働き方が多様化する中、この2年間で2社に1社が人事評価の見直しを実施満足度は上昇したが、今の会社の制度はまだ75.8%が「見直す必要あり」の理由は⁉
「2022年人事評価に関する調査」第一弾 失敗しない人事評価制度の見直しポイントをプロが解説
AIを活用した人事評価クラウドで人事領域のDXをサポートする株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:赤羽博行、以下「あしたのチーム」)は、全国の経営者、人事担当者、一般社員を対象に人事評価に関するインターネット調査を実施しました。その結果、リモートワークなど働き方が多様化する中、この2年間で2社に1社が人事評価の見直しを実施していたことが明らかに。人事評価制度への満足度も上がり、経営者と従業員の満足度差は45→24ポイントに改善したことなどがわかりました。しかし、依然として75.8%が今の会社の人事評価制度は「見直す必要がある」と回答。失敗しない人事評価制度の見直しポイントはどういったところか?当社CEO赤羽博行より解説させていただきましたので、ご参照ください。
■あしたのチーム:「2022年 人事評価に関する調査」 第一弾
https://www.ashita-team.com/news/20221121-2/
●人事評価制度の見直しは、81.5%が実施していると回答。直近の見直し時期は、この2年の間に約半数の会社で人事評価制度の見直しが行われたことが明らかに。1年以内で行われた人事評価の見直しは、リモートワークや契約形態など様々な働き方に対応するための「ダイバーシティへの対応」が最も多く47.5%。
●現在会社で使われている人事評価制度への満足度、経営者の83.0%が「満足」しているのに対し、従業員では59.0%が「満足」と回答。2021年度の当社の調査では経営者の71.0%が「満足」に対し、従業員は26.0%と比較すると、両者とも昨年度よりも満足度は向上。
●直近で多くの企業が人事評価制度の見直しを行い満足度も向上した中でも、依然として⼈事評価制度を「見直す必要性がある」と感じている⼈は75.8%という結果に。
2. 調査対象:全国の人事評価制度を導入している企業に勤めるビジネスパーソン計400人
(役員含む経営者100名、人事担当者100名、26歳以上の一般社員100名、25歳未満の一般社員100名)
3. 調査実施日:2022年10月6日(木)~2022年10月11日(火)
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。
Q.あなたの会社では人事評価制度の見直しは行われていますか。
(単数回答)n=200 ※経営者、人事担当者のみ
経営者および人事担当者200人に人事評価の見直しの実施状況を聞いたところ、人事評価制度の見直しは81.5%が「している」と回答。そのうち「定期的にしている」のは41.0%となり、大半の会社で人事評価制度の見直しを行っていることがわかります。
直近の人事評価制度の見直し時期
Q.直近で人事評価制度の見直しが行われたのはいつ頃ですか。
(単数回答)n=200 ※経営者、人事担当者のみ
同じく経営者および人事担当者200人に直近の人事評価制度の見直し時期を聞きました。その結果、「1年以内」29.5%、「2年以内」21.0%となり、働き方改革やリモートワークの普及で労働環境が大きく変わる中、この2年の間に約半数の会社で人事評価制度の見直しが行われたことが明らかになりました。
この1年以内の人事評価制度の見直し内容
Q.1年以内で、人事評価制度はどのような見直しがされましたか。
(複数回答)n=59 ※経営者、人事担当者のみ
1年以内で人事評価の見直しを行ったと回答した人にその見直し内容を聞きました。その結果、リモートワークや契約形態など様々な働き方に対応するための「ダイバーシティへの対応」が最も多く47.5%。以下「年功序列の廃止・改善」35.6%、「報酬の決定方法」33.9%、「契約社員と正社員の評価」25.4%、「規定の評価項目の内容変更」25.4%と続きます。人事評価制度を社会や労働環境・意識の変化に対応して見直す必要性が経営・人事には求められているようです
Q.現在会社で使われている人事評価制度の満足度をお答えください。(単数回答)n=400
