葬儀の“あと”「何から手を付ければよいかわからない」が4割弱 、相続や行政手続きに課題多数 ― LDTが調査、遺族の負担軽減へ包括支援を強化
LDT株式会社「葬儀後の困りごとに関する意識調査」を実施
LDT株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:白石和也)が運営するオンライン葬儀相談サービス「やさしいお葬式」は、過去5年以内に喪主または遺族として葬儀に関わった方を対象に「葬儀後の困りごとに関する意識調査」(2025年8月、有効回答32名)を実施しました。

調査の結果、葬儀後に困ったこととして「何から手を付ければよいか分からない」36%が最多でした。また、健康保険・年金の停止27%や銀行口座・契約の名義変更24%など短期間に複数窓口を回る実務負担が浮き彫りになりました。相続では専門家への相談が必要33%と判断の難しさが目立ちました。今後、実務上あったら便利だと感じるサポートは、葬儀後のやることリスト55%、行政手続きの代行33%が上位に。
本調査は、葬儀後に必要となる相続・遺産整理を含む包括的ケアの重要性を示しており、実務と供養を横断して遺族に伴走する“アフターサポート”の整備が急務であることを明らかにしました。
本葬儀調査は、今年5月に第1回、6月に第2回、8月に第3回の調査を実施しました。
それぞれの調査結果は、以下のリンクよりご覧いただけます。
・第1回調査結果
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000053069.html
・第2回調査結果
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000053069.html
・第3回調査結果
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000053069.html
・ライフエンディングプラットフォーム
「やさしいお葬式」(https://y-osohshiki.com/)
【調査概要】
集計期間:2025年8月6日(水)〜8月15日(金)
調査方法:インターネット集計による
調査対象:20代~70代以上の男女
調査人数:全国の喪主・遺族として葬儀に関わった経験がある男女32名
小数第一位で四捨五入しており、合計が100%にならないことがあります。
■調査結果
1. 葬儀後、どのような手続きで困りましたか?(複数選択可)
「わからないことが多く、何をすればよいか迷った」:36%
「健康保険・年金の停止手続き」:27%
「特に困らなかった」:25%
「銀行口座や契約の名義変更」:24%
「公共料金や住民票の変更」:12%
葬儀後は短期間に多くの手続きが重なります。最も多かった回答は「わからないことが多く、何をすればよいか迷った」でした。年金や健康保険の停止、銀行口座や各種契約の名義変更、公共料金や住民票の変更は、役所・金融機関・保険者など複数の窓口を横断する必要があり、情報の分散と手順の不明確さが負担感を高めています。総じて、全体像と優先順位を示すガイドや、ワンストップでの伴走支援の整備が求められます。

2. 相続に関して、困った・気になったことはありましたか?(複数選択可)
「特に困らなかった」:40%
「専門家への相談が必要だった」:33%
「相続対象の把握が難しかった」:15%
「遺言書やエンディングノートがなく、故人の希望がわからなかった」:12%
「家族間での意見対立」:6%
相続に関する困りごとでは、「特に困らなかった」という声が最も多く、続いて「専門家への相談が必要だった」「相続対象の把握が難しかった」「遺言書やエンディングノートがなく故人の希望がわからなかった」などが挙がりました。判断材料や手続きの全体像が不足するなかで、家族だけでは最適解を見いだしにくく、負担やトラブルにつながりやすい構図がうかがえます。専門家への早期アクセス、合意形成の伴走支援など、順序と役割を明確にできるサポートの必要性が示唆されます。弊社は、こうした課題解決に直結するサービスとして高い需要を見込んでおります。
3. 今後、実務面であったら便利だと感じるサポートはありますか?(複数選択可)
「葬儀後のやることリストや冊子」:55%
「行政手続きの代行サービス」:33%
「相続相談や専門家紹介」:30%
「遺品整理サービス」:15%
実務面で求められるサポートでは、「葬儀後のやることリストや冊子」が最も強く求められ、続いて「行政手続きの代行サービス」「相続相談や専門家紹介」が挙がりました。リストや冊子といった可視化された手順書は心理的な安心をもたらすと同時に、行政手続きや相続、遺品整理といった個別支援へ自然につなぐ導線になります。まずは全体像と優先順位を示すチェックリストを入口に据え、代行や専門家連携へシームレスに接続する設計が有効といえます。
4. 今後、心のケアや供養の面であったらよいと思うサポートはありますか?(複数選択可)
「仏壇・墓地・納骨に関するアドバイス」:55%
「宗教者・法要の手配サポート」:24%
「グリーフケア」:6%
「特に思いつかない」:15%
心のケアや供養のサポートは、遺族にとって精神的な支えとなる重要な要素です。特に「仏壇・墓地・納骨に関するアドバイス」を求める人が半数を超えたことは、葬儀後に続く供養の選択肢が不透明であることを示しています。僧侶派遣や納骨先の紹介サービスを通じて「心のケア」と「実務支援」を両輪で提供することが、顧客満足度とサービス継続利用につながります。
サービス紹介
やさしいお葬式:24時間365日対応、明朗会計
やさしい相続:相続人調査、遺産整理、名義変更、専門家紹介まで包括サポート
やさしいお坊さん/やさしい供養:僧侶派遣・法要手配・納骨アドバイス
やさしい遺品整理:遺品整理・片付け支援

