Helpfeel、生成AIと高精度OCR技術を活用した「PDFからFAQの生成機能」をリリース。企業のFAQ初期構築を劇的に効率化
145個の生成記事中、誤りは1個のみ。規約類、マニュアル類を効率的にFAQ化し正確性も担保
株式会社Helpfeel(京都府京都市、代表取締役/CEO:洛西 一周、以下「当社」)は、FAQ検索システム「Helpfeel(ヘルプフィール)」において、生成AIと高精度のOCR技術を活用した「PDFからFAQの生成機能」を7月3日より提供開始したことをお知らせいたします。
本機能の自社テストでは、2つのPDF(18ページ)から合計145個のFAQ記事が自動生成され、そのうち誤った情報を含む記事は1個のみという正確性の高い記事生成を実現しています。本機能により、規約、マニュアル、営業資料、IR資料をはじめとしたPDFコンテンツをすばやく、正確にFAQ化することが可能になりました。これにより初期構築にかかる工数を削減し、企業や行政におけるカスタマーサポート業務の効率化を支援いたします。
■「PDFからFAQの生成機能」の開発背景:
FAQがなくてもPDFがあれば、効率的にFAQ構築が可能に
FAQ検索システム「Helpfeel」の導入・支援を行う中で、カスタマーサポートの現場から以下のような声が寄せられておりました。
「PDFマニュアルは大量にあるが、FAQ作成の手が回らない」
「更新頻度の高いマニュアルをFAQ化したいが、人員に余裕がない」
「業務マニュアルからどのようにFAQを作成すれば良いか分からない」
これらの課題を解決し、カスタマーサポート現場の工数を最小限に抑えながら、効率的にFAQを構築する手段として「PDFからFAQの生成機能」を開発いたしました。
■「PDFからFAQの生成機能」の概要:
PDFを読み込ませるだけ。高精度OCRでFAQ記事を正確に自動生成
文字要素を的確に読み取る「高精度のOCR技術」と「当社独自の生成AIプロンプト」により、PDFをインポートするだけで正確性の高いFAQ記事が自動的に生成されます。
本機能を活用することで、規約、マニュアル、営業資料、IR資料、通達、ホワイトペーパーなど、既存のPDFコンテンツから初期構築の工数をかけずにFAQを構築することが可能です。PDFに変換すれば、どのような資料からもFAQ記事を生成できます。
PDFをFAQ化することで、どこに何が書いてあるか読まないとわからない状態から、調べたいことを検索して見つけ出せるようになります。企業や行政における、ナレッジの共有や積極的活用に寄与します。
■自社テスト結果:
18ページのPDFから、145個のFAQ記事を自動生成。誤った記事は1個のみ
本機能の事前テストとして、独自に用意した「家電取扱説明書(4ページ)」および「就業規則(14ページ)」を用いて実験し、生成されたFAQ記事を「Helpfeel」のFAQ記事を担当するテクニカルライターが厳しい基準で評価を行いました。
この結果、2つのPDF(18ページ)から合計145個のFAQ記事が自動生成され、そのうち微調整のみで一般に公開できる記事は7割以上、明らかに誤った内容の記事はわずか1個のみと、高い正確性を確認できました。なお、誤った記事を生成した原因は特定されており、今後のアップデートで解消される見込みです。
<テスト結果>
<テストの生成結果(一部)>
■「PDFからFAQの生成機能」のご利用方法
本機能は、メールやチャットなどの履歴のテキストからFAQ記事を自動生成できる、Helpfeelの「FAQのドラフト生成ツール(Generative Writer)」上でご利用いただけます。
Helpfeel導入企業様には無償で本機能をご提供しておりますので、ご利用を希望される場合は当社担当者までお問い合わせください。
■「PDFからFAQの生成機能」を拡充し、さまざまな文書への適用を研究中
今後、さらなる利便性の向上を目指しており、PDFに変換する前のWord、PowerPoint、Google Document、Google Slideなどの様々なファイル形式から直接本機能をご利用いただけるように機能拡充を検討しております。
■制御可能なAI「Helpfeel AI」について
当社は、慶應義塾大学環境情報学部教授であるテクニカルフェローの増井や、経済産業省の「未踏IT人材発掘・育成事業」で選出された「未踏スーパークリエータ」のエンジニアを複数擁し、プロダクトの研究開発を積極的に推進しております。
高度な自然言語処理および生成AI活用(機械学習・深層学習技術)に関するアルゴリズムにおいても、数年前から社内ワーキンググループを立ち上げ、研究開発を行っています。未成熟なAIによるハルシネーションや情報漏洩から企業の信用低下リスクを防ぎ、正確な情報をAI利用者に届ける「制御可能なAI」というコンセプトのもと、主に、AIのための統合的なデータ編集・分析・改善環境の開発と、「制御可能なAI」のための誰にとっても使いやすいインターフェース開発に注力しています。
