酵素のエキスパート・関西酵素が考える〈家族みんなで使えるほど肌に優しいのに、しっかりと悩みも洗い流せるボディソープ〉の開発ストーリー

薬用ボディーソープ

2023年6月28日 10時00分関西酵素株式会社

私たち関西酵素は、1969年の創業以来、酵素のエキスパートとして、入浴剤をはじめとした基礎化粧品・トイレタリー製品の商品開発に携わっております。“酵素”をコンセプトとした製品や機能性の高い化粧品の開発を中心に行っており、その中でも洗浄系の商品づくりを得意としています。0から1を生み出すものづくりを得意としているOEM製品（企業様ブランド名による製品）の開発を中心に行っている化粧品メーカーです。

当社は、年齢を重ねることをマイナスではなく、プラスとして考えられる化粧品づくりを目指しています。どの年齢にもその時の最大の美しさが眠っている、その美しさをサポートする化粧品づくりが当社の目指すブランドのあるべき姿であると考えております。〈#今のありのままの自分が好きになれる〉をコンセプトに、毎日のちりつもケアをストレスなく行っていただける商品をお届けしていきたい。これが当社の自社ブランド創業の根底にある考えです。

今回は2023年５月に誕生した新ブランドSKIN CLEAR PLUS（スキンクリアプラス）の開発秘話と新商品の魅力をお伝えします。

（左）「薬用スキンクリアプラス」、（右）「薬用泡スキンクリアプラス」の本体とつめかえ用

酵素のエキスパートの次なる挑戦は、「機能性薬用ボディソープ」

「奥さんと子供と一緒のボディソープじゃ満足できないんだよね」と家族持ちの男性社員の声を聞き、独身の企画担当は最初その意味が分かりませんでした。

一人暮らしであれば、自分好みの使用感や香りのシャンプーやボディソープを選ぶことができます。しかし、家族を持つと消耗品は家族が使いやすいものを選ぶことが多くなり、自分の好みの使用感や効果のあるものは子供や奥さんが使えないから、自分用のボディソープを買っている、とのことでした。女性と男性では香りの嗜好性も違い、肌悩みも違うとその時初めて気づきました。確かに両親と暮らしていた時は父だけ違うシャンプーやボディソープを使っていたことを思い出しました。

この声を聞いた企画担当が目指したのは、〈家族みんなで使えるほど肌に優しいのに、しっかりと悩みも洗い流せるボディソープ〉でした。

「当社のノウハウがあれば開発できる」という担当の強い思いで起案

新商品の検討会議の場で、酵素商品ではなく、次なる商品コンセプトとして、当社の強みを生かした最高のボディソープの開発を目指したいという企画担当の声に、懐疑的な意見がゼロだったわけではありませんした。

酵素をコンセプトにした商品を強みとしてきた当社ブランドLFREALのラインナップ強化の声もありましたが、企画担当には熱い想いがありました。当社は洗浄剤に関するノウハウが広くあるという背景を活かすことで、家族みんなが満足できるボディソープの開発が絶対できる！という考えから、スタートしたのが新商品の『SKIN CLEAR PLUS（スキンクリアプラス）』です。

肌の悩みは年代によって異なります。肌のデリケートなお子様や敏感肌の方はやさしさを重視し、汗やデリケートゾーン、足や脇などの幅広いニオイの悩みを解決したい方は消臭や殺菌効果を求めます。さらにストレスや刻々と変化する肌環境の対策には炎症予防効果を求める方もいらっしゃいます。各悩みを解決する商品はありますが、これらが１本で解決できれば幅広い悩みが生まれる家族の救世主となりうるのではないか？という考えから、多機能でありながら毎日使いやすいようお求めやすい価格の製品を、と検討を進めました。

効果や使用感、香りなど納得のいく処方になるまでには幾度とない試作を行い、研究や開発、営業の担当者が一丸となって上市した製品のスキンクリアプラスは当社として納得の一品です。

ラベンダーの香りに注目し、精油を繰り返し調整。お子様からご年配まで、安心して使える心地良さを追求

一番苦戦したのが“香り”です。お子様からご年配の方まで使用いただきたいと考えて開発に取り組んでおりました。お子様に使うものを選ぶときには、なるべく肌のダメージになるものは使用したくないというお母さん方は多いのではないでしょうか。実際お子様を持つ家庭にヒアリングした際には、子供につかうものは無香料を選ぶ傾向が強いように感じました。一方でバスタイムを彩るアイテムとして、さわやかな香りや清潔感のある香りを選びたいニーズもありました。

そこでたどり着いたのが、ラベンダーの精油でした。しかし、同じラベンダー精油でも産地や時期、メーカーによって香りは大きく異なり、納得した香りの調整までには何度とない試作を重ねました。

そして洗っているときもさわやかに香るのに、決してしつこくなく清潔感を感じられるハーバルラベンダーの香りをつくることができました。