不動産業界とRPAは相性抜群!不動産テックで撲滅して行きたい、おとり広告。《前編》

#RPA  #不動産テック  #おとり広告

2020年8月7日 17時30分 株式会社いえらぶGROUP

不動産業界は遅れてる。

業界内外で有名な話でしょう。しかしそれが「遅れていた」という過去の話になるのも近いかもしれません。

新型コロナウイルスによる環境の変化により、不動産会社もIT化、デジタル化を余儀なくされるようになってきたのです。


今回の記事では、変化する不動産業界の最前線をひた走るいえらぶGROUPが、不動産×RPAにまつわるサービスを新しく発表したことを受けて、新サービスについてのお話を聞いていきます。



記事の前編では、不動産業界の抱える大きな問題と新サービスである「広告添削ロボ」の概要を。後編では、「広告添削ロボ」の詳細や開発の裏話やこだわりを語ってもらいました。


不動産会社に真摯に向き合うお二方の話には、これからの不動産業界の未来を考える上での大きなヒントが含まれていました。


不動産業界のガン、おとり広告

そもそも不動産業界はコロナ以前に、デジタルに移行するべき理由を業界全体としてもう一つ抱えています。それが、「おとり広告」です。

おとり広告とは、存在しない物件や、現実よりも破格の条件の物件を広告として掲載し、お客様からのお問い合わせを誘う広告手法のことです。フィッシング広告、いわゆる「釣り」と似た手法で、いわば「不動産業界のガン」と言えるものかもしれません。




株式会社いえらぶGRUOP 商品開発本部 部長 松木 健人



「たしかに悪い広告のようだが規制を強化すればいいじゃないか」と思う方もいるかもしれません。しかし、実は「おとり広告」に対してはすでに厳しい罰則が存在するのです。公正取引委員会の規約に違反した場合、違約金や名指しでの厳重警告はもちろん、ポータルサイトに物件を掲載できなくなる措置等が取られることもあります。


現代において、ポータルサイトに物件を載せられないということは、不動産会社が基本的に集客できないということであり、経営が立ち行かなくなるほどの重い罰となります。

しかし、そんな厳罰がありながらも、おとり広告はなくなりません。


おとり広告をなくすには?

どうして厳罰があるにもかかわらず、おとり広告はなくならないのでしょうか?


実は、今のところなくすことができないから、がその答えになります。

どういうことなのか、不動産会社のお仕事という観点から掘り下げてみましょう。


不動産会社の主な集客手法は、ポータルサイトへの広告出稿です。


ところで、ポータルサイトに物件の広告を登録する状況を考えたことはあるでしょうか。不動産会社の方でなければ恐らく考えたことはないかと思います。皆さんが何気なく見かけるその辺のマンションやそこらのアパートの情報の入力項目は、1つの物件につき、なんと550以上あります。



多い会社ですと、1日に何十件という物件情報をシステムに入力し、そして、画像やコメントを入力し、広告を掲載します。

想像してみて欲しいのですが、住所や部屋の面積、家具、住宅設備、部屋の向きや周辺施設の情報などを1つずつ手で入力して550項目……これでやっと物件1つです。


当然のことですが、こうした広告出稿の作業の中で、ヒューマンエラーは容易に起こりえます。


弊社が独自に行なった調査によると、初回入力段階では全物件の約32.7%、つまり3件中1件に情報の不足や不備が見られるという結果が得られました。

例えば、金額のケタを1つ間違えてたり、北向きなのに南向きになったり、などとケアレスミスや確認漏れはどうしても起こってしまうものです。

しかし、そのミスのチェックは人の目、人の手で行わなければならないのです。当然、膨大な量ですし、労力やそのコストはとてつもないものになっていました。


そして、残念なことに人の目でチェックしても、ミスが残ってしまうこともあります。それが意図しないおとり広告として出稿されてしまうのです…。

こうした経緯で、おとり広告は今まで存在し続けてしまったのです。


もちろん、家を借りる人から利益をむしり取ろうとする悪徳な業者がいないわけではないですが、それは全体の本当に一部です。多くの場合は意図せずおとり広告になってしまっているのが現状になります。

