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人間国宝・中川衛の活動を「デザイン」の視点で展観する初の展覧会、パナソニック汐留美術館にて開催

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、パナソニック汐留美術館の開館20周年を記念し、パナソニック出身で、石川県金沢市を拠点に活動する金工作家・重要無形文化財「彫金」 保持者(人間国宝)、中川衛(1947年生まれ)を紹介する展覧会「開館20周年記念展 中川 衛 美しき金工とデザイン」を開催します。

■重要無形文化財「彫金」保持者(人間国宝)・中川衛について
金沢美術工芸大学で工業デザインを専攻した中川は、1971年に大阪の松下電工(現・パナソニック)に入社し、美容家電製品などのデザインに携わりました。30歳を前にして帰郷した後、石川県立美術館で行われていた鐙の展覧会を観たことを機に、地元の伝統工芸である加賀象嵌に魅了されます。そして彫金家の高橋介州(1905〜2004)に入門し、石川県工業試験場に勤務しながら修業しました。日本伝統工芸展等で入選・受賞を重ねて作家として頭角を現していき、2004年には、金工の技術継承に尽力した功績により重要無形文化財「彫金」保持者に認定されました。また今日まで、大学や造幣局などで後進の育成に尽力する一方、アメリカや台湾などで積極的に海外研修を行うなど、国際的な視野で活動を展開しています。

【「デザイン」とは何か?〜人間国宝・中川衛 パナソニック出身の工芸作家〜】
パナソニックのデザイナーから、加賀象嵌の工芸家へ。人間国宝・中川衛の半生とものづくり論に迫る。
ストーリーはこちら https://prtimes.jp/story/detail/ErQqkZuzJdr

■「開館20周年記念展 中川 衛 美しき金工とデザイン」概要
展覧会会期:2023年7月15日(土)〜9月18日(月・祝)
開館時間:午前10時~午後6時(ご入館は午後5時30分まで)
     ※8月4日(金)、9月1日(金)、9月15日(金)、9月16日(土)は夜間開館 午後8時まで開館(ご入館は午後7時30分まで)
休館日:水曜日(ただし9月13日(水)は開館)、8月13日(日)〜17日(木)
入館料:一般:1,200円、65歳以上:1,100円、大学生・高校生:700円、中学生以下:無料 
    ※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。

展示会の詳細はこちら  https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/23/230715/