Z世代の79%がデコアイデアをSNSから参考にし、48%がSNSには一切投稿しないというリアル。Z世代のデコ文化の裏側をZ-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)が第5章インサイトサマリーで公開。

情報源の51%がInstagram、30%がTikTok。SNSの理想像がもたらす焦りと、Z世代がデコを通じて「青春を謳歌している実感」を演出する深層心理をデータで徹底解剖。

Fiom合同会社

Z世代に特化したクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営しているZ世代の実態や価値観を分析するシンクタンク、Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)は、2026年3月4日(水)にZ-SOZOKEN THINKTANK 最新調査研究レポートの第3弾として『Z世代のデコ文化』についての調査研究レポートの第5章インサイトサマリー「令和のデコ文化の裏側」をリリースしました。

Z世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の調査研究機関「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」が、最新レポートの第5章を独自に公開いたしました。

本レポートの第5章では、令和のデコ文化がどのような心理的要因やSNS環境によって形成されているのか、その「裏側」に焦点を当てています。

Z世代がなぜこれほどまでにデコに熱中し、記録に残そうとするのか。

そこには「他者からの評価」や、SNSによって固定化された理想の青春像に対する「焦り」といった実態が、具体的なアンケート数値とともに浮き彫りになりました。

「令和のデコ文化の裏側」第5章独自のインサイトを読み解く

本調査の第5章から、Z世代がデコを通じて「理想の青春」を演出し、記録に残そうとする実態が、より詳細な数値や心理構造として明らかになりました。

【情報源】アイデアの源泉の79%が「SNS」。トップはInstagram(51%)

デコのデザインやアイデアの参考元は「SNS(Instagram・TikTok etc...)」が79%と圧倒的多数を占めました。次いで「YouTube」が37%、「自分の感覚」が29%、「友達のアイデア」が23%と続きます。また、デコ関連の情報を最もよく見るSNSとしては「Instagram」が51%と過半数を占め、「TikTok」の30%を引き離してトップとなりました。

【発信実態】48%が「SNSには全く投稿しない」。発信層はわずか23%

デコ作品のSNSへの投稿経験について、「全くない」と回答した層が48%に上りました。「たまに投稿する(17%)」「よく投稿する(6%)」という発信層は合計23%にとどまる一方で、「投稿したことはないが見せたことはある」が29%存在します。不特定多数への発信よりも、親しいコミュニティでのリアルな共有を重視する傾向が数値に表れています。

【行動原理】「自己満足」よりも「他者評価」と「青春の証明」を重視

Z世代がデコを行う根本的なモチベーションとして、「自分の満足感や気持ちを優先する」傾向よりも、「誰かに『かわいい』『すごい』と思われたい」「未来の自分が振り返って『楽しかったな』と思えるようにしたい」といった、他者からの承認や、青春を謳歌している実感の獲得が強く働いていることが判明しました。

【心理的背景】SNS社会がもたらす「青春はこうあるべき」という見えない焦り

なぜ今を全力で楽しむ必要があるのか。その背景には、情報社会においてSNS経由で先輩たちの「青春できなくて後悔してる」という声が耳に入りやすい環境があります 。「青春はこうあるべき」という固定化された理想像(キラキラJK)と現実のギャップから、「青春らしいことをできていない自分への焦り」が生まれ、それを払拭するためにデコを活用しています。

【波及構造】流行の源泉は「まとめアカウント」と「A層(キラキラJK)」

デコ文化は主に「JK界隈」から波及しています。SNSの「まとめアカウント」が日々「流行の源泉」として機能する中 、自らグッズを作り発信する「A層(キラキラJK)」が起点となり、その誘いを受ける形で「B層(自分+グッズの写真を撮る層)」「C層(自らはグッズ作りをあまりしない層)」へと行動が広がっていくピラミッド型の波及構造が明らかになりました。

【調査研究レポート解説】第5章「令和のデコ文化の裏側」

レポート本編第5章では、令和のデコ文化がどのように生活に浸透しているのかを詳細に図解しています。

令和版デコの特徴(イベント系)