FAQの検索システム「Helpfeel」上で使用できるAI機能群「Helpfeel AI」は、このAI研究開発のワーキンググループが主導しています。これまでに5つのAIソリューションを提供しており、2024年6月から1年間に「意図予測検索2(2024年6月24発表)」を含め、AIを用いた新機能やサービスを3つリリースする計画です。
Helpfeel AI プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000334.000027275.html
Helpfeel AI 特設ページ:https://www.helpfeel.com/helpfeel-ai
■FAQの検索システム「Helpfeel(ヘルプフィール)」について
カスタマーサポートの負荷を劇的に削減
「Helpfeel」は、AI技術を活用した特許取得の検索技術で、顧客が調べたい意図を予測して自己解決へ導くSaaS型のFAQサービスです。
問い合わせを「風」に例えるとFAQは「防風林」。防風林が機能しない場合、疑問の強風にあおられ、問い合わせに追われてしまいます。防風林(FAQ)を機能させることで、強風(問い合わせ)の被害を防ぐことが可能です。不要な問い合わせを減らし、カスタマーサポート(CS)を劇的に効率化、CSコストを削減して利益を創出します。
Helpfeelサービスサイト:https://www.helpfeel.com
▼Helpfeel受賞歴
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「Industry Co-Creation(ICCサミット)KYOTO 2023」
ガーディアン・アワード優勝、ガーディアン・カタパルト優勝 -
「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」FAQシステム部門 6つの賞受賞
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「Industry Co-Creation(ICCサミット) FUKUOKA 2023」ガーディアン・アワード優勝
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「2021年度グッドデザイン賞」受賞
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「Industry Co-Creation(ICC)サミットKYOTO 2021」
「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」優勝
▼Helpfeel導入企業(一部)
株式会社Helpfeel
創業:2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)
代表者:代表取締役/CEO 洛西 一周
京都オフィス:〒602-0023 京都市上京区御所八幡町110−16 かわもとビル5階
東京オフィス:〒105-7105 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階
サイト:https://corp.helpfeel.com/
株式会社Helpfeelは、2007年に米国シリコンバレーで創業したSaaSスタートアップです。経産省IPA未踏ソフトウェア創造事業天才プログラマー認定された洛西 一周(CEO)と、米Appleに招かれてiPhoneのフリック入力システムを開発したUI研究の第一人者・増井 俊之により誕生しました。
Helpfeelは「情報格差(ナレッジギャップ)」という社会問題に向き合い、3つのクラウドサービスの開発・運用を行っています。
・AI技術を活用した特許取得のFAQの検索システム
『Helpfeel(ヘルプフィール)』https://www.helpfeel.com
・組織が変わるナレッジイネーブルメントツール
『Helpfeel Cosense(コセンス)』https://cosen.se/product
・画像や動画の瞬間キャプチャー/共有ツール
『Gyazo(ギャゾー)』https://gyazo.com/about
【Helpfeelに関する資料ダウンロード・お問い合わせはこちら】
お問い合わせ:https://www.helpfeel.com/contact
サービス資料:https://www.helpfeel.com/download_resource/helpfeel_service_guide
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