地域連携イベント「食べるでつながるあべの」2日間開催　学生が作った焼き菓子など23商品を販売

辻󠄀調理師専門学校

2021年10月27日 11時00分

　プロの料理人、パティシエを育成するエコール辻󠄀 大阪（辻󠄀調グループ、校長：大引伸昭）は、同校が位置する大阪市阿倍野区の大型商業施設「あべのキューズモール」とのタイアップ企画で、2021年10月16日、17日の2日間、学生が作った商品を販売するイベント「食べるでつながるあべの」を開催しました。

　あべのキューズモール3Fスカイコートで開催した同イベントのタイトル「食べるでつながるあべの」には、食べることを楽しむことで人と繋がる、食べることから学ぶことで未来に繋がる、という意味を込めました。規格外の食材を使ったり、珍しい西洋野菜をおいしく味わってもらえるように商品を考案し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下で長引いた自粛生活後に、“食”を通して地元の方と繋がれるイベントを目指しました。

　学生たちは分散登校やオンライン授業でなかなか全員が集まることが難しく、入学して初めてのイベントに少し緊張していましたが、「一生懸命作ったのでたくさんのお客様に食べて欲しい」と、みかんマーマレード、ビーツやバターナッツかぼちゃのスープ、いちごみるくジャムや焼き菓子など多数の商品を準備し販売しました。また、日ごろ学んでいる食材の紹介をしたり、小さなお子様用に野菜の塗り絵を用意するなど、お客様との交流も楽しんでいました。

　このような地元地域と連携したイベントを通して、普段の学習成果を披露したり、商品の販売・宣伝など店舗運営の難しさも体験することができ、学生にとっては学び多き2日間となりました。次回は12月の開催を予定しています。