Z世代の43.4%がMBTIの相性診断を閲覧。それでも「相性は関係の答えにしない」。Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)がZ世代のMBTI診断についての第7章インサイトサマリーを公開。

相性は会話の入口であって、関係の答えではない。よく見るMBTIコンテンツは「あるある動画」68.3%が最多。断定から傾向、相性から会話のヒントへ。ブランドが守るべき余白の設計を解説。

Fiom合同会社

Z世代に特化したクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営する、Z世代の実態や価値観を分析するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、Z-SOZOKEN THINKTANK 最新調査研究レポート第4弾「Z世代のMBTI診断について」の第7章インサイトサマリー「『当てはめる』より、余白を残す」を公開しました。

Z世代当事者の視点から新たなインサイトを発掘・探求するZ-SOZOKENが、最新レポートの第7章を独自に解説します。

本調査では、全国のZ世代500名を対象にアンケートを実施しました。

第7章では、Z世代が見るMBTIコンテンツと、性格や相性を決めつけられることへの違和感を分析しています。

調査の結果、MBTIコンテンツを見る479名のうち、68.3%が「あるある動画」、43.4%が「相性診断」をよく見ると回答しました。

一方、自由記述では、MBTIで性格や相性を決めつけられることや、結果を信じすぎることへの違和感も見られました。

MBTIは相手を判断する答えではなく、本人の言葉を聞き、互いの違いについて話し始めるための「会話のヒント」になっています。

なお、本リリースおよび調査研究レポートでいう「MBTI」は、回答者が日常的にMBTIと呼ぶ無料の16Personalities診断や、4文字タイプを使ったSNSコンテンツを含みます。正式なMBTI assessmentの受検経験を示すものではありません。

「『当てはめる』より、余白を残す」第7章独自のインサイトを読み解く

本調査の第7章から、MBTIはZ世代にとって人間関係を楽しむ共通語になっている一方、性格や相性の結論として使うと、本人を見る前に関係を狭める可能性があることが明らかになりました。

・よく見るコンテンツは「あるある動画」が68.3%。

MBTIコンテンツを見る479名のうち、「あるある動画」が68.3%で最多。「相性診断」43.4%、「恋愛・人間関係分析」36.3%が続きました。

・43.4%が相性診断を閲覧。人気でも、関係の答えにはしない。

相性診断は友人や恋人との会話を始める入口になります。一方、結果を人間関係の結論にすると、本人を知る前に相手を判断することにつながります。

・自由記述に表れた、性格や相性を決めつけられる違和感。

自由記述では、決めつけに関する内容が22件確認されました。これは500件中4.4%の出現傾向であり、母集団比ではなく探索的な分析結果です。

・安全に楽しむための、3つの言い換え。

「断定」を「傾向」に、「相性」を「会話のヒント」に、「正解」を「本人の言葉」に変えることで、ラベルが会話を閉じることを防げます。

・本人が否定できる「余白」を設計する。

タイプを選び直せる、MBTIを使わずに参加できる、本人の言葉や行動で結果を上書きできる、提案の根拠を説明できる設計が求められます。

【調査研究レポート解説】第7章「『当てはめる』より、余白を残す」

レポート本編の第7章では、MBTIコンテンツの閲覧実態と、決めつけを避けるための言葉や体験の設計を、代表的な4枚のデータ・総括スライドから解説しています。

「あるある動画」68.3%、「相性診断」43.4%。人気でも、結論にすると窮屈になる。

よく見るMBTIコンテンツは、「あるある動画」が68.3%で最多でした。

「相性診断」は43.4%となっています。

「恋愛・人間関係分析」は36.3%、「解説動画」は17.5%でした。

性格の解説よりも、自分や友人を重ねて楽しめるコンテンツが支持されています。

相性は会話の入口になりますが、人間関係の答えにしてはいけません。

自由記述に表れた「決めつけ」の違和感。

自由記述では、MBTIによる決めつけに関する内容が22件確認されました。

これは500件中4.4%の出現傾向で、複数テーマの重複を含む探索的な分析結果です。

性格や相性を決めつけられ、不快に感じたという声が見られました。

タイプへの固執が偏見を生み、最初から人との間に壁をつくるという声もあります。

便利さを認めながらも、診断結果を信じすぎない距離感が見えてきます。

安全に楽しむための、3つの言い換え。

1つ目は、「あなたはこうだ」という断定を、「こういう傾向もあるかもしれない」に変えることです。

2つ目は、「合う・合わない」という相性の結論を、「違いをどう感じるか」という会話のヒントに変えることです。

3つ目は、診断上の正解より、本人の納得や違和感、本人自身の言葉を優先することです。

伝える内容が同じでも、言葉の置き方によって、受け取る側の余白は変わります。

ラベルで会話を閉じるのではなく、本人を知るために会話を開くことが重要です。

ブランドが守るべき「余白」の設計。

1つ目は、診断されたタイプを本人が選び直せるようにすることです。

2つ目は、MBTIを使わなくても企画やサービスへ参加できるようにすることです。

3つ目は、本人の言葉や行動によって、診断結果を上書きできるようにすることです。

4つ目は、なぜその結果や提案になったのか、根拠を説明できるようにすることです。

本人が結果を否定できない設計になるなら、MBTIを無理に加えない判断が必要です。

調査概要

調査名:Z世代のMBTIについての意識調査

調査対象:全国のZ世代(18歳〜24歳)

