アフターコロナ時代、バーチャル体験をもたらす「Web AR」広告が加速する理由

#アフターコロナ  #AR  #体験型広告

2020年6月26日 10時00分 株式会社アドウェイズ

2020年6月8日、株式会社アドウェイズは、Web AR(拡張現実)を活用した新しい体験型広告「Interactive AR AD」の提供を開始しました。


https://www.adways.net/press/adways476.html


アドウェイズグループは、世の中に価値を提供するため、さまざまな新規サービス・プロダクトの開発に取り組んでおります。次世代移動通信システム5Gによって起こるパラダイムシフトや、ARやVRなどの世界を拡げる新技術に合わせ、現在、アドウェイズではクリエイティブテックを用いた「体験性のある広告」に重点を置き、開発を進めています。


しかしなぜ今、体験性のある広告にニーズがあるのでしょうか。


今回は、体験型広告「Interactive AR AD」をリリースした意図、そしてアドウェイズが考えるインターネット広告の未来について、事業責任者の野田よりお話しさせていただきます。





アドウェイズ・ブランドマーケティング事業部、責任者の野田です。私たちアドウェイズは創業より約20年の間、インターネット広告企業として事業を展開しています。


昨今、5GやIoTデバイスなどのテクノロジーの進化、そしてアフターコロナに待ち受ける私たちの生活様式の変化など、社会は大きなターニングポイントを迎えています。


そんな中、アドウェイズが株式会社Mawariと共同開発をし、提供を開始したものが「Interactive AR AD」です。ARで表示された商品やキャラクターなどの3Dモデルを回転、ズーム、色変更をするなど、ユーザーが実際に触れることができる体験型広告。アドウェイズグループが提供する全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN MODE:ENGAGEMENT(※1)」において配信が可能となります。



ARはスマートフォンで利用できるという利便性がありながらも、これまでは専用アプリをインストールする必要がありました。しかし、今回アドウェイズが提供を開始した「Interactive AR AD」では、専用アプリのインストールの必要はなく、スマートフォンのブラウザ上でAR体験を楽しむことが可能になります。


また、「Interactive AR AD」を利用する企業はARを通じて、バーチャル体験やブランドの世界観をユーザーに訴求することが可能になるため、商品やブランドの魅力をよりリアルに伝えることができることも期待できます。


アドウェイズが「AR」に注力する理由

テクノロジーが大幅に進化をし、間もなく10年に一度のパラダイムシフトが起きるとも言われている中、その発展がきっかけで、広告の表現の仕方も変化するでしょう。


そこで私たちは数年前より、クリエイティブテクノロジーを駆使した「インタラクティブ広告」と呼ばれる手法にフォーカスをし、開発を進めてきました。簡単に説明をすると、先述した「Interactive AR AD」のように、広告の中で3Dモデルをユーザーが見て触れる「体験性のある広告」のことです。


現在は、広告過多の時代。ユーザーからすると、広告は“嫌われもの”なのかもしれません。ゆえに、表現方法も時代に合わせて変化させていきたい、いや、変えなければならないのです。後述しますが、アドウェイズが「ブランドマーケティング事業部」を立ち上げたのも、そういった思いを強く持っているからです。


最先端のテクノロジーを利用し、ユーザー・広告主の相互コミュニケーションが取れ、なおかつ“クリーン”な手法でも効果が出せる広告手法が世の中に必要である。そう、私たちは考えています。


アフターコロナの世界で

スマートフォンデバイスを利用した「AR」技術は、仮想空間と現実空間を繋ぐことができ、相互体験を行えるもの。テレビやPCでは利用できない、スマートフォンならではの体験でしょう。


もちろん、ARを使ったコンテンツは以前より存在していますが、先述の通り、これまでは専用のアプリをダウンロードしなくてはなりませんでした。しかし、通信インフラの進化によって「Interactive AR AD」のように、技術の進化によりARがWEBブラウザ上でも利用できるようになり、ユーザーにとって新鮮な広告を配信することも可能になったのです。


間もなく訪れる5G時代では、さらに大容量のデータ通信を低遅延で配信できるようになるため、広告クリエイティブのリッチ化や配信デバイスの多様化は今以上に進化するでしょう。小さい頃、SF映画で夢見た未来が現実に近づいているのです。




そして、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、AR広告の流れが大きく変化しています。例えば、本来であれば店舗に訪れて出来るはずだったことが、現在は簡単には行えない状況。そのため、店舗側はAR技術を駆使し、ユーザーがスマートフォンでも従来と同じような体験ができるような展開を進めています。そういった意味では、今年は「AR広告元年」になるかもしれません。


アドウェイズのポリシー

最後に、我々が昨今どういったポリシーで広告事業を展開し、どんな事業に注力をしているのかを簡単にお話しできればと思います。


昨今のデジタル広告市場では、「ビューアビリティ」「アドフラウド」「ブランドセーフティ」などの、いわゆる“広告毀損問題”が深く根付いています。(※2)



このような問題もあり、先述の通り広告自体が嫌われてしまっている状況が続いています。ただそれは、広告事業を展開する私たちにとって大変悩ましいことであり、なおかつ業界全体が向き合い、変えていかなければならない問題です。


私たちもたくさんの失敗や成功を繰り返しながら「より本質的な、そして意味のある広告は何だろう」と日々模索を続けています。そしてその現状を払拭するため、私たちは数年前より、透明性・健全化を目指した配信プラットフォームの開発や、ユーザーにとって価値のある広告、クリエイティブの企画・制作を進めてきました。


「ブランドマーケティング事業部」を設立したのは、そんな強みを少しでも新しい領域で生かし、業界の変化に貢献できるかもしれないと考えたことが大きなきっかけです。クリエイティブテクノロジーを駆使した技術・サービスで、広告業界全体の改善を微力ながらも行っていくことができれば、私たちにとってそれほど嬉しいことはありません。


今後もアドウェイズが提案する「新しい広告の手法」にどうぞご期待ください。



(※1)

UNICORNはKPI達成を重視した広告配信を行う「パフォーマンスモード」、デジタルアドを活用してユーザーとの接触機会を増やす「エンゲージメントモード」の2種類を揃えており、「Interactive AR AD」は「エンゲージメントモード」でご利用いただける機能となります。


(※2)

ビューアビリティ: 掲載された広告のうち、実際にユーザーが視認可能であったインプレッションの比率のこと。

アドフラウド:広告詐欺や不正広告のこと。

ブランドセーフティ: 広告を出すことによりブランド毀損につながるリスクを回避する取り組みのこと。