【コロナ禍の中でみせる埼玉の女性起業家の底力！】File0 株式会社アイエフラッシュ代表取締役　南まゆ子氏

まつげエクステ

2020年8月12日 15時54分一般社団法人 HERS PROJECT

HERS PROJECT代表も務める南氏。

Q1.コロナウィルス流行での影響や自社業の変化やコロナのマイナスをビジネスチャンスに変えるような事業展開を考えていますか？

2020年3月1日に「アイズ新所沢店」と「アイズ春日部店」、4月1日に「アイズ深谷店」と「アイズ鴻巣店」の合計4店舗を新規開店予定だった。久しぶりの新規出店だったのに、新型コロナ流行と4店舗の新規オープンの計画が重なってしまい、開店はできないし、4月、5月は売上が半分以下で毎日胃が痛くなっていました。まさかこんなことになるとは誰も思っていなかった、もちろん私も。

私は埼玉県内に１０箇所以上、他店舗展開しているので、毎月固定費がかかります。

スタッフ約７０名のお給料や社会保険料は払わなくてはいけないし、休業しても全店舗分の家賃や広告費も。

何か対策をと思いましたが、先が全く見えずに精神的にもとても苦しい期間でした。

そんな時に相談に乗ってくれたり最新の情報をくれたのは地域の経営者や友人起業家たちでした。同じ状況だからこそ、そういった仲間がいて本当に助かりました。

そういった繋がりに助けられたこともあり、私がやっているHERSPROJECTという女性起業家団体で8月から交流活動も始めることになりました。

https://hers-project.com

まだ状況が良くなったわけではないですし、これからも対策を考え徹底的に対策をしないといけません。

「まつげサロンアイズ」でも感染症対策を徹底し安心したサービスを提供できるよう、今まで以上に管理指導を徹底していきたいと思います。

チャンスという点では、今までの人材不足、少なかった求人が少しづつ増えたことです。

周りの美容サロンは早々と閉店や解雇をする小規模店舗が多いなか、弊社は4月5月をなんとか乗り越えました。まつげエクステ施術は現在、美容師の免許が無いと施術ができ無いため、まつげ業界全体が慢性的な人材不足でした。まつげエクステ技術は国家資格保持者のみ施術可能な技術なのですが、美容学校で教えているところは少ないのが現状です。

弊社では7年前からまつげエクステのスクールを併設し、入社後はお給料をもらいながらそのスクールで３ヶ月～６ヶ月程度、技術と接客を学びます。

http://if-lash.com/recruit.html

上記のようなスクールでしっかりとした技術が学べるということもあり、他のお店で解雇されてしまった新卒の子や他県からの技術者の応募が増え、少しずつですが良い人材が集まってきているというのが少しですが、ピンチがチャンスに変わったという点かなぁ。