25卒就活生に「内定獲得後の就職活動」について調査
「第一志望でない内定企業からのアプローチ」により志望度が高まる可能性は8割以上
■内定獲得後の就職活動について:7割以上が「続けたいと思う(続けている)」
「1社目の内定を獲得できた後、他社の選考を受け続けたいと思いますか?(内定獲得済みの方は、他社選考を続けていますか?)」と質問したところ、「思う(続けている)」が78.3%、「思わない(続けていない)」が18.9%、「わからない」が2.8%となりました。
■就職活動を続ける理由:1位「より志望度の高い企業の選考を受け切りたいため」(49.4%)
上記で「思う(続けている)」と回答した人に「その理由として、最も当てはまるものを1つ選択してください」と質問したところ、「より志望度が高い企業の選考を受け切りたいため」が49.4%、「第一志望ではあるが、最後まで受け切り納得した状態で就活を終えたいため」が25.3%、「内定先より、よい企業があると感じるため」が14.5%、「内定先への就職を、家族や先生に反対されているため」が7.2%、「内定先が、希望の業界・職種でないため」「当てはまるものはない」「その他」がそれぞれ1.2%となりました。
■第一志望でない企業から内定を獲得できた場合、その後の企業からのアプローチによって、志望度が高まる可能性:8割以上が「あると思う」または「少しあると思う」
「第一志望でない企業から内定を獲得できた場合、その後の企業からのアプローチによって、志望度が高まる可能性はあると思いますか?」と質問したところ、「少しあると思う」が49.1%、「あると思う」が34.9%、「あまりないと思う」が10.4%、「わからない」が4.7%、「ないと思う」が0.9%となりました。
■内定獲得後、志望度が高まる企業からのアプローチ:
「仕事内容や働き方に関する情報提供」「社員や内定者との交流機会の提供」同率1位(41.6%)
上記で「あると思う」または「少しあると思う」と回答した人に「内定獲得後、企業からどんなアプローチがあると志望度が高まりそうですか?最も当てはまるものをひとつ選択してください」と質問したところ、「仕事内容や働き方に関する情報提供」「社員や内定者との交流機会の提供」が41.6%、「面談やLINE連絡などのコミュニケーション」が15.7%、「希望勤務地かつ昇級しやすい」が1.1%、「その他」「当てはまるものはない」が0%となりました。
■志望度が高まる情報提供:半数以上が「大変さを含めたリアルな働き方」(51.4%)
上記で「仕事内容や働き方に関する情報提供」と回答した方に「どんな情報提供があると志望度が高まりそうですか?最も当てはまるものを2つまで選択してください」と質問したところ、「大変さを含めたリアルな働き方」が51.4%、「福利厚生や資格取得支援などの制度」が45.9%、「社風や社員の雰囲気について」が40.5%、「仕事のやりがい」が35.1%、「社員のキャリアアップ事例」が13.5%、「その他」が0%となりました。
■志望度が高まる交流機会:約半数が「社員との座談会(オンライン)」(48.6%)
上記で「社員や内定者との交流機会の提供」と回答した方に「どんな交流機会があると志望度が高まりそうですか?最も当てはまるものを2つまで選択してください」と質問したところ、「社員との座談会(オンライン)」が48.6%、「社員との座談会(対面)」が32.4%、「会社見学や職場体験を通じた、社員との交流」が29.7%、「社員との個別面談(オンライン)」「内定者同士での座談会やワークの実施(対面)」が27.0%、「内定者同士での座談会やワークの実施(オンライン)」が13.5%、「社員との個別面談(対面)」が8.1%、「その他」が0%となりました。
調査結果について、8年以上新卒採用支援に携わっているFuture Finder®メディア事業部長の佐藤は次のように述べています。
「株式会社リクルートが発表した『就職プロセス調査』(※1)によると、25卒就活生の5月1日時点の内定率は72.4%と前年の同じ時期を7.3ポイント上回りました。このような早期化の加速に加え、今回当社が行った調査では7割以上の25卒就活生が内定獲得後も就職活動を継続している、またはその意向があることがわかりました。
また、約半数が『より志望度が高い企業の選考を受け切りたいため』就職活動を継続しつつも、第一志望ではない企業から内定を獲得できた場合、その後の企業からのアプローチによって志望度が高まる可能性があると8割以上が回答しており、企業側からの内定承諾後のアプローチはとても重要です。
調査結果にもあるとおり、アプローチのポイントは『大変さを含めたリアルな働き方に関する情報提供』と『社員との交流』です。当社が2024年度の新入社員に行った『就職活動とキャリア観』調査(※2)においても、『入社の決め手』の2位は「成長できる環境があると感じた」(57.5%)となっており、大変さも含めこの企業でどのような成長が見込めるのかといった学生の興味関心に応えるリアルな情報提供を行うことが、志望度を高める一助になると考えます。その伝達手段は現場で働いている社員から、対面だけでなくオンラインを用いて伝えてもらうことも有効です。社員の成長を大切にしている企業だと思われることは、内定承諾の鍵となり、また、入社後のミスマッチを防ぐことも期待できます。」
(※1) 出典:「就職プロセス調査(2025年卒)」(株式会社リクルート 就職みらい研究所調べ)
(※2) 出典:「2024年度新卒学生『就職活動とキャリア観』調査」(当社調べ)
Future Finder®メディア事業部長 佐藤裕康
ジェイック入社後、中途採用支援からキャリアをスタート。その後は、マーケティング部門の立ち上げ、組織マネジメントを経て、2016年にダイレクトリクルーティングと求人メディアの2つの特徴を併せ持つ新卒採用メディア「Future Finder®」の立ち上げを担当。2020年に同事業部の事業部長に就任。
【調査概要】
調査名称:25卒就職活動『内定獲得後の動き』についての意識調査
調査対象:当社サービス「Future Finder®」登録した2025年卒学生
調査機関:自社調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2024年2月13日~4月28日
回答者数:106名
■「Future Finder®」概要
企業と学生との“特性マッチング”を行う就職支援(採用支援)サイトです。心理統計学を活用した診断エンジンを用いて、企業は自社で定着・活躍可能性の高い学生を探し出すことができ、学生は特性検査の結果をもとに、自分の特性が活かせる社風の会社組織・職(仕事)を知ることができます。ダイレクトリクルーティングと求人メディアの2つの特徴を併せ持つサービスで、18卒の支援よりスタートしており、現在は25卒、26卒の支援を行っています。
■会社概要
社名 :株式会社ジェイック
代表取締役:佐藤 剛志
設立 :1991年3月
資本金 :2億6,205万円(2024年1月末現在)
本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F(東京本社・受付)
事業所 :東北、名古屋、大阪、福岡オフィス、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ
事業内容 :フリーター・既卒・第二新卒者向けの就職・採用支援サービス「ジェイック 就職カレッジ® 」
中退者の就職・採用支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ」
新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ®」
新卒スカウトサイト「Future Finder®」
企業向け教育研修事業
既卒向け就職支援サービス:https://www.jaic-college.jp/
新卒向け就職支援サービス:https://shinsotsu.jaic-college.jp/lp/2023/
企業向け採用支援サービス:https://www.jaic-g.com/service/adoption/
企業向け教育研修サービス:https://www.jaic-g.com/service/education/
採用×教育チャンネル 「HRドクター」:https://www.hr-doctor.com/
【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック 担当:松尾
E-mail: info@jaic-g.com TEL 03-5282-7600 FAX 03-5282-7607
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