未経験の学生でも採用⁉ 独自のエンジニアインターンに込められた学生への想い。

#エンジニア  #学生  #インターン

2020年6月25日 19時30分 株式会社いえらぶGROUP

2022年から通年採用が実施されることもあり、採用ステップの一つとして存在感を増してきているインターンシップ。その中でも特に注目されている職種のインターンシップがあります。


それは、エンジニアインターンシップ。

理系の学生が、既に持っている技術で企業に参画してサービスを開発するという内容で、ニュースでもよく聞かれるようになってきました。ただ、耳触りのいい言葉とは裏腹に、その実態は、独学で技術を身に着けた学生を企業が青田買いし、あわよくば囲い込もうとしている場合がほとんどです。未経験の学生にじっくり時間をかける長期インターンはなかなか存在しません。


こうした現状がある一方で、いえらぶGROUPのインターンでは、未経験で技術も知識もない学生を、積極的に採用しています。すでに技術を持つ学生を採用した方が、会社のためになるのは明らかなのに、なぜそうしないのか?担当者に聞いてみました。


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株式会社いえらぶGROUP 商品開発本部 総合商品部

課長 馬場 あきほ インターン責任者


2016年入社。プログラミングは全くの未経験でありながら、内定者時代からエンジニアとして新規プロジェクトの企画・開発に携わる。現在は課長として2つの部署のマネジメントをしつつ、UI/UXチームの責任者を兼任。



いえらぶGROUPのインターンとは

――具体的にいえらぶGROUPのインターンはどのようなものなのでしょうか?


馬場: 主に未経験の人を対象にしたエンジニアインターンです。2か月ほどの長期プログラムで前半が研修、後半は実務に分かれています。「業界にイノベーションを起こしていくためにも、次世代のエンジニアを育てていこう」という想いで始めた事業で、学生を応援する意味を込めてインターン生でも有給で取り組んでもらっています。


詳しくはこちらの特設サイトへ

https://www.ielove-group.jp/recruit/intern/


――有給で未経験からエンジニアインターンができるのは珍しいですよね。


更に、商品開発本部 横断チーム・現場のエンジニア自身で、インターンを運営していますが、そこにも何か想いがあるのでしょうか。


馬場: 純粋に、エンジニアのことだからエンジニアが教えるという話ですね。このインターンでは、前半で一通りコードが書けるようになってから、後半で実際に私たちの商品である「いえらぶCLOUD」の開発の一部に入ってもらいます。そうなると実際にエンジニアとして業務に携わっている人しか教えられないわけで、人事部とは別の部署でやるのは自然なことでした。

もちろん人事や他の人の助けがあってできることです。



都庁を望みながらの業務、壮観です……。


実務にこだわるインターン

――学生がすぐに実務に携わることは、会社として大変なことだと思うんですが、どうしてそこまで実務にこだわるんでしょうか。


馬場: 経験してほしいからです。

世の中には人事や営業、接客など色んな仕事がありますけど、それらは大抵内容が想像できます。想像以上に大変なこともあるとは思いますが、アルバイトの延長にある仕事も多く、やることは学生にも理解できるはずです。

でも、エンジニアはなかなか分からないんです。想像すらできない、関わらない人は大人になっても一生関わることはまず無いと思います。


今の時代プログラミング言語の勉強は、比較的簡単にできるようになりましたが、実際のエンジニアが何に悩み苦しみ、何を楽しいと思っているのかを、生々しく体験できるのは現場だけで、そして実際の案件をこなすことでしか分からないんです。


だからバグの対応やアップデートも学生が見ているところでやりますし、実際の社員とすぐ隣で仕事をして、「エンジニア」を体験してもらいます。



社員に混じって開発するインターン生。カラフルな柄シャツが洒落てます。



未経験の人にそこまで深く「現場」を体験してもらうのは何故

――学生にとって実際のアップデート等に関わるほど「現場」を体験できることは珍しいと思います。どうしてそこまでこだわるのでしょうか。


馬場: エンジニア、という職業に出会うきっかけになって欲しいと思っています。実は私がそうでしたが、エンジニアをやる機会がなかなか無いと思います。

大学では社会人類学を専攻して、プログラミングなんて全然したことなかったんです。でもいえらぶで内定者時代にプログラミングの勉強をして、新卒で入ってすぐ新規プロジェクトの開発責任者になったんです。きっと何とかなる、って引き受けたんですけど、全然何とかならなくて(笑)。全くの手探りで、もがいてもがいて少しずつサービスの開発をしました。すごく大変で苦しかったんですけど、でも同時に自分の作るものが形になるエンジニアがとっても楽しくなってきたんです。

