これは写真工房ぱれっと札幌中央店に勤務する入社2年目の社員の話。

石川七海 25歳。

ウェディングプランナーになることを夢見てブライダルの専門学校を卒業後、東京の結婚式場に新卒として就職。

そこで、ずっと憧れていたウェディングプランナーという夢を叶えることができました。

しかし、一生に一度のお二人の幸せな瞬間をお手伝いする、ということは簡単ではなく

社会経験もないことから、苦労する日々が続いていました。

耐えきれなくなってしまった私は、一年足らずで諦めてしまい北海道に帰ってきました。

自分に自信がなくなり、自分は社会不適合者だ、もう社会人にはなりたくない。そう思うようになり、転職もせずにアルバイト生活を送っていました。

3年が経った頃、友人と会った際に夢に向かって大変ながらも追いかけ、やりがいを感じ

て働いている姿が輝いているように見えました。

このままではダメだ、自分ももう一度社会に出てキャリアを積みたい。自信を持ちたい。と感じるようになりました。

写真工房ぱれっととの出会い

そんな中、写真工房ぱれっとと出会い、アルバイトで入社をしました。フォトスタジオとはどんなお仕事をするのだろう、ブライダル以外にもいろいろあるのだとうかと、何もわからない状態で、社員を目指して業務を日々こなして過ごしていました。

しかし、「社員にならないか」という話がなく月日が過ぎていくうちに自分がここで何をしたいのか、迷走するようになりました。

そんな時に店長から「石川は社員になって、何がしたい？なにかやりたいことはある？」と伝えられた時に、心が動きました。

今までブライダルしか考えていなかったから、なんとなくブライダルのことを考えていたけれど、成人式を迎えるハタチのお嬢様の振袖を一緒に選んでいる時やコーディネートを考えている時もすごく楽しい、もっと成人を盛り上げていきたい！という気持ちに気づくことができました。

ハタチのお嬢様を幸せな気持ちにしたい、という覚悟

「私は、社員としてぱれっと成人を盛り上げていきたいです」と覚悟を決め、「ぱれっとの成人を盛り上げて、札幌で一番愛される成人独立店舗を作る」という夢を掲げました。

そして社員となって札幌中央店のチーフに就任し、ハタチの概念が変わりゆく時代と共に新プランの企画や広告撮影などのディレクションを務めてきました。

初めての成人イベントを体験した「白い雪の成人式」

令和3年度の成人式が中止になった際に、残念に思うハタチのお嬢様を目の当たりにしました。

振袖を着ることを諦めてしまったお嬢様、少しでもお友達に会いたくて振袖を着て出かけるお嬢様など様々な思いを持ったハタチの子たちがいました。

成人式が無くても一生に一度のハタチの記念だからこそ「振袖を着る機会を諦めて欲しくない」と強く感じたことがきっかけとなりました。

2021年1月10日、成人式が中止になってしまったハタチの子たちに向けて「白い雪の成人式」イベントを開催。

大通公園にフォトブースを設け、振袖姿でお友達と一緒に記念写真を残していただくことができました。

100名以上の新成人が集まり、たくさんの笑顔を見ることができました。

次はたくさんのお嬢様にぱれっとの振袖を選んでもらいたい

令和4年度の成人の皆様は「自分たちも成人式が中止になるのではないか？」と不安に感じることが多かったと思います。

そんな中で、「成人式開催が決定」し新成人の皆様の中で不安と喜びが入り混じったように感じます。

ですが、私たちにとってはとても嬉しい朗報でした。一生に一度のハタチの記念を儀式として行われることへの安心と成人式の開催が決定したからには、振袖を着てほしいと強く思いました。

ぱれっと初の合同振袖展示会を開催

2021年10月30日、31日にぱれっと初の合同振袖展示会を開催しました。

10月末といった遅い時期ではありましたが、開催が発表された今この希望を絶対に逃して欲しくないと想い、感染症対策を整えたうえでイベントを迎えました。

完全予約制で人数制限を設けての開催となりましたが、80組近くのお嬢様が参加し

振袖を選んでくださいました。

ビジュアルに手が届きやすく、自分らしいスタイルを求めて

イベントでは今まで自身が広告撮影でディレクションしたビジュアルを見て振袖を探しに来てくださるお客様もいて、ハタチのお嬢様目線で求めているビジュアルを作ることができていたのだと、とても嬉しく感じる場面もありました。

