【令和の米騒動対策基金】eWeLL社長が明かす、一律20万円を全社員に緊急現金支給する真意 ~物価高騰から社員の生活を守り、持続的に企業価値を向上させる積極策のウラ側~

株式会社eWeLL

在宅医療をDXで支援する株式会社eWeLL(証券コード:5038 本社:大阪市中央区)は、急激な物価高騰、とりわけ米をはじめとした食料品価格の上昇など生活に直結する社会情勢を受け、全社員を対象に一律20万円の現金を「eWeLL令和7年度 米騒動対策基金」として2025年7月31日に支給することに踏み切った。

 

その真意について、eWeLL 代表取締役社長 中野剛人に話を聞いた。

  

■「物価高の影響は誰にとっても平等——そこに、会社として応えたかった」

―― 急激な物価高騰の中で、今回の緊急一律現金支給を決断された理由を教えて下さい。

中野社長「ここ数か月、特に米や食品・生活必需品の値上がりによって、社員全員の生活が圧迫されているのを肌で感じていました。eWeLLでは今年1月に基本給を4%ベースアップするなど、これまでも継続して対策を講じてきましたが、物価高が想定以上に長引いています。『この状況は全員にとって平等な負担増だ』と改めて感じ、今回は給与水準に関係なく、全員が同じ額を受け取れるよう“一律支給”を決断しました。」

―― 一律、という配分は意図的なんですね。

中野社長「そうです。給与水準に応じた按分だと、給与が高い人ほど支給額が大きく増えることになりますが、普段の生活費の増加分は誰もが皆同じくらいですから、ここは公平に還元したいと考えました。」

■利益は全員で分かち合う――“少数精鋭”のeWeLL

―― 社員数100人未満ながら、売上高成長率は24.3%と高い業績を維持されています。しかも、営業利益率については44.2%と、上場企業3,917社中24位となっていますが、これはどのような経営哲学によるものなのでしょうか?(※1)

中野社長「はい。我々は少数精鋭で効率的な経営を目指しています。現場の社員一人ひとりが成果をあげてくれているからこそ、このような高い数字を出せている。だからこそ、今回のように利益を株主や役員だけでなく、現場に最大限還元していくのが私たち“eWeLLらしさ”です。」

―― 米や物品ではなく、現金給付にした意図も教えてください。

中野社長「今この瞬間、社員が直面している家計の圧迫には現金が一番役立つと考えました。何に使うかは各自の優先度が違う。生活支援を最大限活かしたくて、柔軟で即効性のある現金支給に踏み切ったんです。」

■「ひとを幸せにする」その第一歩は自分たちから

―― 今後も、社員の生活を支える取り組みは行いますか?

中野社長「もちろんです。8月からは健康志向の社食を7割以上会社負担で提供する新制度の運用も始めます。どうしても物価が高くなると、食事は安く、安く抑えようと思いますが、これでは栄養が偏り健康が失われてしまいます。やっぱり社員には、塩分や脂質、過剰な添加物を取りすぎないように身体にいいものを食べて、健康に過ごしてもらいたいと思っています。私も試食しましたが、美味しい。普通こういうものは物足りない感じの味であることが多かったのですが、美味しいことが最後の決め手になりました。社員の健康と可処分所得と日々の楽しみを高める仕組みを、今後も時代に応じて拡充していきます。」

eWeLL本社 リラックススペースにて語る中野社長

―― 最後に、理念の実現に向けた取り組みについて改めてうかがいます。

中野社長「私たちは“ひとを幸せにする”をミッションにしています。すべてのひとを幸せにする第一歩は、まず社員自身が幸せであること。だから、上場企業で求められる言葉でいえば人的資本への投資を成長戦略の中心に据えています。

eWeLLは、これからも社会や経済環境の変化に柔軟に向き合い、社員を守り、価値ある成長を持続し、社会の期待に応え続けてまいります。」

■eWeLLについて

「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、DXで在宅医療の業務支援を推進し、医療従事者の業務効率化と患者QOLの向上を実現するサービスを提供しています。

訪問看護向け電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」等を展開し、全国47都道府県で5万4千人の看護師等(※2)の業務で日々利用され、延べ74万人の在宅患者(※3)の療養を支えています。

 

社名       :株式会社eWeLL
上場市場   :東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者    :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社       :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立       :2012年6月11日

事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)

URL   :eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
      eWeLL IR情報  https://ewell.co.jp/ir
      iBow公式サイト  https://ewellibow.jp
      けあログっと公式  https://carelogood.jp

受賞歴 :

2021年『第16回ニッポン新事業創出大賞 経済産業大臣賞 最優秀賞』

2022年『第21回Japan Venture Awards 中小機構理事長賞』

2023年『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2023 ジャパン』

2024年『KANSAI DX AWARD 2024 近畿総合通信局長賞(総務省)』

2025年『経済産業省 DXセレクション2025 優良事例賞』

同年  『看護DXアワード home nursing賞』

※1 営業利益率と売上高成長率は2024年12月期実績。順位は会社四季報ONLINEより2025年7月28日時点。

※2 2024年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。

※3 2024年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の延べ対象患者数。

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会社概要

株式会社eWeLL

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URL
https://ewell.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-3 大阪御堂筋ビル13F
電話番号
06-6243-3355
代表者名
中野剛人
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2012年06月