未来のテクノロジーコンサルタントを育てる、オープンカンパニーの取り組みとは？

プロジェクトの裏側

2024年5月31日 15時57分株式会社デリバリーコンサルティング

テクノロジーコンサルティング事業を通して顧客のビジネス課題解決を支援する株式会社デリバリーコンサルティング（本社：東京都港区、代表取締役社長：阪口琢夫）は、クライアントに、より高い価値を提供するために人材の育成や採用活動に注力して取り組んでおります。

　今回はその中でも新卒採用の活動についてご紹介させていただきます。

◆企業のビジネスモデル変革や新規サービス開発を実現する「株式会社デリバリーコンサルティング」

デリバリーコンサルティングは、デジタル技術を活用したコンサルティングを通じて、企業のビジネスモデル変革や新規サービス開発を実現するテクノロジーコンサルティングファームです。

2003年の設立以来、テクノロジーに対する深い知見をベースに、システム開発からITコンサルティングに事業領域を広げ、お客様からの高い信用を獲得し、国内外に複数拠点を設け事業を拡大してきました。2016年には、独立系テクノロジーコンサルティングカンパニーとして商号を現在の「株式会社デリバリーコンサルティング」に変更。2021年には東京証券取引所マザーズ市場（現グロース市場）に上場し、さらなる事業の成長を目指しております。

◆当社がテクノロジーコンサルタントの人材育成に注力する背景

当社が人材育成に注力する背景は、テクノロジーコンサルティング事業の特性にあります。テクノロジーコンサルティング事業は単なる技術の導入や問題の解決に留まらず、顧客のビジネス戦略に沿った持続的な価値提供が求められます。そのために、当社の事業の軸となるコンサルタントは単なる技術の専門家に留まらず、顧客のビジネス全体を理解し、「ビジネス目標に対するテクノロジーソリューションをどう活用するか？」という視点で顧客と向き合うことが必要です。

　そこで、当社では人材育成を重要視しており、当社の理念に沿って顧客に高い価値を提供するコンサルタントに成長するための継続的なトレーニングや教育プログラムを提供し、社員の成長と能力向上に積極的に取り組んでいます。

　採用活動も積極的に行っており、特に新卒採用においては、テクノロジーに関する経験の有無を問わず熱意や学習意欲、問題解決能力などのポテンシャルの高い学生を採用し、入社後のトレーニングやサポート体制を整えることで、彼らがテクノロジーコンサルタントとして成長、活躍していける環境を提供しています。様々な経歴やバックグラウンドを持つ新卒社員を迎え入れる門戸を広げることで、彼らの成長と共に企業の成長を目指しています。

◆学生向けに、会社の業務を疑似体験できるオープンカンパニーの実施

新卒リクルーティング活動の一環として2022年よりオープンカンパニーを実施しています。2023年の7月～9月に実施した2025年春に卒業する学生向けのオープンカンパニーでは、1日のプログラムを通じて当社テクノロジーコンサルタントの業務を疑似体験していただき、当社社員の具体的な仕事内容や、当社が社会に提供する価値や意義についての思いをお伝えしました。参加者のみなさんからは、業界に関する情報収集や実際の業務に近い体験ができると非常に高い評価をいただきました。

　今年の夏も2026年春に卒業する学生さんに向けて当社の思いやテクノロジーコンサルタントの業務内容が伝わるようなイベントを企画しております。イベントの内容やスケジュールは決まり次第、順次情報発信いたします。

◆2025年春卒の内々定者と、仕事のイメージを伝えるコミュニケーション

先日、来春に新卒で入社する内々定者への懇親会を実施いたしました。終始、和やかな雰囲気の中、当社のプロジェクト事例の紹介を通して入社後の業務イメージをより具体的に持っていただいたり、内々定者同士や、役員含む当社社員との懇談の時間では当社の雰囲気や先輩社員の様子を直接感じていただくことができました。

来年の春から実際に働くオフィスで業務中の他社員と同じ空間で時間を過ごしてもらい、「一緒に仕事する方々と顔合わせすることができて入社前の様々な不安が和らいだ」、「当社で働くイメージの解像度が上がった」などの評価をいただきました。

　来年春の入社まであと10ヶ月ほどありますが、当社で働くことが楽しみになってもらえるよう、夏の懇親会、10月の内定式のイベントなどでコミュニケーションを重ねていきたいと思います。

◆4月入社の新卒社員には、全社員との顔合わせや研修で充実したフォローアップ

　４月に入社した新卒社員は、現在基礎研修の真っただ中です。社会人としての基礎に加え、当社でテクノロジーコンサルタントとして価値を発揮するための土台となる技術や思考プロセスの基礎知識について日々学んでいます。この期間は当社オフィスとは別の場所で研修を行い、週に一度、担当の先輩社員とその週を振り返るサイクルを続けています。このため、他の社員と顔を合わせる機会はそこまで多くありませんが、先日実施した全社会では新卒社員も含めほとんどの社員がオフィスに集まりました。

　全社会は四半期に一回実施され、業績やサービス品質向上のために継続的に実施されている社内研修、オフィス環境改善の施策などの取り組みについて状況が共有されます。後半の懇親会では、ケータリングを囲みつつ、プロジェクトや部署、階層などの垣根を越えてざっくばらんにコミュニケーションを取る時間が設けられており、異なるプロジェクトにアサインされているなど、日ごろあまりコミュニケーションをとる機会の少ない社員同士も親睦を深めるいい機会となっています。

今回は、新卒社員が初めて参加する全社会ということもあり、普段接することが少ない先輩社員と積極的にコミュニケーションを取り、７月からのOJTに向けて気持ちを新たにしていました。

◆スキルを磨く一人一人の成長が、会社全体への成長に

　冒頭にもある通り、当社の事業は個々の社員の成長が会社全体の成長に大きく影響を与えます。社員一人一人がスキルを磨き、その結果としてチーム全体でシナジーを生み出し、より多くの顧客のより高度なビジネス課題が解決できるような組織に成長していきます。今後も当社は採用と人材育成に注力し、テクノロジーコンサルタントとしてのスキル向上、当社で働くことへのエンゲージメントの醸成を通して、社員および会社の成長をめざして取り組んでいきたいと思います。