人口減少社会の中、経営者・役員の77%が「リテンションマネジメント」を「知らない」と回答
「望まない離職」を生まない組織づくりを支援する株式会社OKANは、首都圏に本社を置く企業のうちノンデスクワーカーやエッセンシャルワーカーが働く「建設業」「製造業」「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」「医療、福祉」の5業種の経営者・役員434名を対象に、「リテンションマネジメント」に関する認知調査を行いました。
<調査サマリ>
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77%が「リテンションマネジメント」という言葉について「知らない」と回答
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「リテンションマネジメント」の説明として、「従業員が長く働き続けられる状態を作ること」を含む回答を選んだ人は24.2%
▼調査結果
Q. 人事領域で使われる「リテンションマネジメント」という言葉を知っていますか
「リテンションマネジメント」とは、人事領域で使われる用語で、企業の魅力を高め人材の流出を引き留める、人材定着に関する人事施策の手法のことを指します。
首都圏に本社を置くノンデスクワーカーやエッセンシャルワーカーが働く5業種の企業の経営者・役員434名のうち、77%が「リテンションマネジメント」を「知らない」と回答しました。
Q. 人事領域で使われる「リテンションマネジメント」の説明として自分の考えと最も近いものをひとつ選んでください
「リテンションマネジメント」の説明として自分の考えに最も近いものを選択する設問では、「適材適所の配置や人材育成によって従業員が能力を発揮できる状況を作ること」の回答が最も多く、「能力の発揮」「モチベーションの維持」「パフォーマンスの向上」など、モチベーター※1に分類される要素を含む回答を選んだ経営者・役員が58%となっています。「従業員が長く働き続けられる状態を作ること」を含む回答を選んだのは4分の1以下の24.2%となりました。
今後リテンションマネジメント事業の重要性は高まることが予想される
今回の調査により、ノンデスクワーカーやエッセンシャルワーカーが働く企業の経営者・役員の間で、「リテンションマネジメント」という手法が広い認知を得ていないことがわかります。また、従業員のモチベーターとなる要素への意識が強く、ハイジーンファクター※2である「働きつづけられる」組織を作るという考え方があまり知られていない現状が明らかになりました。慢性的な人材不足が社会課題となる中で、人材採用領域であるエントリーマネジメントだけではなく、今後は人材定着領域であるリテンションマネジメントの重要性がますます高まっていくことが予想できます。
OKANは「望まない離職」を生まない組織づくりを支援し、働きつづけたい人が働きつづけられる環境づくりのため、意識調査・組織課題改善サービス「ハタラクカルテ®︎」や置き型社食®︎サービス「オフィスおかん®︎」等を通して、企業のリテンションマネジメント推進に寄与してまいります。
※1 モチベーター:動機づけ要因。仕事の達成感や責任感、成長の実感、挑戦の機会の創出など、満たされることで仕事への満足ややりがいにつながる因子のこと
※2 ハイジーンファクター:衛生要因。自身の健康状態、家庭との両立、同僚との関係、職場環境など、損なわれることによって、働き続けたい意欲があるにも関わらず、働きつづけることを諦めてしまう結果をひきおこす可能性のある因子のこと
▷「リテンションマネジメント」に関する認知調査
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調査方法:株式会社マクロミル( https://www.macromill.com/ )によるインターネット調査
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調査期間:2024年11月26日(火)~2024年11月29日(金)
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調査対象:首都圏に本社を置く「建設業」「製造業」「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」「医療、福祉」の経営者・役員
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調査人数:434名
▼株式会社OKAN 企業概要
株式会社OKANは「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッションに、望まない離職を生まない組織づくりを支援する、リテンションマネジメントカンパニーです。
働く人を支援するサービスが溢れる社会を創造し、働く人と組織がハイジーンファクター(衛生要因)を理由に働きつづけることを諦めてしまうことがない「働きつづけられる」社会を実現することを目指しています。
そのために、組織の問題を可視化し、その解消を実践支援する意識調査・組織課題改善サービス「ハタラクカルテ®︎」と、健康な従業員の創出を支援する置き型社食®︎サービス「オフィスおかん®︎」を展開しています。
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会社名:株式会社OKAN
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代表者:代表取締役 沢木恵太(Keita Sawaki)
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住所:東京都豊島区西池袋2-41-8 IOBビル6階
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設立年月:2012年12月10日
※「ハタラクカルテ」「オフィスおかん」「置き型社食」は株式会社OKANの登録商標です
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