株式会社ランプ、株式会社IVRyと業務提携を合意 AIによる電話注文の自動受付機能を共同開発

〜AIによる電話注文の自動受付機能を「アイブリー」との連携で実現、「テイクイーツ」利用店舗の業務効率化と顧客体験を向上〜

株式会社ランプ

飲食店やスイーツ店向けテイクアウトの注文受付・管理SaaS「テイクイーツ」を提供する株式会社ランプ(京都府京都市、代表取締役:河野 匠)は、対話型音声AI SaaS「アイブリー」を提供する株式会社IVRy(東京都港区、代表取締役/CEO:奥西 亮賀)と、AIによる電話注文受付の自動化を目的として業務提携を合意しました。 両社は、飲食業界におけるAI活用の先駆的な取り組みとして、本提携を通じた業界標準化を目指します。

提携の背景

近年、飲食業界ではテイクアウト・デリバリー需要が拡大する一方で、人手不足や繁忙期・営業時間外の注文対応といった課題が顕在化しています。

特に電話での注文対応は、繁忙時間帯に負担が大きく、営業時間外には対応できず取りこぼしによる機会損失も多く発生していました。

このような課題を解決するため、飲食店のDXを支援するランプと、対話型音声AIによる24時間365日の電話応答の自動化・効率化、通話分析サービスを提供するIVRyは、それぞれの強みを活かし、飲食店の“電話注文体験”をアップデートするための業務提携に合意しました。

主な業務提携の内容(今後の検討事項を含む)

  1. 「テイクイーツ」利用店舗の営業時間外・混雑時の電話注文対応の強化

    店舗スタッフが電話に出られない状況(営業時間外、ピークタイム、他のお客様の対応中など)でも、対話型音声AI「アイブリー」が24時間365日対応し、注文機会を逃さない環境を構築します。 

  2. 電話経由の予約注文受付の自動連携(今後の検討)

    従来人が対応していた店舗への予約注文受付対応をアイブリーが受付し、「テイクイーツ」の予約管理画面に自動で連携を行います。顧客は待ち時間なくスムーズに注文が可能となり、店舗側は確実な注文受付による顧客満足度の向上と売上増加を見込めます

期待される効果 

本提携により、テイクイーツ利用店舗に以下のような効果が期待されます。 

  • 営業時間外・混雑時の注文対応強化 

    店舗スタッフが電話に出られない状況でも、AIが24時間対応し、注文機会を逃さない環境を構築

  • 顧客体験・店舗価値の向上

    顧客は待ち時間を削減してスムーズに注文が可能。確実でスムーズな注文受付ができ顧客満足度が向上。

β版利用企業募集

本機能は正式リリースに先立ち、「AI電話注文受付機能 β版」の利用企業を社数限定で募集しています。ご関心をお持ちの企業様は、下記フォームよりお問い合わせください。

※募集は予定社数に達し次第、予告なく終了する場合がございます。

業務提携に際してのコメント

株式会社ランプ 代表取締役 河野 匠

この度、対話型音声AIの領域において高い技術力をお持ちのIVRy様と協業できることを、大変心強く感じております。多くの飲食店では、ピーク時間帯の電話対応による現場負荷や、注文受付の属人化など、日々の運営面での課題が顕在化しています。テイクイーツがこれまで培ってきた店舗DX支援の知見と、IVRy様の先進的なAI対話技術を組み合わせることで、より多くの店舗様に新たな価値を提供できるものと期待しております。

株式会社IVRy 代表取締役/CEO 奥西 亮賀 氏

この度、テイクアウト領域において多くの店舗様のDXを支援されているランプ様と業務提携できることを、心より嬉しく思います。 人手不足が深刻化する飲食・小売の現場において、電話対応は依然として重要な顧客接点であると同時に、業務自動化・効率化における根深い課題ともなっています。 ランプ様が「テイクイーツ」を通じて培われた業界への深い知見と顧客基盤に、「アイブリー」を掛け合わせることで、この課題を解決するとともに、顧客体験の向上を実現できると確信しております。

今後の展望

両社は共同プロジェクトを立ち上げ、テイクイーツ導入店舗においてAI電話注文受付機能の提供を先行的に開始する予定です。 あわせて、電話注文データとオンライン注文データの統合を進め、店舗運営への活用を図ってまいります。

今後も「AI × 電話 × 注文データ」を活用した新しい飲食店DXモデルの標準化を推進し、AI技術とデータ活用を軸に、飲食業界の生産性向上と持続可能な店舗運営の実現に取り組んでまいります。

「テイクイーツ」について

「テイクイーツ」は、弁当やスイーツなどを販売する店舗に自社に合わせたカスタマイズが可能な注文サイトを提供します。これにより、店舗は最短即日でオンラインでの事前予約と決済の受付を簡単に開始できます。

電話や店頭での注文受付に伴う業務の非効率性や聞き間違いによるトラブルを解消し、紙やFAXによるアナログ管理から脱却することで、店舗の"DX"(デジタルトランスフォーメーション)を推進します。

また、顧客にとっても、スマートフォンで24時間いつでも簡単に注文でき、待ち時間なしで商品を受け取れるため、店舗と顧客の双方にとって便利で快適な購買体験を実現します。

「テイクイーツ」は、リリースから4年で業界の有力企業を含む全国3,000店舗以上への導入を達成し、累計注文回数は100万件を突破しました(2025年10月時点)。

導入企業各社からは、ブランドイメージを保ちながら、テイクアウト特有の運用ニーズに応える充実した機能が高く評価されています。

さらに、百貨店や商業施設との協業を通じて、サービスの活用領域を着実に広げています。

「アイブリー」について

対話型音声AI SaaS「アイブリー」は、24時間365日稼働するAIが電話応答を自動化・標準化し、業務効率と顧客体験の質を同時に向上させます。

通話内容を自動で文字起こし・要約・分析し、FAQの自動生成や意図分類、KPIモニタリング・指標化まで対応。SFAやCRM、主要データウェアハウスとの即時連携も可能で、データ活用が難しい非構造化データを「経営資源」へと変換します。

誤情報を返さない独自技術 "ハルシネーションゼロ" により、業務自動化の信頼性も担保。オートコールと有人対応とのハイブリッド運用にも対応し、通話データを起点とした継続的な業務改善と、データドリブンな意思決定を支援します。

導入企業は、大企業から中小企業まで、規模や業種を問わず、ホリゾンタルに導入されており、2025年10月時点で47都道府県・96業界以上(※)・累計40,000件以上のアカウントを発行し、累計着電数6,000万件を超えています。

※:日本標準産業分類(令和5年)の中分類99業界をもとに計測、2025年9月末時点

会社概要

<株式会社ランプ>

代表者:代表取締役 河野 匠

設立年月:2017年2月

所在地:京都府京都市下京区七条通烏丸東入真苧屋町214番地 京都駅第5ビル5F

事業内容:テイクアウトの予約受付・管理システム「テイクイーツ」の開発・販売

企業サイト:https://lamp.jp

<株式会社IVRy(アイブリー)>

代表者:代表取締役/CEO 奥西 亮賀

設立年月:2019年3月

所在地:東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F

事業内容:クラウド型電話自動応答(IVR)サービス「アイブリー」の運営

企業サイト:https://ivry.jp/company/

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会社概要

株式会社ランプ

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URL
https://lamp.jp/
業種
サービス業
本社所在地
京都市下京区七条通烏丸東入真苧屋町214番地 京都駅前第5ビル 5F
電話番号
075-600-2721
代表者名
河野匠
上場
未上場
資本金
9億6000万円
設立
2017年02月