【職場におけるコミュニケーションに関する調査】残業実施企業は1割減、AI研修は判断保留派が5割強と最多数
新入社員の言動『絶対に許せない』のトップ2は「頻繁な遅刻」(64.7%)、「提出期限を守らない」(59.3%)、飲み会不参加「許せる」が前年同様6割
▼詳細・調査レポートのダウンロードはこちらからご確認ください。
https://fe.research-plus.net/l/941713/2024-03-21/ss1f4
《調査結果ポイント》 ・残業時間は短縮傾向!「残業はない」が前年より11.2ポイントアップ! ・「AI研修」経験者は2割未満、判断保留派が5割強と最多数 ・前回同様に注目の結果!新入社員の「許せる・許せない」言動 |
調査背景
当調査は、アフターコロナの環境下、職場での社員同士のコミュニケーション状況の変化を把握し、時代に合った最適なコミュニケーションをとり、良好な人間関係を構築するためのヒントを得る目的で調査いたしました。
なお、弊社にて2023年1月26日に実施した「職場におけるコミュニケーションに関する調査(調査対象:25歳以上59歳以下の男女、[職種] 会社員(正社員)、公務員(教職員を除く)、合計1,000名)」の結果と、一部比較をおこないました。
>>2023年1月26日実施「職場におけるコミュニケーションに関する調査」結果の詳細はこちらから
https://freeasy24.research-plus.net/blog/c242
調査概要
・調査タイトル:職場におけるコミュニケーションに関する調査
・調査期間:2024年2月16日(金)
・調査対象者:25歳以上59歳以下の男女、[職種] 会社員(正社員)、公務員(教職員を除く)、合計1,000名
・調査方法:インターネット(WEB)調査
・エリア:全国
残業時間は短縮傾向!「残業はない」が前年より11.2ポイントアップ!
1日の平均残業時間を聞いたところ、2時間未満が6割(61.1%)で、前年(70.1%)と比較すると約1割下回り、残業時間が短縮傾向にあることが分かりました。
また、「残業はない」は3割弱(28.8%)で前年の2割弱(17.6%)に比べて11.2ポイントアップとなり、残業を実施している企業は前年よりほぼ1割減少しました。
「AI研修」経験者は2割未満、判断保留派が5割強と最多数
勤務先でAI研修(内容はChatGPT、Google Bardなど)を行っているかを聞いたところ、 「現在行っている」(11.2%)、「過去に行っていたが、現在は行っていない」(5.6%)を合わせると16.8%で、AI研修の経験者数は2割未満でした。
「現在行っておらず、今後はわからない」(55.8%)の判断保留派が最多数を占めていることから、まだ社会全体や他企業の様子見状態であり、OJT(On the Job Training)の伝統が根付いている日本企業の特質による影響も推察されます。
さらに、回答結果を業種別でクロス集計したところ、「現在行っている」トップ3は情報通信業(32.1%)、製造業(13.7%)、教育業(10.5%)で、業種によって差があることが分かりました。
前回同様に注目の結果!新入社員の「許せる・許せない」言動
”絶対に許せない”トップ2は「頻繁な遅刻」と「提出期限を守らない」
新入社員(新卒1年目)の言動についどう思うか聞いたところ、前年とほぼ変わらず、 『絶対に許せない』のトップ2は、「頻繁に遅刻をする」(64.7%)、「提出期限を守らない」(59.3%)でした。次いで、「失敗しても謝らない・言い訳をする」「あいさつをしない」「備品を私物化する」のトップ3~5は、52%台でほぼ同ポイントでした。
飲み会、有給休暇に寛大なことも前年と同様で、回答者自身にもその傾向があるからではないかと推察されます。
「それな」「電話取らなくていいですね」等、今年も驚きの結果に!
新入社員(新卒1年目)の言動で驚いたことについて自由回答で聞いたところ、前年にも増して、想像もつかない言葉遣いや、LINEでの欠勤連絡・退職代行利用・親の介入など、驚きの内容が多数ありました。
しかしながら、前年と同様、今どきの新入社員の自己意識の高さがうかがえる一方、決して多数派ではないことへの留意が必要です。
双方が最適なコミュニケーション方法を模索していくことで、円滑なコミュニケーションに繋がっていくでしょう。
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