いえらぶの答え

この問題について、弊社いえらぶGROUPがたどり着いた答えは、テクノロジーの力でおとり広告をなくす!というものでした。

具体的には、広告の不備をチェックできるツールを開発しました。400以上のチェック対象項目をワンクリックで確認ができるものです。各ポータルサイトの禁止文字、禁止表現、公正取引委員会の規約を参考に不動産会社様からの意見も取り入れて、精度の高いツールを作ることができました。これはいえらぶCLOUDの標準機能の1つとして大変便利だというお声を頂いていました。


しかしその一方で、不備の洗い出しはできるが、修正作業は人の手で行わなければならない、という意見もいただいていました。


こうした声を受けて、いえらぶGROUPが自信をもってお送りする、不動産×RPAの成果、「らくらく広告添削ロボ」が開発されました。

「らくらく広告添削ロボ」はチェックした広告の不備をワンクリックで修正できる機能です。


×



これまで会社によっては1社につき、11時間かかっていたこともあるという広告の修正作業を、ワンクリックで直せます。また、ただ直すだけではなく、人の手で確認する必要がある部分は、「確認してね!」という注意も付けてくれる高精度なロボになっています。これらはテスト版を試して頂いた不動産会社様とも話し合い、何度もチューニングした結果の性能で、不動産会社様に必ず満足していただけるものと確信しています。


賃貸仲介をメインにしている不動産会社様には、心から使って欲しいロボです。


かつてスティーブ・ジョブズは自分の開発したMac OSのボタンを「舐めたいほどカッコいい」と表現しましたが、これは「頬ずりするほど愛おしい」ロボかもしれません。なんといっても不動産の業務で最も大変で退屈で、面倒な作業をワンクリックで、一瞬で代わりにやってくれるんですから(笑)

いえらぶGROUPのRPA 「らくらくロボシリーズ」の紹介はコチラ

https://ielove-cloud.jp/service/rpa/

「広告添削ロボ」が作る未来

さて、冒頭にも述べたように不動産とRPAの相性は抜群です。

なぜなら既にビッグデータをとても多く抱え、そしてそれを生かす余地のある部分が多いからです。実際に今回紹介した「広告添削ロボ」の機能はRPAを通じて、不動産業界の大きな悩みを解決する存在になります。

現場で使って頂いた不動産会社からも

「単調な繰り返しになっていた作業を減らせた!」

「余った時間をお客様とのやり取りに回せるようになった!」

という嬉しい声を頂いています。


不動産業界のガンであるおとり広告も、早期に最新技術であるRPAを駆使できれば、問題なく対処ができるのです。


「広告添削ロボ」によって、不動産広告は最適化され、不動産会社で働く人は広告にかける無駄な時間が減って、活き活きした仕事ができるようになり、そして家を選ぶ人にとっては活き活きした店員の方に案内してもらえる。これがいえらぶの目指す「いい家選ぶ」です。




こうした「不動産を中心にした良い循環」の起点として、いえらぶがRPAやCLOUDなど、テクノロジーを駆使したサービスを今後とも皆さんにお届けしていきたいと思います。

不動産業界は絶対になくならず、そしてテクノロジーの力でもっともっと面白くなる業界です。業界のリーディングカンパニーとして、この仕事の将来が楽しみでならないですね…!


「広告添削ロボ」の詳細、お問い合わせはコチラ

https://ielove-cloud.jp/service/rpa/adtest/



後編では、「広告添削ロボ」の詳細と、どんなこだわりの下で作られたのか、というお話を実際に制作したエンジニアに聞いていきます。

エンジニアならではのお話や新サービスができていくまでの裏話など、サービス開発に関する興味深い内容を聞くことができました。




不動産業界とRPAは相性抜群!不動産テックで撲滅して行きたい、おとり広告。《後編》  https://prtimes.jp/story/detail/MxzqnohzJBE

×



不動産テックの現状とこれから RPA編 有山あかね氏 特別対談Vol.1

×