シリーズC 1stラウンドにて19億円を調達更なる地方創生に貢献し、『日本の食』を未来につなぐ【まん福ホールディングス】
まん福ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:加藤智治、以下 「まん福HD」)は、シリーズC 1stラウンドにおいて、ニッセイ・キャピタル株式会社、マネ―フォワードベンチャーパートナーズ株式会社が運営する「HIRAC FUND」、かんぽNEXTパートナーズ株式会社、三菱食品株式会社、千島土地株式会社、その他複数の投資家を引受先とした第三者割当増資により、合計19億円を調達したことをお知らせいたします。
これにより、エクイティによる累計資金調達額は47億円を突破いたしました。

■資金調達の目的
今回調達した資金は、創業後の約4年半で事業承継させて頂きました14社(米国内における事業含む)への収益性改善/成長への再投資、国内での新たな事業承継への投資、そして今後の中長期的な成長を可能とする本部機能の強化/拡充等に充てる予定です。
これらの投資を行うことで、連結売上規模(年間ベース)として約110億円まで拡大したグループの収益性改善を基軸に、新たな事業承継を積み上げ、更にはグループ全体でのシナジーを段階的に創出していく質的成長を目指していきます。
パート・アルバイトを含む従業員数は、グループ総勢で約1,800人となりました。
■ロールアップとエリア共和国の創出
まん福HDは、「“食”に特化した事業承継プラットフォーム」として、後継者不在の食の中小企業の事業を受け継ぎ、「暖簾と雇用」を守りつつ“第二の創業”を軌道に乗せて発展・進化していく、ユニークな事業モデルを展開しています。これまでにホールディングスによるロールアップだけではなく、承継各社によるスモールロールアップを含めて国内で13社を受け継がせて頂き、今後もその両軸で事業承継を積み上げて参ります。
事業承継させて頂いた会社において、肉と魚を軸とした4つ(熊本、静岡/神奈川、南関東、北海道)のエリアにて共和国を形成いたしました。今後は既存の4つのエリア共和国の拡大を図りながら、隣接したエリアでの新たな事業承継/共和国づくりにも挑戦し、エリア共和国同士もグループとして連携するオンリーワンのプラットフォームを目指します。
食事業の事業承継の経験値を積み上げて事業基盤を拡大させていき、世界に誇る日本の「食」を未来に繋いでいきます。そして、業界特化型の事業承継プラットフォームとして、ますます拡大する事業承継領域のゲーム・チェンジャーを目指します。

■引受先様からのコメント

ニッセイ・キャピタル株式会社
シニアキャピタリスト 堀田 芽ノ世 様
私個人のテーマとしても大好きな世界に誇る日本の食産業。その中でも大きな課題である中小事業者の事業承継問題にまっすぐに向き合っているまん福HD社に出資させて頂き、嬉しく思います。
単に事業承継を行うだけではなく、承継した会社に対して次なる成長機会を生み出し続けているまん福HD社であれば、ミッションとして掲げている『「うまい」でこの星をしあわせ一杯に。』、この言葉の通り、日本の食文化を世界に羽ばたかせることも不可能では無いと信じています。今後も加藤さん率いるまん福HD社を投資家として全力で応援していきます。

マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社 HIRAC FUND
代表パートナー 金坂 直哉 様
日本食が世界で脚光を浴びる今だからこそ、「各地で長く愛されながらも承継課題に直面している食文化を次世代につなぎ、国内外に羽ばたかせていく」まん福HD社が掲げる想いに、私たちは深く共感しています。 地域に根ざした食の灯を絶やさず、むしろ新たな輝きを与えて世界に届けていく挑戦は、日本の食文化の未来にとって極めて重要です。HIRAC FUNDは、シリーズAからともに歩んできたパートナーとして、これからも同社の成長を全力で後押ししてまいります。

