GumGum、業界平均比で最大90%のCO2削減を実現 — デジタル広告の配信効率で新基準を提示

コンテクスチュアル広告のグローバルリーダー「GumGum」がけん引する、広告業界のサステナビリティ最前線

GumGum(ガムガム)

コンテクスチュアル・ファーストを掲げるグローバル広告プラットフォーム「GumGum (ガムガム) 」は、デジタル広告配信における業界最高水準のカーボン効率を達成したことを発表しました。

1インプレッションあたりのCO2排出量はわずか0.48グラムと、業界平均 (1インプレッションあたり2.45g) と比較して約80%の削減を記録。

この業界平均値は、プログラマティック広告とダイレクト広告を50:50の比率で算出したもので、GumGumの配信効率はこの指標を大きく上回る結果となりました。

当社は、メディア業界の脱炭素化を推進するカーボン・インテリジェンス・プラットフォーム「Cedara (セダーラ) 」との継続的な連携のもと、アドテク業界におけるサステナビリティの最前線をけん引しています。

◾️ デジタル広告各分野におけるGumGumのCO2e:

プログラマティック広告 (自動入札で掲載される広告) では、GumGumのCO2eはインプレッションあたり0.67g。これは業界標準値の4.24gと比較すると極めて低い数値で、GumGum のカーボンフットプリントは一般のプログラマティック広告と比べ、約85%も効率性が高いことが証明されました。

ダイレクト広告 (自動入札を経ず、パブリッシャーに直接掲載される広告) はさらに効率的で、インプレッションあたりのCO2eはわずか0.06g。業界標準値の 0.66gと比較すると、90%も効率的です。

動画広告も著しい効率性を示しました。プログラマティック動画広告のCO2eはインプレッションあたり1.74g (業界標準値は4.83g) 、ダイレクト動画は1.03g (同1.25g) でした。

「デジタル広告における持続可能性の実現は、将来的な目標ではなく、我々が現在取り組んでいる課題です。ブランドもパブリッシャーも、高いパフォーマンスを発揮しつつ、高い持続可能性を達成できることをGumGumは証明した。入札プロセスやデータセンターの最適化、MFAサイト (広告のために作られたサイト) など不要なインベントリーの削除、コンテキスト広告の有効活用などで、CO2eの削減だけでなく、『責任ある広告』の新たな基準設定を我々は目指しています」(GumGum プラットフォーム運営担当シニアディレクター、カラ・ペトロセリ)

当社のカーボンフットプリントは、世界広告主連盟 (WFA) と「Ad Net Zero (アドネットゼロ) 」 – 英広告業界3団体によるイニシアティブ – が2024年6月に発表したメディアのCO2e算定法「Global Media Sustainability Framework (GMSF) 」 に準拠しています。GMSFは従来のアプローチよりも包括的かつ緻密で、一貫性も備え、より正確な測定を可能にしました。

このGMSFを活用し、当社の炭素強度算出を主導したのはAd Net Zero US 創設時の支援企業で、ネット広告業界団体「IAB Europe」のメンバーでもあるCedara。同様の算定方法は業界標準値の測定にも適用され、同一条件での比較が可能になりました。*

「広告業界は、より持続可能なメディアプラクティスへとシフトしています。GumGumはその実現可能性を明確に示しました」と語るのは、Cedaraのチーフオペレーティングオフィサー(最高執行責任者)、エリック・シー氏。「GumGumはデジタル広告業界でも有数の炭素強度を実現した。業界標準値と比較して排出量を90%以上削減できたことは、データ主導の意思決定が持続可能性とビジネス、双方を推進できることを十二分に証明したのです」

持続可能性は依然、ブランドと広告主にとって最優先事項です。当社は、パフォーマンスを犠牲にすることなく環境への負荷を軽減できるソリューション、コンテキスト広告の推進に引き続き取り組んでいます。 世界的な業界基準に準拠し、広告配信を最適化することで、デジタル広告業界のCO2eをさらに削減し、より効率性の高い未来を築いていきます。

企業が科学的知見と整合した環境目標を設定する「Science Based Target イニシアティブ(SBTi)」 の一環として、GumGum は科学的根拠に基づく排出削減目標など、より持続可能性の高い広告ソリューションを推進する術を追求しています。

*GMSF v1.1 プログラマティック業界標準値は、GMSF がデフォルト値をまだ設定していなかったため、「SRI&Alliance Digitale」イニシアティブの業界デフォルト値を利用しています。SRI &Alliance Digitaleは、デジタル向けに作られたGMSFの基盤となっています。


◾️ GumGum について

GumGum (ガムガム) は、コンテクストの力で人とブランドを結びつけるデジタル広告プラットフォームです。自然言語処理と画像認識技術を使用した高度な文脈解析を行うことで、パーソナルデータを使用せず健全で良質な広告環境を提供します。GumGumの広告モデルは、過去の行動履歴を集めるのではなく、現在進行形の心理状況(マインドセット)を理解することで、広告体験と広告効果の最適化を実現するアプローチです。GumGumは、2008年に米国カリフォルニアで設立され、現在、世界19カ国でサービスを提供しています。日本でも2017年からサービスを展開しており、ブランド価値を重視する数多くの企業のマーケティングに活用されています。

◾️ Cedara について

カーボンインテリジェンスプラットフォーム「Cedara」は、メディア業界の脱炭素化に取り組んでいます。効果の高い様々なソリューションを通じ、メディア企業が日常業務や広告キャンペーンの展開でCO2eを正確に測定し、着実に削減できるようサポート。広告業界の「ネットゼロ達成」を主導します。

Cedara はメディアサプライチェーン全体の炭素強度を明確に提示。データ主導による持続可能な意思決定と脱炭素化を促進するインサイトを、投資家に提供します。同社のアプローチは多大な影響力を持ち、企業及びそのパートナーの行動を促し、ネットゼロ経済への移行の加速化に貢献しています。

2021 年に設立されたCedaraはニューヨークに本社を構え、米・英・仏・独・豪にオフィスを展開。詳細については、cedara.io をご覧ください。

<本件に関するお問い合わせ先>

GumGum Japan株式会社

【Email】japan-marketing@gumgum.com

【公式WEBサイト】https://ja.gumgum.com/

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会社概要

GumGum Japan株式会社

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URL
https://japan.gumgum.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル3階
電話番号
03-6697-7747
代表者名
Kenzo Selby
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2017年05月