現在会社で使われている人事評価制度への満足度を経営者と従業員それぞれに聞いたところ、経営者の83.0%が「満足」しているのに対し、従業員では59.0%が「満足」と回答。2021年度の当社の調査では経営者の71.0%が「満足」に対し、従業員は26.0%だったこと比較すると、両者とも昨年度よりも満足度は向上する結果となりました。また、経営者と従業員の満足度の差も45ポイント差から24ポイント差に縮まりました。前述のデータでこの2年以内に人事評価制度を見直した会社は約半数だったことからも、人事評価制度の見直しがその満足度向上や経営者と従業員の意識差改善につながったものと考えられます。人事担当者に絞って見てみると、45.0%が何かしらの不満を抱えている。(「やや不満」37.0%・「不満」8%)となりました。「満足」とお答えいただいた方の中では、「3年以内に人事評価制度を見直し」が33.9%、「それより以前に見直し」が11.1%、「覚えていない・わからない」4.3%と、人事評価制度の見直しとその満足には相関性があることもわかっています。
Q.あなたは現在会社で使われている人事評価制度を見直す必要性を感じていますか。(単数回答)n=400
前述のデータの通り、直近で多くの企業が人事評価制度の見直しを行い満足度も向上した中でも、依然として⼈事評価制度を「⾒直す必要性がある」と感じている⼈は75.8%という結果に。「全体的に見直す必要がある」も24.5%あることがわかりました。評価は定期的に見直され改善されている中で満足度は改善しつつも、制度の見直しだけでなく、評価制度の運用が課題となっている状況が見えてきます。
Q.人事評価に関する項目に関して、それぞれ当てはまるものをお答えください。(複数回答)n=400
今回の全対象者(経営者/人事担当者/一般社員)に自社で導入されている制度、導入を検討したい(してほしい)制度についてそれぞれ聞いてみました。【導入されている制度】では、1位「成果型」13.0%、2位「ジョブ型評価」12.5%、3位「コンピテンシー評価」10.3%。【今後導入を検討したい制度】では、1位「ジョブ型評価」で12.5%、2位「360度評価」12.3%、3位「リアルタイム評価」10.3%という結果に。ジョブ型評価といった専門性への評価や、360度評価といった周囲への貢献評価、リアルタイム評価といった現場での成長評価などが今後のトレンドとなっていくのかもしれません。
「あしたのチーム」 CEO 赤羽博行 『失敗しない人事評価制度の見直しポイントとは?』
人事評価制度のシステムとコンサルティングを扱う当社への相談をみても、最近は「人事評価制度を構築したい」というお問い合わせよりも「人事評価制度を見直したい」というお問い合わせが増えていると感じています。ここ数年のリモートワークの普及において、企業は明確に役割分担をする必要が出てきたり、上司が部下を直接見ることができない環境になったことで、評価制度そのもののあり方が問われるようになりました。その流れで大手企業はジョブ型評価や360度評価、リアルタイム評価といった新たな評価軸の導入を進めていますが、人事課題は百社百様でトレンドに乗ろうとして失敗してしまうケースもあるので注意が必要です。
それぞれの評価制度には、メリットやデメリットがあるので、それを理解したうえで、会社の規模や戦略に合わせて柔軟に評価制度を見直していくことが重要です。また、調査結果でも出ているように見直しを実施することで満足度は上がる中でも、それでもまだ【見直す必要がある】と回答している方が75.8%いることから、見直し後の運用の重要さを見落とされる企業が多いと考えています。当社も4,000社以上の評価制度の支援を行って来ましたが、評価制度を活用し組織力を向上させている企業は運用に力を入れています。評価制度はその内容だけでなく、評価者フィードバックスキルや査定会議での甘辛の調整などの運用フェーズが最も重要です。当社サービスもこの運用支援に最も力を入れており、システムだけでなくコンサルタントによる人の支援を行っています。
株式会社あしたのチーム 代表取締役社長CEO 赤羽 博行
大学卒業後、オービックビジネスコンサルタントを経て創業から間もないベンチャーコンサルティングファームでディレクターに就任。完全年功序列の大手企業・完全実力主義のベンチャー企業、双方での経験を活かし、2009年 設立直後のあしたのチームへ社外取締役として参画。2020年11月より代表取締役社長 CEOに就任。数多くのコンサルティング現場で感じた「大半のビジネスマンが頑張りを正当に評価されず、 本来の力を発揮できていない」という現実を変えるため、『人事評価制度を通じた日本の働き方改革と生産性向上』に全てを捧げ奮闘中。