コロナの不安はありながらも、振袖が着たいと思っているお嬢様がこんなにもいたのだと実感することができました。

しかし大成功だけでは終わらない、悔しさも残った。

無事に展示会を終えることができましたが、初めての2店舗合同ということもあり、少し店舗間でのライバル意識がスタッフの中で起きていました。

一つになって盛り上げる！ということよりも、合同でやるけど店舗毎で盛り上がる！といった空気感に、売上は店舗で差が出てしまう場面もありました。

もちろん、店舗で売上に差が出てしまったことの悔しさもありますが

何よりも悔しかったのは「チーム全員でひとつになる」という部分が欠けてしまっていたところが何よりも悔しい気持ちになりました。

その悔しさに共感し声を上げてくれたのが、ファクトリー店の店長でした。

「この悔しさを、次につなげレベルアップしたイベントを作りたい」

この言葉に、またイベントをやりたい！もっと最高のイベントを作り上げたい！と

賛同するメンバーが多くいました。

今回のイベントに参加しなかったメンバーも新たに加わり、新チームでの「振袖展示会　第二弾」開催が決定しました。

振袖展示会第二弾開催が決定

今回のイベントは令和5年、令和6年度のお嬢様に向けた振袖展示会を開催いたします。

ぱれっと初のサッポロファクトリーホールを貸し切りにし二日間140組限定で開催。

せっかくイベントホールを貸し切りにするのだから、ただの展示会ではつまらない！

記憶に残るようなインパクトのある空間を届けよう！

成人になる、大人になる一歩を踏み出す時に夢を持ってもらいたい。

私が夢に向かって、こうしてイベントを企画して夢の過程を楽しんでいるように

お嬢様にも夢を持つことへの誇りや自信、そして日々を楽しみながら過ごしてほしいと

願っております。

そんな思いを込めて今回のテーマは、

「夢を叶えるハタチ」

まだ夢を持っていない、自分に自信がないお嬢様もこのイベントに参加することで、夢を見つけそこに向かって一歩踏み出せるようなきっかけになる時間になってほしいと

思っております。

夢を持っているお嬢様には、夢を持つこと声に出すことは恥ずかしいことではない、

絶対に叶えたいという気持ちをより感じてほしいと思います。

等身大の学生モデルのファッションショーで、自分らしさを。

イベントでは学生モデルによるファッションショーを予定しております。

音と光の演出も加えた、迫力のある舞台を作成しております。

ぱれっとでは初の試みでもあるので、私たちにとっても学生モデルさんにとっても大きなステージへの挑戦となります。

最近の時代ではシンプルなデザインの振袖をファッションのようにスタイリングするのが流行となってきています。

トレンドを取り入れたり、「自分らしさを表現できる自分スタイル」といったメッセージ性を込めたステージにしたいと考えております。

イベントは2022年1月29日、30日。開催まであと5日。

このイベントでは、初のホール貸切といった大規模イベントへの挑戦でもあり

私たちにとっても大きな一歩となるステージになります。

完全予約制の専用予約フォームからご予約いただけるシステムで現在、90組以上のお嬢様にご予約いただいております。

新型コロナウィルスが再流行していく中ではありますが、ここで諦めることなく万全な状態を作り上げていきます。

イベントのリーダーとして、私ができること。

今回もイベントの統括リーダーを務め、新メンバーも加わりながら大規模でのプロジェクトを成功させたいと強く思っています。

準備期間から、スタッフ一人一人の夢をきき、自分の夢も伝えチームを作っていきました。

メンバー全員が、このイベントで夢を持つことに自信が持てた、叶えられたと思ってもらえるように、スタッフもお客様も夢を叶えられる日にしていきたいと考えております。

さらに、イベントの予約の段階でお嬢様に夢を聞いているので

夢を語り合える時間と空気感を作っていきたいなと思っております。

新店舗事業に挑戦し、札幌で愛される振袖専門店を

イベントで出会ったお嬢様からたくさんの夢や理想の声をきき、自分自身も夢を叶えられるよう、新店舗事業を進めていきたいと考えております。

札幌で一番愛されるようなお店を目指していけるよう、これからも努力し夢の実現に向け進んでいきます。

■写真工房ぱれっと合同振袖展示会 Vol.2

日時：令和4年1月29日(土) / 1月30日(日)  2日間限定！ 

場所：サッポロファクトリーホール

受付：10:00の部/13:00の部/16:00の部/17:30の部

※各回20組限定（最終時間のみ10組限定）

応募フォームはこちら

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfulBY_quCWzKpVYPtVTUd9FmCf_DQ8aduO3rdewe1Y1jyfmw/viewform

●写真工房ぱれっと・三景スタジオでは、石川のように熱意をもって一緒にクリエイティブをしていく仲間を募集しています。自分の可能性を広げて挑戦したいという方、ぜひご連絡ください。