体育祭などのイベント系デコでは、「自分の名前を中心にデザイン」「派手なデザイン」といった特徴が見られます。また、加工された自分の顔(自分のプリクラの写真など)をデザインに取り入れるケースもあり、特別感を演出しています。

令和版デコの特徴(日常系)

日常系では「リアリティ」が鍵となり、JKのリアルな日常を写真で残す傾向があります。名前や学年に加え、「おぱんちゅうさぎ」や「ちいかわ」など、自分の気持ちやキャラクター中心のデザインが好まれます。

Z世代の承認欲求と「青春」の証明 

Z世代は自分の満足感以上に、「誰かに『かわいい』『すごい』と思われたい」という他者評価を求めています。未来の自分が振り返って「楽しかったな」と思えるよう、「自分が青春を謳歌している」実感を持つためにデコを活用しています。

SNS社会がもたらす「後悔への恐怖」 

「大人になってから後悔したくない」「今のうちに楽しんでおかないと後悔する?」という焦りがZ世代には存在します。情報社会において、SNS経由で先輩たちの「青春できなくて後悔してる」という声が耳に入りやすい環境がこれを助長しています。

理想の青春像の固定化 

SNSの影響により「青春はこうあるべき!」というイメージが独り歩きしています。SNSの投稿のように充実しているとは限らないと理解しつつも、「青春らしいことをできていない自分への焦り」から、充実している自分を投稿で演出したい心理が働いています。

デコ文化の拡散経路 

これらの文化は、InstagramやTikTokなどの投稿紹介アカウントによって拡散されています。SNSの普及により、自分の顔出しをした動画を全世界に配信することへのハードルが低くなったことも要因です。

「キラキラJK」像とリアルへの反抗 

多くの女子高校生が目指す理想の高校生像が「キラキラJK」です。日常を切り取り充実感を演出する一方で、作られた「キラキラ」への反抗心から、日常のリアルをありのままに映し出すSNS「BeReal」の人気も高まっています。

流行の源泉 

「JK界隈」から波及する文化は、多くの中高生が知り、真似する対象となっています。JKや青春投稿を集めたまとめアカウントで紹介されることで、それらが日々更新される「流行の源泉」となっています。

デコ文化波及のピラミッド構造 

「A層(キラキラJK)」が自らグッズ作りや発信を行い、その誘いを受ける形で「B層(自分+グッズの写真)」「C層(グッズ作りはあまりしない)」へと行動が波及していく構造が図解されています。

デコアイデアの参考元は「SNS(79%)」 

デコのデザインやアイデアを何に参考にするかという問いに対し、79%が「SNS(Instagram・TikTok etc...)」と回答。YouTube(37%)や自分の感覚(29%)を大きく引き離しています。

情報収集SNSのトップは「Instagram(51%)」 

どのSNSでデコ関連の情報を最もよく見るかについては、「Instagram」が51%、「TikTok」が30%という結果に。キラキラの部分を載せるInstagramを参考にするZ世代が多数派を占めています。

SNS投稿のリアル(48%が投稿しない) 

SNSへの投稿経験について、「全くない」が48%、「投稿したことはないが見せたことはある」が29%に上りました。投稿している人は少ないものの、周囲に見せている人は半数以上を占め、身近なコミュニティでの共有が主流です。

調査概要

調査名:Z世代のデコ文化についての意識調査

調査対象:全国のZ世代(18歳~24歳)

調査期間:2025年7月

分析・レポート作成期間: 2025年8月〜2026年2月

調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

有効回答数:n=384

調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)

利用条件

情報の出典元として「Fiom合同会社」であることを明記いただきますようお願いいたします。

なぜZ世代は「青春の焦り」を抱えるのか

Z世代がデコ文化を通じて「青春」を形に残そうとする背景には、SNS社会ならではの「可視化された理想」と「リアルな自分」とのギャップがあります。 

InstagramやTikTokを開けば、同世代が楽しそうに青春を謳歌する姿や、まとめアカウントによってキュレーションされた「理想の高校生像(キラキラJK)」が溢れています。

