人手不足知らずの温泉旅館【充足率120%】「人が辞めない職場」を作る独自の新卒成長カリキュラムや福利厚生で躍進
ロシアなど独自ルートで行う現地での外国人採用なども

茅野市と諏訪市で3店舗の旅館を経営する合資会社親湯温泉(本社:長野県茅野市、代表取締役:柳澤幸輝、以下「親湯温泉」)は独自の福利厚生や取り組みによって人材の安定的な確保を実現していることを発表いたします。
【概要・背景】
親湯温泉では、以前より顧客満足だけでなく「社員が安心して働き続けられる環境づくり」にも重点を置き、現場の声をもとに独自の制度を磨き続けてきました。その結果、全国的に人手不足が問題視される中でも、充足率120%を維持し、安定的な雇用を実現しています。それを支えているのは、次の3つの独自の制度設計です。
① 社会情勢に即応した経済的サポート・処遇改善
急激な物価上昇があった2022年には、月額7,000円の「物価上昇お助け手当」を給与改定まで全社員に支給。さらに翌年以降、3年連続で実質賃金が増加する形の賃上げを実施しています。また、今年から「奨学金返還支援制度」をスタート。生活面の不安軽減にもつながっています。
「奨学金返還支援制度」
社員の経済的・心理的負担を軽減するために導入した制度です。JASSOの貸与奨学金(第一種奨学金・第二種奨学金)を受けていた社員に対し、毎月返済額の50%を弊社が補助しています。
その他、大型家電やベッドなどが事前に用意された社員寮の利用や引越し・独立応援手当なども用意し、社員による初期負担軽減に繋がっています。


② 成長・スキルアップを後押しする制度
「もっと学びたい」「成長したい」という社員の意欲に応え、23種類の独自の手当を通して社員の自己研鑽を積極的にサポートしています。特に費用の半額が補助される宿泊施設・料理勉強手当はプライベートでも使用ができ好評。また読書手当はスキルアップだけでなく心や人生を豊かにする読書の大切さを知る読書好きの社長ならではの弊社独自の手当です。そのほか資格取得を促すスキルアップ手当、英語や手話などの言語手当など23種類の豊富な手当てを用意しています。また新入社員には1年間専属のトレーナーがつき、接客マナーの指導だけでなく毎日面談を行うなどメンタルのケアを行い、無理なく成長できるようサポートしているのも弊社の特徴です。


③関係性を重視した働きやすい職場作り
親湯温泉が最も大切にしているのは、「関係性」です。給与基準となる評価制度にも明確に反映されており、独自のプログラム・制度を通して職場全体で良好な人間関係の構築を促しています。具体的には、関係性の大切さを学ぶ月2回の座学研修や心のケアを行う個別面談、SAP(自己肯定感向上プログラム)、関係性の深化やコミュニケーションを促す社内イベント、食事会手当などです。食事会手当は部署別の食事会だけでなく、トレーナートレーニーの食事会手当もあり、新入社員が早く会社に馴染めるきっかけにもなっています。


【海外現地で行う外国人採用】
上記3つの「社員が安心して働き続けられる環境づくり」に加え、採用活動においても中小企業としては少し珍しい取り組みを行って参りました。それは現地での外国人採用です。これまでにロシア、タイなどで採用活動を行い、コロナ禍以降の現在では数年間にわたる現地での採用活動で得た独自のパイプを使い、オンライン面接で多くの外国人社員の採用に至っています。


弊社の事例が人手不足解消の一助となれば幸いです。
【今後の展開】
弊社は、来年創業100周年を迎えます。それに伴い、本館である「創業大正十五年 蓼科 親湯温泉」が100周年になる2026年に向け10年前より、「100周年カウントダウンプロジェクト」を実施しております。このプロジェクトでは毎年館内リニューアルなどのイベントを行い、100周年を生まれ変わった親湯温泉として迎えるものです。

「100周年カウントダウンプロジェクト」
・2016年 姉妹館として諏訪湖畔に「萃sui-諏訪湖」が誕生
・2017年 大浴場直結の渓流沿い露天風呂がオープン
・2018年 個室レストランと3万冊の蔵書ラウンジ&バーを新設
・2019年 全客室をリニューアル
・2020年 坪庭のある客室に露天風呂を新設
・2021年 館内ショップがリニューアルオープン
・2022年 姉妹館の「上諏訪温泉 しんゆ」がリニューアルオープン
・2023年 プラネタリウム岩盤浴を新設
・2024年 夕映えの間、リラクゼーションルームを新設
・2026年 6月に100周年を迎える
【経営する旅館】

創業大正十五年 蓼科 親湯温泉
蓼科山の大自然の中、3万冊の蔵書ラウンジで大人の寛ぎを愉しめるおこもり宿。縁ある文人たちをイメージした客室を新設するなど、来年迎える100周年に向け、進化し続けている。

神秘なる諏訪湖に心癒される宿
上諏訪温泉 しんゆ
2024年全館のリニューアルが完成。諏訪湖畔に佇む温かいおもてなしと癒しの宿。車椅子のまま入れる貸切温泉風呂などユニバーサルデザインも導入した快適に過ごせる館内です。

寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui-諏訪湖
全8室全てに露天風呂が付いた寛ぎの宿。屋上の展望露天風呂からは諏訪湖と湯船が一体になったかのようなインフィニティな景色が広がる。

【合資会社 親湯温泉】
長野県の蓼科と上諏訪で3つの温泉宿を経営。本館の「蓼科 親湯温泉」は大正15年創業の温泉宿。2019年4月に100周年カウントダウンプロジェクトの一環として明治、大正、昭和期の蓼科の軌跡を残すべく、当時この地区の文化の中心であった姿を表現した全館リニューアルを敢行。また姉妹館として2016年6月に「萃sui-諏訪湖」が諏訪湖畔にオープン、隣にある「上諏訪温泉 しんゆ」は2024年に客室「山神」を改装、全館リニューアルが完成しました。
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