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「あしたのチームが実施した調査結果によると…
代表者 :代表取締役社長CEO 赤羽博行
所在地 :東京都中央区銀座6-10-1
事業内容:・人事評価制度の構築・運用「あしたのチーム®」
・人事評価クラウド「あしたのクラウド® HR」
設立 :2008年9月25日
■あしたのチーム:「2022年 人事評価に関する調査」 第一弾
https://www.ashita-team.com/news/20221121-2/
- 調査トピックス
●人事評価制度の見直しは、81.5%が実施していると回答。直近の見直し時期は、この2年の間に約半数の会社で人事評価制度の見直しが行われたことが明らかに。1年以内で行われた人事評価の見直しは、リモートワークや契約形態など様々な働き方に対応するための「ダイバーシティへの対応」が最も多く47.5%。
●現在会社で使われている人事評価制度への満足度、経営者の83.0%が「満足」しているのに対し、従業員では59.0%が「満足」と回答。2021年度の当社の調査では経営者の71.0%が「満足」に対し、従業員は26.0%と比較すると、両者とも昨年度よりも満足度は向上。
●直近で多くの企業が人事評価制度の見直しを行い満足度も向上した中でも、依然として⼈事評価制度を「見直す必要性がある」と感じている⼈は75.8%という結果に。
- 調査概要
2. 調査対象:全国の人事評価制度を導入している企業に勤めるビジネスパーソン計400人
(役員含む経営者100名、人事担当者100名、26歳以上の一般社員100名、25歳未満の一般社員100名)
3. 調査実施日:2022年10月6日(木)~2022年10月11日(火)
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。
- 人事評価制度の見直しについて
Q.あなたの会社では人事評価制度の見直しは行われていますか。
(単数回答)n=200 ※経営者、人事担当者のみ
経営者および人事担当者200人に人事評価の見直しの実施状況を聞いたところ、人事評価制度の見直しは81.5%が「している」と回答。そのうち「定期的にしている」のは41.0%となり、大半の会社で人事評価制度の見直しを行っていることがわかります。
直近の人事評価制度の見直し時期
Q.直近で人事評価制度の見直しが行われたのはいつ頃ですか。
(単数回答)n=200 ※経営者、人事担当者のみ
同じく経営者および人事担当者200人に直近の人事評価制度の見直し時期を聞きました。その結果、「1年以内」29.5%、「2年以内」21.0%となり、働き方改革やリモートワークの普及で労働環境が大きく変わる中、この2年の間に約半数の会社で人事評価制度の見直しが行われたことが明らかになりました。
この1年以内の人事評価制度の見直し内容
Q.1年以内で、人事評価制度はどのような見直しがされましたか。
(複数回答)n=59 ※経営者、人事担当者のみ
1年以内で人事評価の見直しを行ったと回答した人にその見直し内容を聞きました。その結果、リモートワークや契約形態など様々な働き方に対応するための「ダイバーシティへの対応」が最も多く47.5%。以下「年功序列の廃止・改善」35.6%、「報酬の決定方法」33.9%、「契約社員と正社員の評価」25.4%、「規定の評価項目の内容変更」25.4%と続きます。人事評価制度を社会や労働環境・意識の変化に対応して見直す必要性が経営・人事には求められているようです
- 人事評価制度への満足度について
Q.現在会社で使われている人事評価制度の満足度をお答えください。(単数回答)n=400
現在会社で使われている人事評価制度への満足度を経営者と従業員それぞれに聞いたところ、経営者の83.0%が「満足」しているのに対し、従業員では59.0%が「満足」と回答。2021年度の当社の調査では経営者の71.0%が「満足」に対し、従業員は26.0%だったこと比較すると、両者とも昨年度よりも満足度は向上する結果となりました。また、経営者と従業員の満足度の差も45ポイント差から24ポイント差に縮まりました。前述のデータでこの2年以内に人事評価制度を見直した会社は約半数だったことからも、人事評価制度の見直しがその満足度向上や経営者と従業員の意識差改善につながったものと考えられます。人事担当者に絞って見てみると、45.0%が何かしらの不満を抱えている。(「やや不満」37.0%・「不満」8%)となりました。「満足」とお答えいただいた方の中では、「3年以内に人事評価制度を見直し」が33.9%、「それより以前に見直し」が11.1%、「覚えていない・わからない」4.3%と、人事評価制度の見直しとその満足には相関性があることもわかっています。
