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パナソニックHD開発のバイオプラスチック「kinari」活用の給食食器を、京都府福知山市の小中学校に初導入

福知山市とパナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部、パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、パナソニックグループ)は、昨年6月6日に締結した連携協定に基づき開発した学校給食食器の導入を完了し、9月4日より福知山市立小中学校(全23校)での使用を開始いたしました。

パナソニックグループが開発した「kinari(キナリ)」※は石油由来材料の削減と100%再生可能な材料として、環境意識が高い企業から多くの問合せと共に、リユースカップやカトラリー、ボタン等への活用が進んでいます。
この度、福知山市内の森林間伐材を原材料として使用した「kinari」を用いて、福知山市と共同で独自の環境配慮型食器の製品化を実現いたしました。9月4日より、福知山市立小中学校(全23校)において、全児童生徒分 約6,700セットの学校給食食器の使用が開始されました。福知山市では、これに合わせて全小中学校で環境教育を実施しており、その教育内容についても、パナソニックグループとして福知山市へ協力しています。

今後も、学校給食食器にとどまらず他の分野への展開による地域課題の解決に共同で取組みを進め、環境負荷低減による持続可能な社会の実現を目指します。

※「kinari」はパナソニック ホールディングス株式会社の登録商標であり、セルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む、パナソニックグループの独自技術です。