【年次総括】2025年振り返り〜 QommonsAI導入600自治体・20万人、Surfvote月間60万PV、ミッション策定で意思決定のアップデートを加速〜

社会実装が進んだ1年。プロダクト・組織・想いがそろって前進した2025

ポリミル

2025年12月31日 10時51分

生成AIの社会実装を牽引するPolimill株式会社（本社：東京都港区／代表取締役：伊藤あやめ・谷口野乃花）は、2025年に配信したプレスリリースおよび主要な取り組みを振り返り、年次総括としてまとめました。

2025年は、行政の業務基盤を支える生成AI「QommonsAI（コモンズAI）」の導入が全国600自治体・20万人規模へと拡大するとともに、市民参加型プラットフォーム「Surfvote（サーフボート）」が月間60万PVに到達するなど、プロダクトの社会実装が大きく前進した一年となりました。

Polimillは、行政と市民、それぞれの現場に存在する「意思決定の難しさ」に向き合いながら、AIによる業務支援と、市民の声を可視化する仕組みを両輪として展開してきました。
本年はそれらの取り組みが、単なる実証や検証の段階を越え、実際の意思決定プロセスを支える基盤として根づき始めた年でもあります。

また、事業の成長と並行して、Polimillが目指す社会像や価値観を言語化するミッションの策定にも取り組みました。ミッションを共通の軸として据えることで、プロダクト開発や組織運営における意思決定のスピードと一貫性が高まり、次のフェーズに向けた基盤づくりが進んだ一年でもありました。

本総括では、こうした2025年の歩みを振り返りながら、Polimillが社会の意思決定をどのようにアップデートしてきたのか、その軌跡を整理します。

◾️イベント・登壇の振り返り（抜粋）

デジタル庁ハッカソン優秀賞を受賞

デジタル庁が主催するハッカソンにおいて、Polimillが開発する法令AI「コモンズLawScopeAI」が優秀賞を受賞しました。民間企業としては最高順位の評価を獲得しています。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000508.000088829.html

内閣府主催『マッチングピッチ2025』に選出・登壇

内閣府主催の『マッチングピッチ2025』に選出され、トークセッションおよびスタートアップピッチの両部門に登壇しました。
官民連携や社会課題解決に向けた生成AIの活用について発信し、行政・事業者・スタートアップの接点となる場で、Polimillの取り組みやビジョンを共有しました。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000591.000088829.html

【満員御礼】「地域×Tech九州」へ出展

博多国際展示場＆カンファレンスセンターで開催された「地域×Tech九州」に出展し、行政向け生成AI「QommonsAI（コモンズAI）」の取り組みについて紹介しました。
会期中は多くの自治体関係者に来場いただき、生成AIの実務活用や導入に関する具体的な相談が寄せられるなど、現場での関心の高まりを実感する機会となりました。

プレスリリースはこちら👉：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000518.000088829.html

博多国際展示場&カンファレンスセンターにて自治体向けのすごい生成AI！コモンズAIの解説を行いました

日本最大級のスタートアップ展示会「Startup JAPAN EXPO 2025」に出展

プレスリリースはこちら👉：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000515.000088829.html

東京ビッグサイトにて「QommonsAI」と「Surfvote」の紹介を行いました

◾️QommonsAI（コモンズエーアイ）の振り返り（抜粋）

導入拡大と、行政現場で“使える”運用への進化

QommonsAIは、行政・自治体向け生成AIとして導入シェアNo.1（※当社2025年12月調べ。他サービスとバンドルされていない単体プロダクトにおいて）を獲得しました。
現在、全国約600自治体・約20万人の自治体職員に利用されており、ほぼ毎日2〜3自治体が新たに導入を開始するなど、行政AIのデファクトスタンダードとしての地位を確立しています。

600自治体・20万人が選んだQommonsAI

導入自治体数は600を超え、行政データの検索・活用を「探す」から「横断的に使いこなす」へと再構築しました。膨大な行政文書や過去データへのアクセスを高速化し、日常業務における意思決定を支える基盤として活用が広がっています。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000612.000088829.html

QommonsAI LGWAN無償化を発表

自治体における導入のハードルとなっていた予算制約を越えるため、2026年4月よりQommonsAIのLGWAN接続版を無償提供する方針を発表しました。より多くの自治体での活用を見据え、生成AIの公共実装を加速させる取り組みです。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000599.000088829.html

デジタル庁「法制事務における生成AIの活用等に関する技術検証」プロジェクトを受託

デジタル庁が実施する法制事務領域での生成AI活用に関する技術検証プロジェクトを受託し、国の業務基盤における実証に参画しました。行政実務の高度化に向けた、生成AIの実用可能性を検証しています。プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000520.000088829.html

◾️Surfvote（サーフボート）の振り返り（抜粋）

「参加の総量を伸ばし、議論を社会と接続」

Surfvote（サーフボート）は、Polimill株式会社が運営するデジタル民主主義プラットフォームです。
社会課題や政策テーマに対して、ユーザーが投票・コメント・議論を行い、SNS形式で他者の意見を学びながら合意形成を促進します。

Surfvoteが月間60万PVを突破

Surfvoteは月間60万PVを突破し、直近約3カ月で10万PV増という成長を記録しました。
市民の関心と参加が着実に拡大していることを示しています。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000586.000088829.html

横浜市の18区で意見投票を実施

横浜市内の全18区を対象に、Surfvoteを活用した意見投票を実施しました。
地域ごとに異なる課題や関心を可視化し、市民一人ひとりの声を集約することで、自治体施策や地域づくりに活かすことを目的とした取り組みです。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000527.000088829.html

メディア連動による意見表明の拡張

月刊誌『Voice』との連動企画を開始し、記事で提示された社会課題についてSurfvote上で意見募集を実施しました。「読む」だけで終わらない、市民参加型の議論空間を拡張しています。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000560.000088829.html

◾️会社ミッション・目指すステージの明確化

「信頼性と組織の軸を整え、挑戦を加速」

新ミッションの策定

第一回京都会議にて、新たなミッション「のこしたいみらいをともにつくる」を策定しました。
行政向けSaaSにおいて重要となる運用品質と信頼性を軸に、意思決定をアップデートする挑戦を明確にしています。

プレスリリースはこちら👉: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000596.000088829.html

プライバシーマーク(Pマーク)認証を取得

QommonsAIおよびSurfvote双方に関わる個人情報の取り扱いについて、プライバシーマーク認証を取得しました。公共領域で求められる信頼性の強化を進めています。

プレスリリースはこちら👉：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000576.000088829.html

情報セキュリティ・品質管理に関する国際規格認証を取得

Polimillは、情報セキュリティマネジメントの国際規格「ISO/IEC 27001:2022」および、品質マネジメントシステム（QMS）の国際規格「ISO 9001:2015」の認証を取得しました。
公共領域で求められる高い信頼性と運用品質を担保し、安心して利用できるサービス提供体制の強化を進めています。

プレスリリースはこちら👉：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000574.000088829.html

プレスリリースはこちら👉：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000575.000088829.html