【カスハラ撲滅に向けて】相手の怒りに振り回されず適切な対応をとり、対応後に自分の怒りを必要以上に抱えないことを目指す!「アンガーマネジメントを活用したカスタマーハラスメント対策企業研修」を開始しました
株式会社レビックグローバル(本社:東京都港区、代表取締役社長: 柏木 理)が運営する一般社団法人日本アンガーマネジメント協会(所在地:東京都港区)は、アンガーマネジメントを活用した「カスタマーハラスメント対策企業研修」の提供を開始しました。
アンガーマネジメントを学ぶことで、従業員ひとりひとりがカスタマーハラスメント行為に及ぶ相手(顧客)の怒りに振り回されず、適切な対応をとれるようになることを目的としています。
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アンガーマネジメントでカスハラ対策を
昨今カスタマーハラスメント(カスハラ)の深刻化が社会問題となり、国や自治体が具体的な対策に乗り出しています。消費者庁や厚生労働省はその対策マニュアルを公表し、2023年には旅館業法が改正され、東京都は「カスタマーハラスメント防止条例」を今年9月に都議会定例会に提出すると発表しました。
国や自治体の対応は急速に進んでいるものの、企業としての対策が急務となっています。
今年5月に厚生労働省が発表した調査結果によると、過去3年間でおよそ10人に1人がカスハラを受けた経験があり、従業員から相談のあった企業はおよそ3割まで増えたことが分かりました。その一方で、「カスハラの予防や解決の取り組みを行っていない」と回答した企業は35.5%とのことです。
今年に入り大手航空会社や鉄道会社、百貨店など多くの企業がカスハラに対する基本方針を発表していますが、それと同時に従業員への実践的なクレーム・カスハラ対応研修も必要です。
「怒り」がベースとなるカスハラとアンガーマネジメントは繋がっていると当協会では考えます。
正当なクレームなのかカスハラに該当するのか、的確な判断や対応をするためにもアンガーマネジメントは役立ちます。相手の怒りに振り回されず、「怒っている人とどのように向き合うか」というアンガーマネジメントの考え方、スキルを学ぶことができれば、カスハラ対応策の一環に繋がります。
そこでこの度あらゆるハラスメントの撲滅を目指し、アンガーマネジメントを活用したカスタマーハラスメント対策企業研修をメニュー化いたしました。
さらに本企業研修をより多くの企業や組織に届けられるよう、当協会のアンガーマネジメントファシリテーターの資格を持つ会員を対象に、この10月より「アンガーマネジメントカスタマーハラスメント対策アドバイザー養成講座」を開講します。講座受講後、認定資格である「アンガーマネジメントカスタマーハラスメント対策アドバイザー」を取得すると、その会員は各企業・組織にてアンガーマネジメントを活用したカスタマーハラスメント対策研修を開催することができます。
カスハラ対策研修に対応可能な講師の育成にも注力しながら、アンガーマネジメントによってカスハラの連鎖を断ち切れるよう、本企業研修がより多くの働く人々に届くことを目指します。
研修概要
相手の怒りに振り回されずクレームやカスタマーハラスメントに対して適切な対応をするため、また対応後に自分が必要以上の大きな怒りを抱えないため、アンガーマネジメントが有効であることを理解して身につけることを目的としています。
研修では、正当なクレームとの見分け方をはじめ、カスタマーハラスメントに対しての適切な対応方法や、対応者が過剰なストレスを抱えないようアンガーマネジメントのトレーニングを学ぶことができます。
・開催時間: 90分〜1日(受講人数 ご要望に応じてご提案します)
当協会代表理事 プロフィール
戸田 久実 (とだ くみ)
一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会 代表理事
大学卒業後、株式会社服部セイコー(現セイコーグループ株式会社)にて営業、音楽系企業にて社長秘書として勤務。研修講師、コンサルタントとして民間企業、官公庁の研修、講演の仕事を歴任。
講師歴は32年。登壇数は4,500を超え、指導人数は22万人に及ぶ。
「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「インストラクター育成」などをテーマに対象は新入社員から管理職まで幅広い。
パワハラ防止のために適切な指導、叱り方、そして1on1においての効果的なフィードバックができるようになるため、カスハラ対策につながるクレーム対応や心理的安全性実現においても活用したいと、多岐にわたる要望やご相談を受け対応している。
著書は中国、韓国、タイ、台湾でも翻訳出版され、累計25万部を超える。
アンガーマネジメントを身につけることで、自分のみならず誰かの怒りの感情に振り回されることなく、長期的な目線を持ち、自分や周囲にとっても健康的な行動選択、判断ができ、さらに異なる価値観に対しての受容度を上げつつ相互尊重を元に建設的な対話ができるようになる。
価値観が多様化し、うつり変わりが激しく、予測もしづらく何が正解かもわからない時代だからこそ、自身の人生や社会をより良くするためにアンガーマネジメントが必要だという思いのもと活動をしている。
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングです。
アンガーマネジメントを学ぶことで、自分自身の怒りを理解し、周囲との良好な人間関係を成立させることができるようになります。
開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立していました。現在では全米の教育機関や企業でも広く導入されており、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に長年活用されています。
近年アンガーマネジメントは、日本をはじめ世界でもその重要性を認められ、公的機関や企業、教育現場、医療現場等で導入が始まっています。日本でも、世界最大組織であるアメリカのナショナルアンガーマネジメント協会の日本支部として、2011年に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会を設立させ、文部科学省も重要視するアンガーマネジメントを社会に浸透させています。
当協会は「アンガーマネジメント」を共通言語として、お互いの人権を尊重し、ハラスメントや差別のない職場を目指す企業が世の中にあふれることを目指します。
当協会サイトにて特設ページ「アンガーマネジメントでしない!させない!カスタマーハラスメント」を公開中です。
一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会について
日本アンガーマネジメント協会は、「怒りの連鎖を断ち切ろう」の理念のもと、アンガーマネジメントができる人が増えることで人が人に当たらない社会、怒りが連鎖しない社会の実現を目指しています。
【法人概要】
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協会名 : 一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
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所在地 : 〒105-0014 東京都港区芝1-5-9 住友不動産ビル2号館4階
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代表理事 : 戸田 久実
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設立 : 2011(平成23)年6月8日
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事業内容 : アンガーマネジメントに関する個人向け資格講座の運営・認定、資格講座認定者の育成及び活動に関する支援、法人向けアンガーマネジメント研修・講演の実施
株式会社レビックグローバルについて(事業運営会社)
株式会社ウィザス(東証スタンダード)のグループ会社で2005年創立。お客様の教育システム運用に努め、LMS(学習管理システム)、eラーニングコンテンツ、企業向け動画を提供しています。会社創立以来、蓄積した高度な技術力とノウハウをベースに最適なサービスを提供しています。
【会社概要】
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会社名 : 株式会社レビックグローバル
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所在地 : 東京都港区芝1-5-9 住友不動産芝ビル2号館4階
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代表者 : 代表取締役社長 柏木 理
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事業内容 : LMS(学習管理システム)、eラーニングコンテンツ、企業向け動画の提供、アンガーマネジメントに関する個人向け資格講座の運営・認定、資格講座認定者の育成及び活動に関する支援、法人向けアンガーマネジメント研修・講演の実施
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会事務局 [担当]小林
TEL: 03-6824-9782
MAIL: info@angermanagement.co.jp
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