コーチ・エィ コミュニケーションの捉え方をアップデートするトレーニング、「ICT(Interactive Coach Training)」を提供開始
双方向・体験型のコミュニケーショントレーニングで、価値ある社内コミュニケーションの創出に貢献
組織変革を実現するエグゼクティブ・コーチング・ファーム、株式会社コーチ・エィ(東証スタンダード9339)はマネジメント層に向けたコミュニケーショントレーニング、「ICT(Interactive Coach Training)」の提供を開始しました。
本サービスは、部下をもつ管理職や役員を対象とした、コーチングコミュニケーションのトレーニングです。1on1をはじめとした社内コミュニケーション施策の価値向上や、管理職や役員のマネジメント力向上、部下開発力の向上を目的としています。参加者は、「問う」「問われる」両方を体験する双方向のトレーニングを通じて、知識やスキルを実践する土台となる「自分のコミュニケーションスタイルへの理解」を深め、行動変容につながる気づきを得ることができます。
| 開発の経緯
近年、人的資本経営が注目される中で、人材の成長機会の創出や能力開発の一環として、多くの企業が1on1を導入しています。
この取り組みは、人材のエンゲージメント向上や組織活性化が期待される一方、期待通りの成果が得られず、むしろエンゲージメントを低下させてしまうケースも少なくありません。それは、1on1が部下の成長促進やエンゲージメント向上を目的として導入されているにも関わらず、業務連絡や指示命令といった、日頃の上司部下間のコミュニケーションスタイルから離れられないことや、そもそも1on1の目的が双方で明確化されていないなどが原因となっていることが多いようです。
1on1の本来の目的に即して、上司と部下が、共にどんな変化を創れるかを探索するコミュニケーションを目指すには、お互いの間に「問い」を置き、新しいアイデアや価値を共創するコーチングのアプローチが有用だと私たちは考えています。実際、コーチングの成果や機能のメカニズムの研究を行っている、当社の研究機関「コーチング研究所」でも、コーチングを取り入れた1on1が部下のエンゲージメントの向上に成果を生んでいることを確認しています。
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【調査対象/期間:コーチ・エィのプログラム(DCD)に参加したリーダー1,600人のステークホルダー7,041人/2021年3月~2024年6月】
※1 1on1:
開始約1ヶ月後から開始約5~6ヶ月後の間に7〜10回、相手(部下など)のために時間を取って1対1で話している
※2-1 1on1コーチング群/1on1群:
コーチングスキル7項目のスコアが平均値以上の群から1on1を受けているグループ(n=193)/平均値未満の群から1on1を受けているグループ(n=511)
※2-2 コーチングスキル7項目(7段階):
相手の話を聞く/相手が十分に話を聞いてもらえた実感がある/新しい視点を得るような質問をする/考えさせるための質問をする/変化や成長を伝える/目標に向けた行動に対して承認をする/相手の成長を支援する
*データ抽出条件:下記の5カテゴリ全てにおいて、開始約1ヶ月後のスコアが平均±1σとなるデータを使用(開始約1ヶ月後の1on1コーチング群と1on1群のスコアには有意差なし)
*5カテゴリ:1on1を受ける側が感じる効果/コーチングスキル7項目/1on1を受ける側の個人としての状態/1on1を受ける側のコミュニケーションの認識/1on1を受ける側のリーダーとしての意識や行動
コーチングを取り入れて1on1を有効に実施するには、上司が自分のコミュニケーションのスタイルを見直し、コーチ的な関わりへと変化させる必要があります。そのためには、知識やスキルのインプットだけではなく、上司自身が、部下の立場で「1on1やコーチ的な関わりが有効である」と体感していることや、内省と周りからのフィードバックを得られるコーチングの時間を通じて、自身のマネジメントに対する認識を高め、周囲にどのような影響を与えているのか気づく必要があります。そのうえで、簡単なスキルでも1on1の効果を高められるという、上司側としての成功体験を得ることが理想です。
こうした背景を踏まえ、当社は、四半世紀にわたり蓄積してきたコーチングの知見を活かし、ビジネスリーダーがコミュニケーションの本質を捉え、社内コミュニケーション施策の価値向上や、自身のマネジメント力・部下開発力の向上を目指すトレーニング、「ICT(Interactive Coach Training)」を開発しました。
| トレーニング概要
ICT(Interactive Coach Training)は、単なるスキル習得にとどまらず、コーチングの実践を通じたコミュニケーションスタイルの変化につながるよう、デザインされています。
参加者は、本トレーニングを通して、自身のコミュニケーションを見つめ直しながら、その本質を学習するとともに、ビジネス現場での効果的な対話につながる気づきを得ることができます。
【基本情報】
![](/_next/static/media/scroll_guide.f4d5c0a8.png)
サービス名 |
ICT(Interactive Coach Training) |
概要 |
知識のインプットとコーチングコミュニケーションの実践を掛け合わせた、 双方向・体験型の対面コミュニケーショントレーニング |
サービス |
法人・マネジメント層 (プロジェクトリーダー・マネージャー・課長・部長層・役員など) |
【サービスの特徴】
◉ 厳選したコミュニケーションスキルの提供
トレーニングでお伝えするスキルは、基礎から応用まで現場で活用できるスキルを中心に、コミュニケーションの変化に即効性のあるものを厳選しています。そのため、トレーニングの中ですぐに実践し、参加者自身で体感することが可能です。
◉ より深い理解へつながるコミュニケーション体験
一方的なスキル習得にとどまらず、スキルを活用してコミュニケーションを実際に体験するトレーニングです。特に「コーチングする」「受ける」双方の立場を繰り返し体験するトレーニングは、効果的な対話の本質の実感と、スキルの体系的な理解につながります。これにより、自分の特性を深く理解したうえで、新たな視点での行動変容を参加者に促します。
◉ 現役プロコーチが提供する実践的指導
当社のコーチ陣は、豊富なコーチング実績とビジネス経験を持つプロフェッショナルです。個人やビジネスリーダーへの1対1のコーチング、組織開発プロジェクトの経験に加え、社内独自の厳しいトレーニングを受けています。グローバルスタンダードな資格であるICF(国際コーチ連盟)の認定コーチ資格保有者を含む、約130名のコーチが正社員として在籍しており、その中から本サービスの提供に向けたノウハウを持ったコーチがトレーニングを担当します。
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| 株式会社コーチ・エィについて
コーチ・エィは、組織変革を実現するエグゼクティブ・コーチング・ファームです。
人と人との関係性に焦点をあて、システミック・コーチング™というアプローチで、組織全体の変革を支援する対話を通じた組織開発を推進しています。
1997年の創業(当時はコーチ・トゥエンティワン)以来、パイオニアとして日本におけるコーチングの普及・拡大に貢献してきました。クライアントの約8割(売上高比)がプライム市場に上場している大企業です。また、コーチ人材の開発にも力を入れており、今まで1万人以上のコーチを輩出してきました。
2008年にはコーチング研究所というリサーチ専門の部署を構え、世界に先駆けてエビデンス・ベーストのコーチングサービスを提供してきました。豊富なコーチング実績の分析データをもとに、コーチングに関する学術研究や成果の可視化に向けた研究に取り組んでいます。
東京のほか、ニューヨーク、上海、香港、バンコクに拠点を構え、日本企業の海外拠点はもとより、海外現地企業にもコーチングを提供しています。世界的なコーチ養成機関の草分けであるCoach Uを2019年に子会社化するなど、さらなるグローバルネットワークの拡大を図っています。
本件に関するお問合せ
株式会社コーチ・エィ IR・広報部
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