LDT株式会社 プラットフォーム事業責任者:多田裕也のコメント
今回の調査では、葬儀後に3人に1人以上が「何をすればよいか迷った」と回答し、特に行政手続きや相続の複雑さが遺族に大きな負担となっていることが明らかになりました。これは葬儀そのものだけでなく、その後の暮らしや心の整理に至るまで、包括的なサポートが社会的に強く求められていることを示しています。
「やさしいお葬式」では、これまで培った葬儀支援の実績を基盤に、行政手続きや相続相談、遺品整理、さらには仏壇・納骨・法要といった供養領域まで、トータルで伴走できる体制を強化してまいります。遺族が孤立せず、安心して次の一歩を踏み出せる社会の実現に向け、私たちは包括支援サービスの拡充に取り組んでまいります。
■LDT株式会社概要
会社名:LDT株式会社
代表者:代表取締役CEO 白石和也
設立:2019年9月20日
所在地:
<本社>
東京都渋谷区渋谷2丁目3-5 COERU渋谷二丁目 3階
<福岡支店>
福岡県福岡市中央区舞鶴1丁目1-3 リクルート天神ビル4階
<佐賀支店>
温泉ワーケーションLabo嬉野
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738 和多屋別荘内
事業内容:
AgeTech(エイジテック)プラットフォーム事業
AgeTech(エイジテック)関連のソフトウェア開発・提供事業
AgeTech(エイジテック)関連のコンサルティング事業
Webサイト:https://le-tech.jp/
■葬儀社向けサービス
・クラウド型葬儀顧客管理システム
「スマート葬儀」(https://smartsougi.jp/)
・葬儀業界専門の転職・求人・人材紹介サービス
「スマート葬儀ジョブ」(https://smartsougi-job.jp/)
■一般のお客様向けサービス
・ライフエンディングプラットフォーム
「やさしいお葬式」(https://y-osohshiki.com/)
・僧侶派遣サービス
「やさしいお坊さん」(https://y-osohshiki.com/obousan)
・介護職の求人募集、転職情報
「ケアジョブ」(https://www.mjc-carejob.com/)
・看護師の求人募集、転職情報
「ナースジョブ」(https://www.mjc-nursejob.com/)
・有料老人ホーム紹介
「有料老人ホーム情報館」(https://www.careproduce.jp/showroom.html)
・自宅、老人ホームへの訪問マッサージ
「なごみ治療院」(https://www.nagomi-rehabilimassage.com/)
■企業のお客様向けサービス
・スキマバイト対応人材マッチングシステムを自社ブランドで簡単構築
「マッチドライブ」(https://matchdrive.jp/)
・介護・看護のスキマバイトマッチングサービス
「ケアシフト」 ( https://careshift.jp/ )
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