- 現在会社で使われている人事評価制度への評価
Q.あなたは現在会社で使われている人事評価制度を見直す必要性を感じていますか。(単数回答)n=400
前述のデータの通り、直近で多くの企業が人事評価制度の見直しを行い満足度も向上した中でも、依然として⼈事評価制度を「⾒直す必要性がある」と感じている⼈は75.8%という結果に。「全体的に見直す必要がある」も24.5%あることがわかりました。評価は定期的に見直され改善されている中で満足度は改善しつつも、制度の見直しだけでなく、評価制度の運用が課題となっている状況が見えてきます。
- 人事評価のトレンドについて
Q.人事評価に関する項目に関して、それぞれ当てはまるものをお答えください。(複数回答)n=400
今回の全対象者(経営者/人事担当者/一般社員)に自社で導入されている制度、導入を検討したい(してほしい)制度についてそれぞれ聞いてみました。【導入されている制度】では、1位「成果型」13.0%、2位「ジョブ型評価」12.5%、3位「コンピテンシー評価」10.3%。【今後導入を検討したい制度】では、1位「ジョブ型評価」で12.5%、2位「360度評価」12.3%、3位「リアルタイム評価」10.3%という結果に。ジョブ型評価といった専門性への評価や、360度評価といった周囲への貢献評価、リアルタイム評価といった現場での成長評価などが今後のトレンドとなっていくのかもしれません。
「あしたのチーム」 CEO 赤羽博行 『失敗しない人事評価制度の見直しポイントとは?』
人事評価制度のシステムとコンサルティングを扱う当社への相談をみても、最近は「人事評価制度を構築したい」というお問い合わせよりも「人事評価制度を見直したい」というお問い合わせが増えていると感じています。ここ数年のリモートワークの普及において、企業は明確に役割分担をする必要が出てきたり、上司が部下を直接見ることができない環境になったことで、評価制度そのもののあり方が問われるようになりました。その流れで大手企業はジョブ型評価や360度評価、リアルタイム評価といった新たな評価軸の導入を進めていますが、人事課題は百社百様でトレンドに乗ろうとして失敗してしまうケースもあるので注意が必要です。
それぞれの評価制度には、メリットやデメリットがあるので、それを理解したうえで、会社の規模や戦略に合わせて柔軟に評価制度を見直していくことが重要です。また、調査結果でも出ているように見直しを実施することで満足度は上がる中でも、それでもまだ【見直す必要がある】と回答している方が75.8%いることから、見直し後の運用の重要さを見落とされる企業が多いと考えています。当社も4,000社以上の評価制度の支援を行って来ましたが、評価制度を活用し組織力を向上させている企業は運用に力を入れています。評価制度はその内容だけでなく、評価者フィードバックスキルや査定会議での甘辛の調整などの運用フェーズが最も重要です。当社サービスもこの運用支援に最も力を入れており、システムだけでなくコンサルタントによる人の支援を行っています。
株式会社あしたのチーム 代表取締役社長CEO 赤羽 博行
大学卒業後、オービックビジネスコンサルタントを経て創業から間もないベンチャーコンサルティングファームでディレクターに就任。完全年功序列の大手企業・完全実力主義のベンチャー企業、双方での経験を活かし、2009年 設立直後のあしたのチームへ社外取締役として参画。2020年11月より代表取締役社長 CEOに就任。数多くのコンサルティング現場で感じた「大半のビジネスマンが頑張りを正当に評価されず、 本来の力を発揮できていない」という現実を変えるため、『人事評価制度を通じた日本の働き方改革と生産性向上』に全てを捧げ奮闘中。
- 報道関係者様へ
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「あしたのチームが実施した調査結果によると…
- 会社概要
代表者 :代表取締役社長CEO 赤羽博行
所在地 :東京都中央区銀座6-10-1
事業内容:・人事評価制度の構築・運用「あしたのチーム®」
・人事評価クラウド「あしたのクラウド® HR」
設立 :2008年9月25日
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像