キャリア自律度を8つのタイプで可視化する『キャリア自律度診断』をリリース
階層・年齢別の一律研修から、一人ひとりの自律度に応じたキャリア施策へ
人と組織の変革を支援する組織開発・研修のコンサルティング会社、株式会社ジェイフィール(代表:片岡裕司、本社:東京都渋谷区、以下「ジェイフィール」)は、民間システム企業との協業により開発した「キャリア自律度診断」の提供を開始します。本診断は、従来の「30代全員にキャリア研修」といった一律施策ではなく、従業員のキャリア自律度を8つのタイプに分類して可視化し、タイプに応じたきめ細かな社内研修やフォローを通じて、エンゲージメントにつながるキャリア施策を可能にします。
また、従業員300名以上の企業に勤務するオフィスワーカー571名を対象とした調査では、キャリア自律度が高いタイプほど、エンゲージメントも高い傾向が見られました。相関係数は、8タイプ(クラスター)単位で約0.9、個人単位で0.33となり、いずれも正の相関が確認されました。

■背景:キャリア自律施策を次のステップへ
コロナ禍を契機に多くの企業でキャリア自律研修が導入され、5年が経過した現在、一律の研修から社員一人ひとりの状態に合わせた施策が求められています。「キャリア自律度診断」は、社員のキャリア自律度を可視化し、一律施策から、よりきめ細やかなサポートへの移行を支援します。
■調査概要
マクロミルのインターネット調査により、従業員300名以上の大企業に勤める20代~50代の正社員・契約社員・派遣社員・再雇用者を対象に、571サンプルを収集しました。キャリア自律度を構成する5つのステップ(キャリア自律意識、キャリアの目的、学び・ネットワーク行動、目標づくり、チャレンジ・エンジョイ志向)について各3問、計15問の設問にエンゲージメント設問を加えた構成で実施しました。
■調査結果
(1)キャリア自律度8タイプ
調査の結果、キャリア自律度は以下の8つのタイプに分類されることが分かりました。(図1参照)
1.芽生え期―キャリアについてほとんど考えていない状態
2.踏み出し期①ー全体的に自律度は低いが、少しずつ行動を始めている状態
3.踏み出し期②ー自分の価値観や軸を持ち始め、模索し始めた状態
4.方向形成期①ー自分らしさを見つけ出した状態
5.方向形成期②ー自分のキャリア形成について実践し始めた状態
6.成長進化期①ーキャリア目標を持ち、自分自身の成長を感じ始めた状態
7.成長進化期②ーキャリア目標を持ち、内外へのネットワークを活用している状態
8.自律成熟期ーキャリアへの考え方・目的・行動・目標・ポジティブ感の全てが高水準の状態
(2)キャリア自律度とエンゲージメントの高い相関
キャリア自律度が高いクラスターほど、エンゲージメントも高い傾向が見られました。相関係数はクラスター単位で0.9近くと極めて高い水準になり、個人単位でも0.33と、いずれも正の相関です。この結果は、タイプに合わせてキャリア自律施策を打つことが、エンゲージメント向上に寄与する可能性を示すものです。

※C=キャリア自律意識、P=キャリアの目的(価値観)が明確、H=学び・ネットワーク開発行動、O=ポジティブで多様な目標づくり、E=チャレンジ・エンジョイ志向
※W=エンゲージメント
※CL1=自律成熟期,CL2=成長進化期,CL3=芽生え期,CL4=踏み出し期,CL5=方向形成期,CL6=方向形成期,CL7=成長進化期,CL8=踏み出し期
(3)キャリア自律と職場の関係性は、エンゲージメントの両輪
一方で、エンゲージメントを要素ごとに見ると、キャリア自律度が特に強く影響するのは、仕事へのやりがいやモチベーション(ワークエンゲージメント)でした。同調査からは会社で働き続けたいという継続意向には、上司・職場との関係性や処遇の納得感がより強く影響していることも明らかになっています。意欲の高い社員に長く活躍してもらうには、キャリア自律と職場の関係性の両方に取り組む必要があることが見えてきました。ジェイフィールは、組織感情®場の関係性づくりを長く支援してきた知見を生かし、キャリア自律度診断とあわせて両面からの支援を提供します。
■8タイプ別キャリア自律支援プログラム
診断で判明したタイプに応じて、以下の個別支援プログラムを提供します。
従来の「30代全員にキャリア研修」といった一律施策ではなく、個人の状態に合わせてセミカスタマイズされた支援を提供することで、研修の効率化と効果の最大化を図ります。

■キャリア自律度診断の詳細につきまして
本調査は、キャリア自律度が8つのタイプに分類でき、キャリア自律度が高いクラスターほどエンゲージメントも高いことを示しました。本診断は、その8タイプを可視化する診断ツールです。
コロナ禍以降、約5年が経過し、企業のキャリア施策を見直す時期に差し掛かっています。本診断ツールで各社員のキャリア自律度をタイプ別に可視化し、タイプに合わせたきめ細かな支援を行うことで、職場の関係性への取り組みとあわせて、人的資本経営や業績向上への貢献が期待されます。
■株式会社ジェイフィール
個人に感情があるように、組織全体に広がる感情や気分を「組織感情®」と定義し、「組織感情®をマネジメント」する企業向け研修を約250社、延べ10,000人に実施。ベストセラー「不機嫌な職場」(講談社現代新書(1926))をはじめ、「ワクワクする職場をつくる」(実業之日本社)など、組織活性に関する書籍を多数出版。「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」と本気で思える人たちが増え、その人たちの知恵や想いが連鎖し、社会全体に波及していくことを目指して活動中。
「組織感情®」はジェイフィールの登録商標です
株式会社ジェイフィール(HP:https://www.j-feel.jp/)
東京都渋谷区渋谷3丁目3番2号 アーバンセンター渋谷イースト6階
s-wada@j-feel.jp/ 080-3362-3209(担当:和田)
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