今でも最初のプロジェクトが一番印象に残っているお仕事で、この経験が今の仕事にも活きているんです。


だから、今の学生の人たちにも、そういう体験を早いうちにしてもらいたいですし、「未経験でもエンジニアになれるんだ!」というワクワクを感じてもらいたいです。このインターンを通して「エンジニア」に出会って欲しいですね。

そうして一緒にいえらぶで働くことができれば嬉しいですけど、そうでなくても、次世代を担う彼ら、彼女らにとっていえらぶでのインターンの経験が役立てばいいな、と思っています。



実際にインターンシップを実施して

――馬場さんの想いが詰まったインターン、実際にこの春から始めてどうでしたか。


馬場: 未経験でできることもあって、学生からの需要はあると思っていたんですけど、そもそも新型コロナウイルスの影響で、学生が来てくれるかが心配でした。

でも結果的には杞憂に終わって、今は一期生の学生が頑張って開発してくれています。世界一周をした学生や休学してインターンしている学生など、色んなバックグラウンドを持った学生が集まってくれて、すごく嬉しいです。

そしてそんな彼ら、彼女らが、かつて私が歩いた道で同じようにつまずくのを応援しながら見守る毎日です。細かく教えてあげたい気持ちでいっぱいですけど、なんとか心を鬼にして、自分で悩み、苦しみ、手探りでもがく、という経験をしてもらっています。まるで親心です(笑)。



実際のインターンの様子をSNSで確認する

Twitter: https://twitter.com/ielove_bootcamp

Instagram: https://www.instagram.com/ielove_bootcamp/


今後の展開

――最後に、一期生を迎えたインターンの今後の話をお願いします。


馬場: 現在は一期生がそろそろ定員です。ただ、時期を空けずに二期生、三期生とどんどん繋げていきたいと思っています。

また社内でも、エンジニアインターンを見て、ウチの部署でも、という動きが少しずつ出てきています。今後はそちらも楽しみです。




・株式会社いえらぶGROUPについて


いえらぶGROUPは「ITを使って不動産会社様の業務を効率化する」「誰もが快適に住まいを探せる環境をつくる」という使命のもと、2008年に設立した不動産×ITサービスの運営会社です。不動産会社様の日常業務を支援するクラウドサービス「いえらぶCLOUD」は全国12,000社以上で利用されています。また、近年深刻化する「空き家問題」に取り組むメディアの運営や、「おとり広告」を未然に防ぐ独自機能の開発などを通して、住まい探しをサポートしています。

いえらぶGROUPは今後も不動産業界のIT化を促進し、よりよい“住”環境の実現に向けて努めてまいります。


いえらぶGROUPについてはこちらから

https://www.ielove-group.jp/


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あとがき


これを執筆している私も実は、いえらぶGROUPでの学生インターンをさせて頂いています。読んでくださっている企業の方に、一学生としてぜひ言いたいことがあり、あとがきを書きました。

結論から述べると、インターンを実施するならば是非学生を大事にして欲しいということです。


通年採用が本格化していく中で、今後ますます就職の早期化が進むと考えられます。早くから企業に評価されたい学生の立場は、今にも増して弱いものとなるでしょう。インターンハラスメントなんて言葉も、いつか出てくるかもしれません。そうなる前に、学生に真摯に向き合ったインターンを少しでも意識して頂ければ、幸いと思っています。


今回のインタビューでは、本当に楽しそうにエンジニアについて語る馬場さんがとても印象的でした。いくつか参加したことのあるインターンの中でも、特に学生目線のインターンで、馬場さんの想いの活きたインターンだと強く感じています。


これらをSTORYとして書かせて頂けることに感謝。。。