「成長意欲を持ち、必要な経験を自ら開拓」が3年連続課題のトップに
新人・若手社員の育成施策担当者1,000名対象の実態調査
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、新人・若手社員の育成施策担当者1,000名を対象にアンケートを実施し、その結果をまとめた「新人・若手社員の育成施策調査」を公開しました。新人・若手社員のOJT、Off-JT、自己啓発支援、それぞれに対して実態と課題、その改善策を聞いたところ、OJTは89%、Off-JTは84.7%、自己啓発支援は77.4%もの育成施策担当者が課題だと感じている現状や、ハイブリッド型の学びや育成の進行、自律的なキャリア形成への注目度が高まっている様子が明らかになりました。(回答者数1,000名、調査日2022年7月)。
<調査結果(抜粋)>
★新人・若手社員の成長課題トップは3年変わらず「成長意欲を持ち、必要な経験を自ら開拓する」
★OJTの主な課題は「指導側に余裕(時間)がない」など「指導者側」の問題
★Off-JTの課題に対して「『対面重視』だがオンラインも活用」などハイブリッド型への改善策が上位に
★自己啓発支援では「学ぶ動機づけ」につながる改善策の検討が多数
(調査概要)
調査方法:インターネット調査
調査対象:新人・若手社員の育成施策担当者
有効回答:1,000名
調査時期:2022年7月
→本調査報告書を無料DLする:https://www.jmam.co.jp/brochure/1278465_2381.html
課題の1位に挙げられたのは「成長意欲を持ち、必要な経験を自ら開拓する」(61.5%)でした。2020年から3年変わらずトップに挙がっており、多くの育成施策担当者が新人・若手社員に課題感を持っているにもかかわらず、改善策を見出しにくい普遍的なテーマであることがわかります。また、昨年と比較して一番ポイントが上がっていたのが、「ビジネスマナーなど仕事の基本習得」(47.8%、昨年より12.6%増)でした。ビジネスマナーは本来であれば入社初期の研修で学ぶような基本的な課題です。コロナ禍が3年目となり企業により働き方が定まってきたことで、本来の基本的な課題に目を向ける余裕が出てきた、と考えられるかもしれません。
Q. 現在、新人・若手社員にどのような課題をお持ちですか。
新人・若手社員のOJTについて、89%の育成施策担当者が、「全体的に課題がある」「部分的に課題がある」と回答しました。課題の1位に挙がったのは、「指導側に余裕(時間)がない」(64.7%)、次いで「指導側の能力によって、指導にバラツキがある」(63.6%)、「指導側の意識や能力が不足している」(42.0%)となり、OJTの主な課題は「指導者側」にあることが明らかになりました。
Q. 貴社の新人・若手社員へのOJTには現在、課題があると感じていますか。また、具体的にどのような課題があると感じていますか。
新人・若手社員のOff-JTに関しては84.7%の育成施策担当者が「全体的に課題がある」「部分的に課題がある」と回答しました。具体的な課題の1位に挙がったのは「集合研修の良さを生かし切れていない」(41.0%)。特にコロナでオンライン研修の機会が増えたことにより、「集合研修ならではの体験価値を増やしたい」と考える育成施策担当者が多いことが予想できます。一方で「オンラインの良さを生かし切れていない」(35.3%)も上位に挙がりました。各研修スタイルに応じて、その効果を最大限高めるにはどうしたらいいのか、多くの育成施策担当者が頭を悩ませていることがわかります。
Q. 貴社の新人・若手社員へのOff-JTには現在、課題があると感じていますか。また、具体的にどのような課題があると感じていますか。
新人・若手社員の自己啓発施策について、77.4%の育成施策担当者が「全体的に課題がある」「部分的に課題がある」と回答しました。課題の上位3位に挙がったのは「自発的に学ぶ習慣がない」(47.1%)、「受講率(参加率)が低い」(40.2%)、「学ぶ時間がとれない」(38.6%)となりました。自己啓発とはいえ、すべてを本人任せにしていたのでは受講率を伸ばすのは難しいということでしょう。実際、改善策を聞いた結果では、学ぶ動機づけや意欲向上を促す項目が上位にランクインしました。
Q. 貴社の新人・若手社員への自己啓発施策には現在、課題があると感じていますか。また、具体的にどのような課題があると感じていますか。
その他にもOJT、Off-JT、自己啓発支援の実態、課題に対する改善の予定、具体的な改善策などを紹介しています。それらをまとめた「新人・若手社員の育成施策調査報告書」は下記よりダウンロードいただけます。
https://www.jmam.co.jp/brochure/1278465_2381.html
■日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、創立。主な事業は、通信教育・研修・アセスメント・eラーニングを柱とした人材育成支援事業、『NOLTY』や『PAGEM』を代表とする手帳事業、ビジネス書籍の発行を中心とした出版事業。JMAMは、一人ひとりが成長することを通じて、自分らしい豊かな人生と幸せを感じられる社会をつくりたい。そのために、「思い描く未来」に向かって一歩踏み出す人のパートナーとして伴走することを目指します。
