【導入事例】本社ビルを改修してチョウザメの養殖設備を導入
アクアポニックスを手掛ける株式会社プラントフォームがマコー株式会社に養殖設備を導入
株式会社プラントフォーム(本社:新潟県長岡市、代表:山本 祐二)は、マコー株式会社(新潟県長岡市石動町字金輪525)に養殖の設備を納入いたしました。現在、マコー株式会社、国立大学法人長岡技術科学大学、株式会社プラントフォームは、それぞれの専門分野を生かし長岡市の支援(長岡市バイオ革新的ものづくり創出補助金)を受けて、共同で次世代の環境技術開発を目指しています。


マコー株式会社への導入について
お魚を育て、その魚の排泄物をバイオの力で肥料に変えて野菜を育てる「アクアポニックス」農法は、循環型社会において大変優れたシステムです。この循環の中から肥料成分を液肥として抽出することができればアクアポニックスの更なる可能性を広げられるのではないかと当社は考えています。
今回、この液肥を精製するためのシステム開発、実証を行う為に養殖設備を導入しました。
【マコ―株式会社 アクアポニックス事業部 推進係 小方様コメント】
本社1Fのエアコン完備、とても良い環境で飼育しています。また、当施設は見学も可能ですのでご希望の際はお問い合わせください。
アクアポニックスについて
アクアポニックスは養殖と水耕栽培を同時に行う循環型農法です。システムの仕組みとしては、養殖している魚から出る排泄物を水中でバクテリアに分解させることで堆肥へと変え、それを肥料として水耕栽培へ送ることで植物を育てます。また、同時に植物に栄養素を吸われた後の水は浄化された状態となり養殖側へ戻すことができるため、水を一切捨てない完全循環型の有機栽培を実現します。実際に当社の長岡プラントでは、稼働から6年が経過しますが、これまで一度も水を換えることなく養殖と野菜の生産を続けることに成功しています。

マコー株式会社について
本社:新潟県長岡市石動町字金輪525
設立:1983年5月
代表者:代表取締役社長 浅井 嘉久
<事業内容>
ウエットブラスト装置の企画・設計・製造・販売
ウエットブラスト技術の研究・開発
研磨材、部品販売

プラントフォームについて
国内で初めて植物工場型のアクアポニックスシステムの開発に成功。創業当初から新しい食糧生産システムとしての社会実装を目指し、大規模プラントに特化して事業展開を行っている。現在手掛けるプラントは全国5ヶ所まで拡大。
本社:新潟県長岡市上前島1丁目1863
設立:2018年7月24日
代表者:山本祐二
<事業内容>
●植物工場型アクアポニックスプラントの企画・設計・施工(フランチャイズサービスを提供)
●アクアポニックスプラントの運営サポートサービス(営農指導、販路支援、資材飼料等の販売)
●アクアポニックス野菜の生産と販売
ブランド:FISH VEGGIES・お魚が育てたお野菜
●閉鎖循環式によるキャビアの製造と販売
●レストラン事業(発酵熟成イタリアン・NAGAOKA SASATEI)

本件への問い合わせ先
株式会社プラントフォーム 営業本部
info@plantform.co.jp
0258-86-8460
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