調査期間:2025年7月

分析・レポート作成期間:2025年8月〜2026年8月

調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

有効回答数:n=500

調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)

利用条件

情報の出典元として「Fiom合同会社」及び「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」であることを明記いただきますようお願いいたします。

なぜMBTIには「余白」が必要なのか

MBTIは、初対面でも自分や相手について話しやすくする共通の話題を与えます。

一方、4文字だけで性格や相性を判断すると、本人を知る前に関係を狭める可能性があります。

「このタイプだからこう」と断定せず、「こういう傾向もあるかもしれない」と伝えることが重要です。

本人の言葉を聞き、違うと思えば否定し、実際の関係に合わせて上書きできる余白が必要です。

MBTIは人を当てはめる答えではなく、本人を知るために会話を始める補助線として使うことが求められます。

本調査研究レポート完全版(全61ページ)を無料でダウンロード

今回ご紹介した内容は、調査研究レポートの第7章です。

レポート本編では、自己理解、人間関係、SNS接触、商品化、再診断文化などを分析しています。

企業がMBTIを若年層向けコミュニケーションへ活用する際の設計原則と注意点も収録しています。

少しでもご興味をお持ち頂きました方はぜひ下記よりダウンロードしてご活用ください。

Z-SOZOKEN所長のコメント

◆竹下洋平(たけしたようへい)

Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長

Fiom合同会社CEO

2005年生まれ。2021年10月にFiom合同会社を設立。Z世代のクリエイターの創造性を最大化させるをミッションに、Z世代によるZ世代向けのコミュニケーションプロデュース事業、リサーチ&プランニング事業を展開している。上場企業から大企業、中小企業、ベンチャー、スタートアップ、行政や自治体と幅広い組織の支援実績を持つ。Z世代の創造性を活かし、Z世代向け広告コミュニケーションの上流設計から制作、運用までワンストップで実行支援する。

今回の第7章で最も象徴的だったのは、43.4%が相性診断をよく見ていたことです。

「恋愛・人間関係分析」も36.3%となっています。

MBTIは、人間関係について話すための共通語になっています。

相性コンテンツは、友人や恋人との会話を始める入口として楽しめます。

一方、相性を人間関係の答えにすると、本人を知る前に結論が生まれます。

自由記述では、性格や相性を決めつけられたことへの違和感も見られました。

便利なラベルでも、信じすぎると偏見や壁を生む可能性があります。

企業が活用する際は、「あなたはこうだ」と断定してはいけません。

「こういう傾向もあるかもしれない」と、本人が否定できる言葉に変える必要があります。

相性も「合う・合わない」ではなく、違いについて話すヒントとして提示することが重要です。

本人の納得や違和感を、診断結果より優先することが求められます。

タイプを選び直し、使わずに参加し、自分の言葉で上書きできる設計が必要です。

MBTIは人を4文字に閉じ込めるラベルではなく、本人を知る会話を開くための「補助線」だと感じています。

Z世代への訴求にお悩みの方へ

「MBTIを活用した企画で、性格や相性の決めつけを避けたい」

「相性を結論ではなく、会話が生まれるコンテンツに変えたい」

「Z世代が違和感なく受け取れる言葉や表現を設計したい」

「本人が結果を否定し、上書きできる体験をつくりたい」

今回の調査研究を見て、少しでもそう感じたご担当者様へ。

弊社はメンバー全員がZ世代当事者で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニーです。

Z世代ならではの感性や同世代の視点を活かしたアプローチで、マーケティングリサーチ、戦略設計から企画立案、制作、運用までワンストップで統合的にご支援しております。

Z世代や若年層向けの企画制作マーケティング/ブランディングでお困りの方はお気軽にご相談ください。

https://fiom-llc.studio.site/contact

「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」について

Z世代の創造性で未来を創る。Z世代特化の次世代型シンクタンク。

「Z-SOZOKEN」とはZ世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社が運営しているZ世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の次世代型シンクタンクです。

Z世代の実態や価値観をZ世代当事者たちが様々な観点から把握・分析。

時代の最先端をゆくZ世代の未知なる文化を解き明かし、時代を切り開く新たな価値観を探求しております。

リアルZ世代起点でZ世代に届く共感を軸としたコミュニケーションやプロモーション設計に活用できる実践的なマーケティング情報を提供しています。

公式サイト:https://z-sozoken.studio.site

Fiom合同会社について

Z世代に特化したZ世代のクリエイティブカンパニー

メンバー全員がZ世代で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニー。

Z世代の創造性を基点としたZ世代目線のアプローチを実施。

Z世代向け広告コミュニケーション領域の上流設計から制作・運用まで実行支援する。

時代の最先端をゆくZ世代の感性を活かしたクリエイティブカンパニー。

社名:Fiom合同会社
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階
設立:2021年10月15日
代表:竹下洋平
HPhttps://fiom-llc.studio.site

本件に関するお問い合わせ

メール info@fiomllc.com
お問い合わせフォーム https://fiom-llc.studio.site/contact

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
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代表者名
竹下洋平
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年10月