★新人・若手社員の成長課題トップは3年変わらず「成長意欲を持ち、必要な経験を自ら開拓する」
★OJTの主な課題は「指導側に余裕(時間)がない」など「指導者側」の問題
★Off-JTの課題に対して「『対面重視』だがオンラインも活用」などハイブリッド型への改善策が上位に
★自己啓発支援では「学ぶ動機づけ」につながる改善策の検討が多数
(調査概要)
調査方法:インターネット調査
調査対象:新人・若手社員の育成施策担当者
有効回答:1,000名
調査時期:2022年7月
→本調査報告書を無料DLする:https://www.jmam.co.jp/brochure/1278465_2381.html
- 主な調査結果
課題の1位に挙げられたのは「成長意欲を持ち、必要な経験を自ら開拓する」(61.5%)でした。2020年から3年変わらずトップに挙がっており、多くの育成施策担当者が新人・若手社員に課題感を持っているにもかかわらず、改善策を見出しにくい普遍的なテーマであることがわかります。また、昨年と比較して一番ポイントが上がっていたのが、「ビジネスマナーなど仕事の基本習得」(47.8%、昨年より12.6%増)でした。ビジネスマナーは本来であれば入社初期の研修で学ぶような基本的な課題です。コロナ禍が3年目となり企業により働き方が定まってきたことで、本来の基本的な課題に目を向ける余裕が出てきた、と考えられるかもしれません。
Q. 現在、新人・若手社員にどのような課題をお持ちですか。
■89%がOJTに「課題あり」と回答。具体的な課題は「指導者側」の課題
新人・若手社員のOJTについて、89%の育成施策担当者が、「全体的に課題がある」「部分的に課題がある」と回答しました。課題の1位に挙がったのは、「指導側に余裕(時間)がない」(64.7%)、次いで「指導側の能力によって、指導にバラツキがある」(63.6%)、「指導側の意識や能力が不足している」(42.0%)となり、OJTの主な課題は「指導者側」にあることが明らかになりました。
Q. 貴社の新人・若手社員へのOJTには現在、課題があると感じていますか。また、具体的にどのような課題があると感じていますか。
■Off-JTでは「集合研修の良さを生かしきれていない」「職場での行動変容につなげられていない」が課題の上位に
新人・若手社員のOff-JTに関しては84.7%の育成施策担当者が「全体的に課題がある」「部分的に課題がある」と回答しました。具体的な課題の1位に挙がったのは「集合研修の良さを生かし切れていない」(41.0%)。特にコロナでオンライン研修の機会が増えたことにより、「集合研修ならではの体験価値を増やしたい」と考える育成施策担当者が多いことが予想できます。一方で「オンラインの良さを生かし切れていない」(35.3%)も上位に挙がりました。各研修スタイルに応じて、その効果を最大限高めるにはどうしたらいいのか、多くの育成施策担当者が頭を悩ませていることがわかります。
Q. 貴社の新人・若手社員へのOff-JTには現在、課題があると感じていますか。また、具体的にどのような課題があると感じていますか。
■約77%が自己啓発施策に「課題あり」。「自発的に学ぶ習慣がない」が課題の1位に
新人・若手社員の自己啓発施策について、77.4%の育成施策担当者が「全体的に課題がある」「部分的に課題がある」と回答しました。課題の上位3位に挙がったのは「自発的に学ぶ習慣がない」(47.1%)、「受講率(参加率)が低い」(40.2%)、「学ぶ時間がとれない」(38.6%)となりました。自己啓発とはいえ、すべてを本人任せにしていたのでは受講率を伸ばすのは難しいということでしょう。実際、改善策を聞いた結果では、学ぶ動機づけや意欲向上を促す項目が上位にランクインしました。
Q. 貴社の新人・若手社員への自己啓発施策には現在、課題があると感じていますか。また、具体的にどのような課題があると感じていますか。
■「新人・若手社員の育成施策調査報告書」の無料ダウンロードはこちらから
その他にもOJT、Off-JT、自己啓発支援の実態、課題に対する改善の予定、具体的な改善策などを紹介しています。それらをまとめた「新人・若手社員の育成施策調査報告書」は下記よりダウンロードいただけます。
https://www.jmam.co.jp/brochure/1278465_2381.html
■日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、創立。主な事業は、通信教育・研修・アセスメント・eラーニングを柱とした人材育成支援事業、『NOLTY』や『PAGEM』を代表とする手帳事業、ビジネス書籍の発行を中心とした出版事業。JMAMは、一人ひとりが成長することを通じて、自分らしい豊かな人生と幸せを感じられる社会をつくりたい。そのために、「思い描く未来」に向かって一歩踏み出す人のパートナーとして伴走することを目指します。
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