「稲と草木(日本草木研究所)」概要
米と麹と日本の草木を一緒に発酵させたクラフトサケです。日本草木研究所と共に醸造しました。「稲とアガベ」の試みの中でも、特に優れた仕上がりになりました。まさに「飲まないと損」という言葉がぴったりの逸品です。このお酒を通じて日本草木研究所の活動の素晴らしさを知っていただきたいと思っています。
商品名:試し桶シリーズ『稲と草木(日本草木研究所)
価格:3,000円(税込3,300円)
内容量:500ml
製造者:稲とアガベ株式会社
送料別途
抽選予約のご案内
抽選申込は下記フォームより受付中です。申し込み締め切りは、2月23日(日)23:59までです。この機会に、ぜひ新しいクラフトサケをお試しください。
【抽選申込URL】
試し桶シリーズについて
試し桶シリーズは、昨年より開始した「稲とアガベ」の実験酒シリーズで、主にオンライン・抽選販売にて販売しています。さまざまな実験酒を通じて、稲とアガベが未来の酒文化にどう貢献できるかを模索し、楽しむシリーズです。今後の試し桶シリーズにもご期待ください。
稲とアガベ 代表 岡住修兵コメント
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今回使用した草木は、レモングラスに似た香りを持つ『青文字の実』、グレープフルーツのような香りを放つ『茅』の枝葉、そして西洋ハーブにも負けない香りを持つ『花蓬』など、私自身も初めて出会う素材ばかりでした。日本草木研究所の取り組みのおかげで、今まで気づかなかった日本の山々の解像度が一気に高まり、クラフトサケが日本を代表するお酒へと成長する未来が見えてきた気がしています。そして、肝心のお酒ですが、これは『稲とアガベ』史上でも間違いなく最高の出来栄えです。飲まないと損だと自信を持って言えるほど、驚くほど美味しく仕上がりました。正直、全部自分で飲みたくなる気持ちを抑えつつ、皆さんにもその感動を共有できることを楽しみにしています。日本草木研究所の活動が生み出す新たな可能性を、ぜひ一緒に体感してください。
日本草木研究所 発起人 古谷知華コメント
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三年前までほとんど誰からも活用されず山で眠っていた在来スパイスやハーブたちが、稲とアガベさんの様な新進気鋭の造り手さんの目に留まり、こうして美味しく生まれ変わることに心から喜びとやりがいを感じます。
全国の山から選りすぐりの植物を集め、稲とアガベのこの1本の中でとんでもないマリアージュが起こっています。お楽しみくださいませ。
日本草木研究所とは?
日本草木研究所は、日本の山々に眠る素晴らしい植物資源を活用し、その食材としての可能性を日夜発掘している研究機関です。山椒や黒文字をはじめ、限られた植物しか活用されていない現状に対し、草木研究所は、未開発の植物資源を新たな価値として引き出し、地方産業の活性化や持続可能な食材供給、新たな国際競争力の創出を目指しています。
【日本草木研究所公式サイト】
【Instagram】
https://www.instagram.com/nihonkusaki_lab/?hl=ja
稲とアガベについて
稲とアガベは、秋田県男鹿市で2021年の秋に創業したクラフトサケ醸造所です。「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術をベースとして、そこに副原料を入れることで新しい味わいを目指した新ジャンルのお酒です。稲とアガベは、お酒を地域メディアだと考えております。お酒を通じて男鹿という地域に人を呼び込み、実際に来て楽しんでいただくために、レストラン、食品加工所、ラーメン店を創業後二年間で展開してきました。今後一年ではホテル、蒸留所、スナックを開業する計画です。クラフトサケを起点に男鹿の街を未来に残すことを目指して活動しています。
<会社概要>
社名 :稲とアガベ株式会社
所在地 :秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
代表者 :代表取締役 岡住修兵
設立日 :2021年3月
事業内容:クラフトサケ醸造
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