ソニーグループ株式会社 望月賢一氏をプロティアン・キャリア協会の顧問に招請
従業員のキャリアオーナーシップに寄り添い、人的資本の最大化へ
一般社団法人プロティアン・キャリア協会 (東京都新宿区、代表理事:田中研之輔・有山徹、以下、「当協会」)は、ソニーグループ株式会社・安部執行役専務室付組織開発アドバイザー 望月賢一氏を当協会の顧問に迎えたことをお知らせいたします。日本企業を牽引してきたソニーグループで人事の中枢を務めてきた望月氏と共に、人的資本経営・キャリアオーナーシップの推進を図っていきます。
招請背景
◆「人的資本最大化」は企業にとって必然化へ
慢性的な人手不足・賃金上昇・DX化・AIの進化など私たちを取り巻く環境は日々刻々と変化しています。
このような状況の中で組織や個人が、知識や技能を含む人的資源(Human Resources)を最大限に活用し、経済的な価値を生み出す「人的資本の最大化」は必然です。人的資源を資本(Human Capital)とみなし、単なるリソースではなく、持続的な投資や成果をもたらす対象として考えることで、人の可能性をさらにのばしていきます。
ソニーグループはSony’s People Philosophy -「 Special You, Diverse Sony」の考えの下で様々な施策を展開されています。その取り組みはまさにプロティアン・キャリア協会が目指している方向性とマッチします。
◆望月氏の顧問就任により、経営層やマネジメント層への理解促進を加速
今までのような異動・昇進などに重きを置く「組織内キャリア」から自らがキャリアオーナーシップを持つ「自律型キャリア」への転換が重要です。そのために、従業員が必要な知識やスキルを継続的に更新・向上させ、それによってキャリア資本を蓄積させていきます。
この考え方を普及させるためには、専門的な知識やリーダーシップ力を持つ人々の支援が欠かせません。特に、企業や個人の経営者やマネジメント層に対する理解と関心を深めることが重要です。ソニーグループ株式会社 望月氏がプロティアン・キャリア協会の顧問に就任したことにより、経営層やマネジメント層への理解促進・社会全体の「人的資本の最大化」を共に図っていきます。
ソニーグループ株式会社・安部執行役専務室付組織開発アドバイザー 望月賢一氏コメント
「非財務情報は未来の財務情報である」と言われるくらい、企業の人的資本経営への取組みや人材への投資が注目されています。また人生100年時代を迎えて生涯にわたるライフ&キャリアをどのように形成していくかは、一人ひとりが充実した人生を送っていく上でますます重要になってきていると感じます。
ところで、改めて考えるに「人的資本」はどこに蓄積していくものでしょうか。「人的資本経営」という言葉から、人的資本は会社に蓄積するもので所有者も会社であると理解してしまいがちかもしれません。実は、私は人的資本とは働き手である私たちに蓄積していくものだと考えています。一人ひとりの経験、知識、スキル、行動特性、人的ネットワークなどのすべてが、私たちが保有する人的資本です。保有する人的資本をいかにアップデートし、活かしていくことができるのか。これに取り組むのがキャリアオーナーシップであり、そのためにプロティアン・キャリアという考え方をフレームワークとして理解し実践したいと考える方々を支援できるよう、私も協会の皆さんとともに取り組んでいきたいと思います。
<プロフィール>
1987年 ソニー株式会社入社。長らくビジネス人事(HRBP)業務に従事し、その間に製造事業所や合弁会社での人事総務業務も経験。
2016年4月、ソニー人事センター長に就任。その後人事組織の改編を経て、2020年7月より2022年3月までソニーピープルソリューションズ(株)代表取締役社長を務めるとともに、グローバルHRプラットフォーム部門長、DE&I推進部長を兼任し、HR領域でのITソリューション活用推進(HR DX)やソニーグループ全体のDE&I推進のリード役も担ってきた。ソニーピープルソリューションズ(株)代表取締役社長退任後、現在はソニーグループ株式会社・安部執行役専務室付組織開発アドバイザーとして組織開発支援、人事渉外関連業務を担当する。
プロティアン・キャリア協会 代表理事 田中 研之輔 コメント
今までも数々のイベントやセミナーで共にご一緒していた ソニーグループ株式会社の望月氏がプロティアン‧キャリア協会の 顧問に就任されたことをとてもうれしく思います。 個人の主体的なキャリア開発への理解が年々深まっている中で、組織への浸透‧継続的な取り組みに関してはまだ課題‧そして可能性を感じています。 現場のメンバー、管理職、経営層など様々な視点をお持ちの望月氏と共に、人事領域にとどまらない、企業全体の人的資本について推進してまいります。 人的資源から人的資本へ、1人1人の可能性を最大限に引き出していきます。
<プロフィール>
法政大学キャリアデザイン学部教授/当協会代表理事
一橋大学大学院社会学研究科博士課程を経て、UC. Berkeley元客員研究員 University of Melbourne元客員研究員 日本学術振興会特別研究員SPD 東京大学/博士:社会学。大学と企業をつなぐ連携プロジェクトを数多く手がける。専門はキャリア論、組織論。社外取締役・社外顧問を33社歴任。個人投資家。著書31冊。主な著書に『プロティアン―70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本論』『キャリアの悩みを解決する13のシンプルな方法 Career Workout』がある。
当協会概要
正式名称:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
所在地:東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2F
事業概要:個人の主体的なキャリア開発と組織と個人のより良き関係創出の支援
代表理事:田中 研之輔(法政大学キャリアデザイン学部 教授)/有山 徹 (4designs株式会社 代表取締役CEO)
設立年月:2020年3月
協会WEBサイト:https://protean-career.or.jp/
メディア「Protean」:https://protean-career.or.jp/column/
Facebook:https://www.facebook.com/protean.fb
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像