かんぽNEXTパートナーズ株式会社
パートナー 遠藤 正人 様
シリーズBラウンドに続き、シリーズCラウンドでも追加投資を通じて支援の機会をいただけることを光栄に存じます。日本の「うまい」食文化を未来に繋ぐ食のプラットフォームは、創業時から掲げてきたロールアップ戦略を軸に規模の拡大が続いており、その実行力や手法の洗練度に加え、食の承継プラットフォームとしてのブランド認知は着実に高まっているものと考えます。
今回調達された資金により、組織体制の強化、新たな成長ドライバーの創出、海外展開などの非連続成長に向けた仕込みが大きく花開いていくことを期待しております。ファンドのVISION「次の一歩の、一番そばで。」のとおり、目指す未来への挑戦を引き続きサポートして参ります。

三菱食品株式会社
経営企画本部経営企画オフィス事業投資担当
訪日外国人の来日目的のトップに「日本食」が挙がるなど、日本の食文化は大きな魅力を持っています。一方、国内需要の停滞や後継者不足などにより、事業継続が難しい企業も少なくありません。この状況に対し、まん福HD社は、事業承継を通じて食文化を守り、世界へ広げることで、日本の食を“世界一魅力的な産業”へ進化させることを目指されています。
弊社も「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」というパーパスのもと、この理念に深く共感し、まん福HD社と共に日本の食の未来を創る挑戦を進めてまいります。

千島土地株式会社
代表取締役社長 芝川 善行 様
この度株主として参画できることを嬉しく思います。事業承継課題を抱える飲食事業を再成長へ導くまん福HD社の挑戦は、少子化を背景に深刻化する日本の構造的課題に正面から向き合うものです。日本の食は文化にとどまらず、高い国際競争力を有する重要産業の一つ。スタートアップの枠を超え、日本の食産業を守り成長させるこの長期的な挑戦を、長期投資家として継続的に支援していきます。
■まん福ホールディングス 代表取締役のコメント
まん福ホールディングス株式会社
代表取締役社長 加藤 智治
このたびは、多くの投資家の皆さまよりご出資を通じて、弊社の事業ならびに可能性にご期待をお寄せいただき、心より御礼申し上げます。また、株主・金融機関の皆さまをはじめ、事業をお託しくださったオーナーの皆さま、お取引先各社の皆さま、外部パートナーの皆さま、日頃よりご支持いただいているお客さま、そしてグループ約1,800名の仲間に、改めて感謝申し上げます。
弊社は創業以来、国内外14社の食関連事業を承継し、連結売上は年商約110億円規模へと成長してまいりました。
「“食”に特化した事業承継プラットフォーム」として、後継者不在という社会課題に向き合いながら、暖簾と雇用を守り、“第二の創業”を通じた持続的な成長モデルの確立に取り組んでおります。
私たちは、「『うまい』でこの星をしあわせ一杯に。」というミッションのもと、日本の食文化の大きな強みの一つである各地域に根ざした多様な食文化を大切にし、次世代へとつないでいくことに取り組んでおります。
その取り組みを通じて、日本の食産業をより強く、持続可能なものへと進化させるとともに、日本の食文化の魅力を世界へと広げてまいります。また、食産業を軸とした「地方創生 × スタートアップ」のモデルケースとなることを目指し、新たな価値創出に挑戦してまいります。
今後も、全社一丸となって邁進してまいりますので、引き続きご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

■まん福HDの事業概要
日本の中小企業において、後継者不在が社会課題となっており2025年問題とまでいわれている昨今、当社は2021年4月、食業界において豊富な経験を持つメンバーが集まり、創業しました。後継者不在に悩まれている食事業に関わる会社に特化して事業を受け継がせていただき、創業から4年間で14社(米国1社含む)の事業承継をさせていただきました。
まん福HDは、「創業者/創業家の方々の想い、会社の伝統とブランドを社員の方々とともに守り続け、承継後売却は基本的に行わずグループとしてともに成長・発展していくことをビジネスモデルとしています。」
◆会社概要◆
会社名:まん福ホールディングス株式会社
住所:東京都千代田区岩本町3-7-15 VORT秋葉原Ⅶ 5階
代表取締役社長:加藤智治
事業内容:食に特化した事業承継プラットフォーム事業

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