【育休法改正を活かす!心理的安全性を高める言語化コミュニケーション研修】言語化の壁を打ち破り「利用しやすくて働きやすい」職場を
~ 男性育休取得率30.1%と高まるも、制度活用の「見えない壁」が存在。言語化コンサルタント・木暮太一が「制度を活かすコミュニケーション術」を提言 ~
一般社団法人教育コミュニケーション協会(所在地:東京都杉並区、代表:木暮太一)は、2025年7月1日(火)より、特別講座『育休法改正を活かす!心理的安全性を高める言語化コミュニケーション研修』を開催します。これは、2025年4月より順次施行される育児・介護休業法の改正が「働きやすさ」を拡充する一方で、「制度はあっても利用しづらい」「現場に混乱が生じる」という課題に対し、制度と現場のギャップを埋める「コミュニケーションの質」を向上させるものです。

【実施背景】
2025年4月以降、育児・介護休業法が段階的に改正されます。特に注目されるのは、「子の看護休暇の対象年齢が小学校3年生修了時まで引き上げられ、行事参加時も取得可能に」、「育児中の所定外労働の制限(残業免除)の対象が小学校就学前の子を養育する労働者まで拡大」、そして「育児休業取得状況の公表義務が従業員300人超の企業に拡大」といった点です。これらの改正は、働く子育て世代への支援を強化し、「働きやすい職場」の実現を後押しするものと期待されています。
しかし、当協会は、厚生労働省が発表した令和5年度(2023年度)の男性育児休業取得率が30.1%と過去最高を更新した(※1)一方で、依然として女性の取得率(85.7%)と大きな差があり、「制度はあっても、誰もが気兼ねなく利用できるわけではない」というギャップが職場に存在すると警鐘を鳴らします。また、帝国データバンクの2025年4月調査で正社員の不足が51.4%と過去最高水準にある人手不足(※2)も相まって、限られた人員で業務を回す現場では、「誰かが休むと業務が滞る」「制度利用が周囲に迷惑をかける」といった心理的ハードルが生まれやすく、せっかくの制度が「絵に描いた餅」となるリスクがあります。
この「見えない壁」こそが、企業にとって大きな課題であり、真の多様な働き方推進を阻害する要因となっているのです。
※1 厚生労働省「令和5年度雇用均等基本調査」(2024年発表)
※2 帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査」(2025年4月調査)
なぜ制度はあっても利用しづらいのか?
67冊の著作を持つ言語化コンサルタントの木暮太一は、育児・介護休業法改正後の企業が直面する課題について、その根底に「コミュニケーションの質」の問題があると指摘します。
育児・介護休業法改正は、社員の『働きやすさ』を大きく向上させるものです。しかし、制度がどれだけ整っても、職場のコミュニケーションが不足していると、社員は『制度を利用すると評価が下がるのではないか』『同僚に負担をかけてしまうのではないか』といった不安を抱え、利用を躊躇してしまいます。特にリモートワーク下では、オフィスのような偶発的な情報共有や、顔色を見て察するといった『非言語』でのコミュニケーションが激減する分、より明確な『言葉』による意思疎通が不可欠です。
例えば、子の看護休暇や残業免除を利用する際、『いつ、どのくらいの期間、どのような業務に影響が出るのか』を具体的に『言語化』し、チーム内で『期待値』を共有できていなければ、現場は混乱し、不公平感を生みかねません。また、上司が『制度利用を歓迎する』というメッセージを明確に『言語化』し、部下が『安心して利用できる』という『心理的安全性』を醸成できていなければ、せっかくの制度も形骸化してしまうでしょう。制度を形だけのものではなく、社員の安心と企業の成長に繋げるためには、『言葉』を通じて相互理解を深め、信頼関係を築くコミュニケーションの改善が不可欠なのです。


本講座で得られること
育児・介護休業法の改正により高まる「働きやすさ」への期待と、その一方で企業が直面する「制度活用のギャップ」という課題に対し、言語化コンサルタント・木暮太一が講師を務める『育休法改正を活かす!心理的安全性を高める言語化コミュニケーション研修』を開催します。本講座は、木暮太一が提唱する「言語化の技術」を実践的に学び、法改正を機に、社員が制度を安心して利用し、かつ業務が円滑に進む「真に利用しやすい職場」を構築することに特化したプログラムです。
【本講座で得られること(一部)】
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法改正の趣旨を正しく理解し、組織全体で「育児・介護両立支援」の共通認識を醸成する言語化術
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「子の看護休暇」や「残業免除」など、制度利用に関する上司・部下間の具体的な「期待値調整と言語化」スキル
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育休取得者・復職者が安心して業務に戻れるよう、周囲のメンバーとの「情報共有と言語化」の仕組みづくり
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制度利用への心理的ハードルを取り除き、社員が声を上げやすい「心理的安全性の高い職場」を築く対話術
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多様な働き方を許容し、生産性を維持向上させるための「業務の見える化」と「指示の言語化」メソッド
この特別講座は、個人のスキルアップだけでなく、組織全体のコミュニケーション不全を解消し、社員の活力を高めることで、法改正を単なる「義務」ではなく「企業の強み」に変え、持続的な企業成長と優秀な人材の定着に貢献します。
開催概要
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講座名: 『育休法改正を活かす!心理的安全性を高める言語化コミュニケーション研修』
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講師: 木暮太一(言語化コンサルタント)
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開催期間: 2025年7月1日(火)~12月31日(水)
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形式: オンライン / 一部リアル会場(予定)
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対象: 企業の管理職、人事担当者、チームリーダー
※詳細日時は問い合わせの上ご確認ください
※お問い合わせ・お申し込みが殺到することが予想されますので、お早めにお願いいたします。
取材・木暮太一へのインタビュー依頼などお問い合わせ
テレビ、新聞、Webメディア向けの取材・企画連携にも柔軟に対応可能です。
▶ https://educommunication.or.jp/contact/
木暮太一プロフィール
木暮太一は、言語化コンサルタント、一般社団法人教育コミュニケーション協会の代表理事です。累計著書65冊、195万部以上を突破し、独自の視点とわかりやすい解説で多くの読者を魅了しています。学生時代には「資本論」をわかりやすく言語化し、学内で話題を呼びました。現在では、年間200件を超える企業研修やコンサルティングを通じて、多くのビジネスリーダーの支援を続けています。
<2026年春開講研修>

■関連情報
• 言語化プログラム
個人の思考や組織の課題を明確な言葉で表現し、効果的なコミュニケーションを実現するためのスキルを学ぶプログラムです。
https://educommunication.or.jp/
• 公式YouTube「言語化スイッチ」
自分の頭を明確にし、 言語化して考え、 言語化して伝え、 言語化して明確な行動ができるように、 今日からできるトレーニング動画を公開中。
https://www.youtube.com/@gengoka
• 公式Instagramアカウント
「言いたいことが伝わらない」「話しているうちに言いたいことを見失う」――そんな悩みを解決するリール動画を配信中。日常やビジネスで役立つヒントが満載です。
https://www.instagram.com/taichi_kogure1
• 新刊『あてはめるだけで言いたいことがパッと伝わる! 言語化組み立て図鑑』
「言葉にできない」「思考がまとまらない」「うまく伝わらない」といったビジネスにおけるコミュニケーションの課題に対し、様々な「伝える場面」で役立つ厳選された9つの「型」と、着実に言語化の力を身につけるための3ステップの学習法、45の豊富な練習問題を提供します。
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