約7割が「返品対応が良いとまた購入したい」と回答、返品対応のスムーズさが再購入意向を高める──Recustomer調べ

ECでの返品・交換体験に関するアンケート調査を実施。顧客の返品ストレスを解消する体験設計がリピートを生む結果に

Recustomer株式会社

Recustomer株式会社(本社:東京都中央区、代表者:代表取締役 柴田 康弘、辻野 翔大、以下:Recustomer)は、2025年にECを利用した1,013名を対象に「返品・交換対応とブランド価値・再購入意向」に関する意識調査を実施しました。

調査の詳細は資料をダウンロード:https://recustomer.me/survey-brand-loyalty

今回の調査では、返品・交換時のストレスの多くが手続きの煩雑さや返送作業の負担に集中していることが分かりました。

申請手順の分かりづらさや梱包・集荷といった一連の作業が、返品をためらう主な要因となっており、手続き設計のわかりやすさや利便性が顧客体験の満足度を左右していることがうかがえます。

返品・交換対応がスムーズな場合、「またそのECサイトで購入したい」(「とてもそう思う」「ややそう思う」)と回答した人は約7割(77.1%)にのぼり、返品・交換のしやすさがブランドへの信頼や再購入意向に直結することが明らかになりました。

一方で、今年中に返品・交換をしていない方が、なぜ返品をためらったか理由を尋ねたところ「手続きが面倒そう(24.5%)」、「送料・手数料がかかるのが嫌だった(16.9%)」、「梱包や返送の手間が大きい(15.2%)」などが上位に挙がりました。

実際に返品をしていない方の多くも、手続きや作業の煩雑さを理由に返品に踏み切れず、体験設計の複雑さが行動を妨げる要因となっていることが分かりました。

調査サマリー

  • 返品・交換対応がスムーズな場合、「再購入したい」と回答した人は77.1%

  • 返品・交換のしやすさがECサイト選びの基準になると回答した人は68.0%

  • 返品をためらった理由の第1位は「手続きが面倒そうだった(24.5%)」となり、返品を希望しているものの諦めた方も多数

  • 返品・交換時に感じたストレスの上位は「手続きの分かりづらさ」「梱包・返送の手間」「配送手配の煩雑さ」

調査の詳細は資料をダウンロード:https://recustomer.me/survey-brand-loyalty

返品対応のしやすさが再購入意向を高める

「返品・交換対応がスムーズな場合、そのECサイトで再購入したいと思うか」という設問に対して、「とてもそう思う」(32.0%)、「ややそう思う」(45.1%)と回答した人が約77%となりました。返品・交換対応が「購入後の満足度」や「リピート率」に強く影響していることがうかがえます。

また、「返品・交換のしやすさはECサイトを選ぶ際の基準になる」と回答した人も約68%(「非常にそう思う(24.0%)」、「ややそう思う(44.0%)」)にのぼり、購入前の段階から「返品体験」がブランド選択の要素として意識されていることが明らかになりました。

返品・交換経験者が感じたストレスの実態

2025年に返品・交換を行った経験者を対象に、「返品・交換の際にストレスを感じた点」を尋ねたところ、最も多かったのは「手続き方法(申請や連絡手段)が分かりづらかった(15.2%)」、次いで「梱包や返送作業が大変だった(14.4%)」、「配送・集荷の手配が面倒だった(11.9%)」という結果となりました。

さらに、「返品条件の確認がわかりにくい(10.4%)」、「返金・交換までの待ち時間が長い(6.2%)」など、“操作の煩雑さ”や“手間の多さ”に起因するストレスが上位を占めていることが分かります。

これらの傾向から、返品プロセスの明確化・自動化・進捗の可視化が、顧客の心理的負担を軽減し、ブランド体験の向上につながると考えられます。

返品をためらう最大の理由は「手続きの煩雑さ」や「費用負担」

一方で、返品を行わなかった方を対象に理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「手続きが面倒そうだった(24.5%)」。続いて「送料や手数料がかかるのが嫌だった(16.9%)」、「梱包や返送の手間が大きいと思った(15.2%)」が続きました。

これらの結果から、返品対応における手間・不透明さ・コスト負担が“返品しづらさ”を生み出している実態が浮き彫りとなりました。

考察:購入後体験がブランドを育てる時代へ

今回の調査から、返品・交換対応のしやすさが顧客満足度や再購入意向、ブランド選択に影響する重要な要素であることが改めて明らかになりました。

特に注目すべきは、実際に返品を行った人の多くが「手続きの分かりづらさ」「梱包や返送の手間」「配送手配の煩雑さ」など、手続き面でのストレスを感じている点です。こうした体験は購入後の印象を大きく左右し、次回以降の購入意欲やブランドへの信頼にも直結します。

一方で、返品・交換がスムーズな体験を提供できるブランドは、「またこのショップで買いたい」というポジティブな循環を生み出すことができます。つまり、返品対応は“トラブル処理”ではなく、顧客との関係性を強化する重要な接点として位置づけられつつあります。

今後のEC市場では、購入前の利便性や価格競争だけでなく、返品・交換プロセスの明快さと安心感を含めた購入後を含めた体験全体の最適化が、ブランド成長の重要なドライバーになると考えられます。

Recustomerでは、返品・交換・キャンセル業務の自動化を通じて、こうした購入後体験をストレスフリーに設計する支援を行っています。

調査の詳細は資料をダウンロード:https://recustomer.me/survey-brand-loyalty

調査概要

調査方法:Webアンケート

調査対象:ECで商品を購入した経験のある全国20〜60代の男女

調査期間:2025年10月30日〜2025年10月30日

回答者数:n=1,013

■購入後体験プラットフォーム「Recustomer」について

Recustomerは、購入後の体験向上・顧客接点創造を実現する購入後体験プラットフォームです。具体的には、注文を追跡してお届け予定日を通知する「Recustomer 配送追跡」、返品・交換・注文キャンセル業務を自動化する「Recustomer 返品・キャンセル」、お試し購入を可能にする「Recustomerお試し購入」の3つのサービスを提供しています。

特別な購入後体験を提供することで、ユーザーの体験向上を実現し、EC事業者の売り上げ向上を支援します。

サービスサイトURL:https://recustomer.me/

■Recustomer株式会社 概要

会社名:Recustomer株式会社

代表取締役:柴田 康弘、辻野翔大

事業内容:購入後体験プラットフォーム「Recustomer」開発・運営

設立:2017年3月

所在地:東京都中央区銀座5丁目14−1 銀座クイント 8F

企業URL:http://recustomer.co/



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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座5-14-1 銀座クイントビル8F
電話番号
-
代表者名
柴田 康弘、辻野翔大
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年03月