これにより、「自分もこうならなければ後悔するのではないか」という無言のプレッシャーや焦りが生まれています。 

デコは、そうした焦りを払拭し、自分自身の日常を「充実したもの」として他者に認められ、未来の自分に証明するための大切な表現手段となっているのです。

本調査研究レポート完全版(全62ページ)を無料でダウンロード

今回ご紹介した内容は、調査研究レポートのほんの一部です。

レポート本編では、Z世代が「自己肯定感」を高めるために選ぶ具体的なデコ素材のランキングや 、界隈別のデコの特徴 、なぜ「平成女児チョコ」がリバイバルしたのかの深掘り。

そして企業が「デコ」という文脈をマーケティングに応用し、Z世代に「自己表現の余白」を提供するための具体的な手法まで、多角的に分析しています。

Z-SOZOKEN所長のコメント

◆竹下洋平(たけしたようへい)

Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長

Fiom合同会社CEO

2005年生まれ。2021年10月にFiom合同会社を設立。Z世代のクリエイターの創造性を最大化させるをミッションに、Z世代によるZ世代向けのコミュニケーションプロデュース事業、リサーチ&プランニング事業を展開している。上場企業から大企業、中小企業、ベンチャー、スタートアップ、行政や自治体と幅広い組織の支援実績を持つ。Z世代の創造性を活かし、Z世代向け広告コミュニケーションの上流設計から制作、運用までワンストップで実行支援する。

Z世代にとってのデコは、単なる『物の装飾』ではなく、SNS社会における『自分の存在証明』に近い意味合いを持っています。

情報が溢れ、他人の充実した姿が常に見える環境下において、『自分も青春を楽しめているか』という焦りは想像以上に強いものです。 

デコを通じて日常を特別に演出し、それを身近なコミュニティで共有することは、彼らが自分自身の『今』を肯定し、未来への後悔をなくすための切実な行動だと言えます。 

企業様におかれましては、この『SNSの理想とリアルな焦り』の狭間にある若者の心理を理解し、彼らが無理なく自分らしさを表現し、小さな充実感を得られるような『きっかけ』や『余白』を提供していくことが重要になるのではないでしょうか。

Z世代への訴求にお悩みの方へ

「Z世代のリアルな心理やSNS利用の実態をマーケティングにどう活かすべきか」

「SNSの拡散を狙うだけでなく、彼らのコミュニティに深く刺さる企画を作りたい」

今回の調査研究を見て、少しでもそう感じたご担当者様へ。

弊社はメンバー全員がZ世代当事者で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニーです。

Z世代ならではの感性や同世代の視点を活かしたアプローチで、マーケティングリサーチ、戦略設計から企画立案、制作、運用までワンストップで統合的にご支援しております。

Z世代や若年層向けの企画制作マーケティング/ブランディングでお困りの方はお気軽にご相談ください。

https://fiom-llc.studio.site/contact

「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」について

Z世代の創造性で未来を創る。Z世代特化の次世代型シンクタンク。

「Z-SOZOKEN」とはZ世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社が運営しているZ世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の次世代型シンクタンクです。

Z世代の実態や価値観をZ世代当事者たちが様々な観点から把握・分析。

時代の最先端をゆくZ世代の未知なる文化を解き明かし、時代を切り開く新たな価値観を探求しております。

リアルZ世代起点でZ世代に届く共感を軸としたコミュニケーションやプロモーション設計に活用できる実践的なマーケティング情報を提供しています。

公式サイト:https://z-sozoken.studio.site

Fiom合同会社について

Z世代に特化したZ世代のクリエイティブカンパニー

メンバー全員がZ世代で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニー。

Z世代の創造性を基点としたZ世代目線のアプローチを実施。

Z世代向け広告コミュニケーション領域の上流設計から制作・運用まで実行支援する。

時代の最先端をゆくZ世代の感性を活かしたクリエイティブカンパニー。

社名:Fiom合同会社
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階
設立:2021年10月15日
代表:竹下洋平
HPhttps://fiom-llc.studio.site

本件に関するお問い合わせ

メール info@fiomllc.com
お問い合わせフォーム https://fiom-llc.studio.site/contact

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
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代表者名
竹下洋平
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年10月