国分グループがAI対話エンジン「PKSHA Chatbot(パークシャチャットボット)」を導入、人事・管理部門の問合せ業務の7割を自動化

従業員に寄り添うAI窓口開設により、業務効率化と従業員体験向上を目指す

パークシャテクノロジー

株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社PKSHA Workplace(本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也)が、国分グループ本社株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長 兼 CEO: 國分勘兵衛、以下国分グループ)と、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン「PKSHA Chatbot(パークシャチャットボット)」の運用を開始しましたので、お知らせします。PKSHA Workplaceはチャットボットをはじめとする多様なAI SaaSプロダクトにより、働く人々とソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく新たな関係性を実現し、運用性の高いプロダクトを提供することで企業のDX推進を支援します。

  • 導入の背景:複数チャネルを一元化し、問合せ対応の効率化・可視化を目指す 

 国分グループでは、従来、管理部門宛の問合せ対応のために各部門が個別にメールや電話、チャットといったチャネルで対応をしていました。定型的な問合せ対応の工数に加え、対応の属人化や回答内容のばらつきが課題となっていたことから、管理部門における業務負荷の軽減と標準化・問合せデータの可視化を目指し、問合せチャネルの一元化と、属人化しない仕組みの構築に向けチャットボットの導入が検討されていました。今回、社内での将来的な運用に耐えうる日本語精度の高さと、他ツールへの連携性の高さからPKSHA Chatbotの導入が決定されました。
 

  • 導入概要:

 トライアルを行った後、2022年8月より業務改革推進部・人事総務部の問合せに対応する形で、全社員が使えるチャットボットとして運用を開始しました。コロナ禍におけるワークスタイルの変容等を受けて、特に個別問合せが増加していた人事総務部においては、チャットボット導入のタイミングに合わせ、人事総務関連の内容を網羅したポータルサイトを作成。ポータルサイトを開くと自動でチャットボットが立ち上がるように設定し、利用の定着化を図りました。現在、人事総務部においては、目標設定・評価、勤務体制、自己啓発、勤怠システム等、13カテゴリ/250件に及ぶFAQ(※)にチャットボットが回答できる仕組みが構築されています。8月のリリース後、月間最大1200件程度の問合せに対し自己解決率70%程度の水準となり、同部門の問合せ対応工数削減に繋がっています。また、2022年9月より新たにフレックスタイム制を導入するにあたって事前に想定質問の準備を行い、問い合わせ対応の自動化をしたことで、それ以外の業務への専念が可能になったという活用事例も創出されています。
※FAQ:よくある質問と回答

 

  • 今後の展望:電話やメールに代わる新たなコミュニケーションチャネルの拡大へ

 国分グループでは、まずは社内での定着化を進め、全従業員への利用率をあげると共に、さらなるFAQの充実化を目指します。今後においては、業務改革推進部・人事総務部以外への質問回答へも対応範囲を広げる他、個人IDや従業員システムと連携した上で、質問と所属拠点の関連性や、傾向による回答の出し分けといったデータ分析・活用も視野にいれています。PKSHA Workplaceは「PKSHA Chatbot」をはじめとするAI SaaSの展開を通じ、日本企業の未来の働き方と従業員体験の向上を支援すべく、邁進してまいります。

◆国分グループ本社について
 国分グループは1712年の創業以来、300年を越え、食の流通に携わってまいりました。卸売業、物流事業を展開し、全国各地のグループ企業とともに「地域密着 全国卸」としての機能を発揮し、食のインフラを支えています。
 「食のマーケティングカンパニー」として、顧客満足度No.1企業を目指し、皆さまのお役に立てる価値ある企業集団として、新たな革新に挑んでまいります。
URL:  https://www.kokubu.co.jp/
名称:  国分グループ本社株式会社
所在地: 東京都中央区日本橋1-1-1
代表者: 代表取締役会長 兼 CEO 國分勘兵衛

◆PKSHA Workplaceについて
 未来の日本の働き方を提案すべく、PKSHA AI SaaS製品の開発・販売を行っています。日本特有の働き方の課題解決に向き合い、従業員体験の向上に日々悩まれる経営者の方々に対して、コロナ禍で変容した新たな環境でも社員の才能や熱意が最大限発揮されることを支援するAI SaaS製品を企画・開発・販売していくべく設立されました。ハイブリッド・ワーク時代に合わせた社内での新しいコミュニケーションのあり方を提案してまいります。

◆PKSHA Technology グループについて
 「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。
 ※AI SaaS事業加速に向け、4月1日より「PKSHA Workplace」「PKSHA Communication」に事業再編をいたします。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000022705.html

会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

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会社概要

株式会社PKSHA Technology

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URL
http://pkshatech.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
電話番号
-
代表者名
上野山 勝也
上場
東証プライム
資本金
4926万円
設立
2012年10月