日本テラデータ、「Teradata Vantage」とDACのDMP「AudienceOne®」を連携

〜3rdパーティデータを自在に活用し、カスタマーエクスペリエンスを高度化〜

日本テラデータ株式会社

東京発 – 2021年5月19日 - 企業向けコネクテッド・マルチクラウド・データプラットフォームを提供するテラデータ(NYSE: TDC)の日本法人  日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙橋 倫二、以下、日本テラデータ)は、デジタルを軸とした広告・マーケティングビジネスを国内外で展開する、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田 雅也、以下、DAC)が提供する国内最大級のデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)「AudienceOne®」と、テラデータが提供するエンタープライズ・カスタマーデータプラットフォーム(CDP)である「Teradata Vantage Customer Experience(以下、Vantage CX)」を連携したことを発表します。

近年、消費者はよりパーソナライズされたサービス、より高度なカスタマーエクスペリエンスを求めています。企業は、この要望に応えるために消費者をより高い解像度で理解し、コミュニケーションを最適化することが求められています。今回の連携ソリューションは、多くの企業が抱えるこの課題を解決します。DACのAudienceOne®は、1億を超えるデバイスのIDなど膨大なデータを保有し、そのデータを解析し高精度な3rdパーティデータを生成・提供するDMPです。Vantage CXは、あらゆる顧客関連データを統合・分析し、高度にパーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスをあらゆるチャネルを通じて実行することが出来る、クラウド向けにモダナイズされた統合型のCDPです。今回の連携により、AudienceOne®から連携・提供される3rdパーティデータをVantage CXがリアルタイムに容易に統合、顧客一人ひとりの属性データ・行動データや顧客インタラクションデータなど企業の持つ様々なデータと組み合わせて、分析することで、より簡単にそして時間をかけずに、精緻な顧客像を理解し、最適なコミュニケーションをリアルタイムに行うことがフリクションレスで可能となります。

今回の連携により、以下のような消費者に関する理解度向上とマーケティングの高度化を実現し、企業の新規顧客の獲得や既存顧客のLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を革新的に向上させます。

より詳細な消費者像の理解
  • 顧客体験に対する行動に影響を与える消費者のさまざまな特性
  • 消費者が製品やサービスにどのように出会い、検討し、迷い、価値判断を行ったか、といった検討状況
  • 消費者のいだく期待値
より多くのインサイトの獲得
  • ひとりひとり異なる嗜好と購買行動の関係の理解
  • より多くの消費者行動シナリオの策定
  • シナリオごとの見込み顧客セグメントの絞り込み
  • シナリオにもとづく製品やサービスの購買予測の精度向上
  • 購買予測にもとづくシミュレーションの精度向上
  • 消費者行動シナリオと利益率の関係性の理解
より高度なマーケティングの実現
  • ひとりひとりのニーズに合わせたコミュニケーションプランニング
  • 消費者行動にもとづくコミュニケーションのカスタマイズ
  • 消費者の変化に合わせたコミュニケーションの修正
  • 顧客満足度と利益率のバランスを維持
 

図: Vantage CXとAudienceOne®の連携

Vantage CXとAudienceOne®の連携は、リアルタイムだけでなくバッチでも行うことが可能です。

【リアルタイム連携】
消費者ひとりひとりの「いまの状況」をとらえることで、消費者のフリクションを最小限に抑え、「必要なタイミングで」、「必要なものを」、「適切な手段で」提供するという消費者に寄り添ったコミュニケーションが可能になります。

【バッチ連携】
連携するセグメント情報を活用し、高度な分析により得られたインサイトをもとに、よりビジネスに適したカスタムセグメントを構成します。最適化されたカスタムセグメントに向けたコミュニケーションによるROIの高いマーケティングが可能になります。

Teradata Vantage Customer Experience(Vantage CX)の特徴
Vantage CXは、目まぐるしく変化する消費者と企業の関係をデータを元に理解し、優れた『消費者との関係』の構築を目指す企業が直面する、さまざまな課題の解決を強力に支援するソリューションです。提供する機能は、データ(カスタマーデータプラットフォームの構築)、アナリティクス、チャネルオーケストレーション(顧客ごとに、その時々にあわせて適切なチャネルを選択しコミュニケーションを行う)の3グループにマップされています。併せて提供される、操作が簡単なユーザーインターフェースにより、これらの機能を自在に操り、無駄な時間を消費することなく、消費者を理解し、消費者との関係を築くための施策の構築に利用できます。
  • CDPの構築は、ソースシステムからのデータの取得、加工、テーブルへの挿入という一連の操作を、マウスのドラッグ&ドロップだけで、コーディングレスで定義し、ワークフローとすることができます。
  • マシンラーニングをはじめとするアナリティクスは、コーディングレスで実行可能であり、誰もが新しいインサイトを獲得できます。また、アナリティクスをワークフロー上に配置することで自動化できます。
  • リアルタイムに取得した消費者行動は、CDPにフィードバックされると同時に、分析モデルにより計算されたスコアから最適な意思決定を実施、リアルタイムコミュニケーションを、適切なチャネルを通して実現します。

「AudienceOne®」について
「AudienceOne®」(オーディエンスワン)は、1億を超えるデバイスのIDなど膨大なデータを保有し、そのデータを解析して高精度な3rdパーティデータを生成/提供する国内最大級のDMPです。オンラインデータに限らず、購買履歴や位置情報などのオフラインデータとも連携し、CRM、広告配信結果、パネルリサーチ結果など、さまざまなデータの統合や分析、可視化が可能です。また特許技術による、デバイスやチャネル間のクロスデバイス推定機能も特長です。
これにより、豊富な連携チャネルを活用し、「新規顧客の獲得」から「既存顧客のLTV向上」までフルファネルで、高度なマーケティング環境を実現します。https://solutions.dac.co.jp/audienceon

DACについて
DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、市場形成と業界成長を牽引してまいりました。
現在は、デジタルを軸とした広告・マーケティングビジネスを国内外で展開しています。コンサルテーションからプランニング、広告枠の仕入れ・販売、運用、結果解析までのトータル支援、メディアの特性を活かしたクリエイティブ制作、豊富なデータと高度なテクノロジーを掛け合わせたソリューション開発・提供や、グローバルなプロモーション支援などを行っています。
今後もDACは、"Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。" というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。

Teradata Vantageについて
テラデータの主力製品であるデータウェアハウス・ソフトウェア「Teradata Vantage」は、マルチクラウドで、ビジネスに必要なすべてのデータに透過的にアクセスし、分析できるプラットフォームを実現します。エンタープライズレベルのハイパフォーマンス、高可用性、高拡張性を備え、AIやマシンラーニングをはじめとする最新の高度なアナリティクスを行う各種言語、ツールを活用した大規模なアナリティクスを実現することで、お客様のすべてのビジネス課題に価値ある「答え」をリアルタイムで提供します。詳細はteradata.jpをご覧ください。

テラデータについて
テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にします。そして、お客様がデータを最大の企業資産として活用し、ビジネスを成長させる支援しています。詳細はteradata.jpをご覧ください。

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Teradataのロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの商標です。Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。

 

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会社概要

日本テラデータ株式会社

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URL
http://www.teradata.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂2丁目23番1号 アークヒルズ フロントタワー14F
電話番号
-
代表者名
高橋 倫二
上場
海外市場
資本金
-
設立
2007年04月