【寺田本家×ぷくぷく醸造】ぷくぷく醸造 設立1周年を記念し、業界初の酵母無添加 ホップサケ(Hopped Sake)をリリース!室町時代の日本酒"菩提酛"×ビールの技法"ドライホップ"により醸造。

福島県南相馬市小高の有機栽培「雄町」と有機栽培ホップ「ブラボー」を活用。寺田本家が得意とする"菩提酛(ぼだいもと)"と、ぷくぷく醸造が得意とする"ドライホップ"を掛け合わせた新しいSAKE。

ぷくぷく醸造

株式会社ぷくぷく醸造(福島県南相馬市)は、"異文化との境界線を溶かした日本酒"をコンセプトに、クラフトビールの技術を掛け合わせた日本酒などをつくるファントムブルワリー(実体のない醸造所)です。

この度リリースする「ぷくぷく醸造の菩提ホップサケ」は、ぷくぷく醸造の設立1周年を記念して、創業350年を迎えた酒蔵  株式会社寺田本家(千葉県神崎町)とコラボレーションし、醸造しました。
福島県南相馬市小高の有機栽培"雄町"と有機栽培ホップ"ブラボー"を、寺田本家の蔵付きの微生物で醸造。フローラルで高貴な香りと、グレープフルーツのような鮮烈な苦味と酸味をもつ妖艶さが特徴のお酒です。

11月25日(土)から、福島県内の酒販店や、東京 GINZA SIXのIMADEYAなど、全国のぷくぷく醸造お取扱い店にて発売されます。

ぷくぷく醸造の菩提ホップサケぷくぷく醸造の菩提ホップサケ


ぷくぷく醸造の酒造り "異文化との境界線を溶かした日本酒"

2000年以上続くとされる日本での酒造り。職人によって積み上げられてきた日本酒の伝統技術を土台としつつ、古来の自由で多様であった酒造りやドブロク文化に根差し、クラフトビールやワイン、焼酎やジンなどのあらゆる異なる文化や技術を日本酒に溶け込ませていきます。


ホップ畑の様子ホップ畑の様子


ホップサケとは

クラフトビールを代表するIPAなどをモチーフに、ビールの技法ドライホップを取り入れた新しい日本酒。ぷくぷく醸造のコンセプトを表現するフラグシップのお酒となります。
柑橘やマスカット、ライチのような爽やかな香りや苦みを持つアロマホップの特徴が日本酒に溶け込んでいます。クラフトビールを学び、その技術を日本酒に掛け合わせることで辿り着いた味わいです。

歴史的な側面からは、各地の古典的などぶろく製法がまとめられている『諸国ドブロク宝典』(著:貝原浩)から発想を得て醸造しています。東洋のホップ(唐花草)を用いた東北伝承のどぶろく製法"花もと"を現代的に解きほぐし、編みなおしたお酒です。

ぷくぷく醸造では、今後も、伝統的な日本酒の製法に、クラフトビールやワインの文化や技術を取り入れることで、多様な個性や味わいを日本酒にもたらしていきます。現代だからこそ可能な、異文化の価値観を掛け合わせ、境界線を溶かしていくことで生まれる新しい味わいをお楽しみください。


ぷくぷく醸造の菩提ホップサケぷくぷく醸造の菩提ホップサケ


「ぷくぷく醸造の菩提ホップサケ 1周年記念ボトル」商品概要
 ~フローラルで高貴な香りとグレープフルーツのような鮮烈な苦味と酸味をもつ妖艶なお酒~


応援してくださる方々のお蔭さまをもちまして、ぷくぷく醸造はひとまわりの四季を過ごすことができました。

今回のボトルは、1周年を記念し、ぷくぷく醸造として初めての酵母無添加(Wild Yeast)で醸造したお酒。世の中のホップサケ(Hopped Sake)としても、初の酵母無添加のお酒になります。(※自社調べ)


そんな業界としても初めての挑戦を共にしてくださったのは、今年創業350年を迎えた千葉県の酒蔵 寺田本家。自然な酒造りの第一人者のような存在で、全量を栽培期間中無農薬・無化学肥料で育てられた原料かつ酵母無添加という驚きのスペックで醸造する酒蔵。最近は世界一のレストラン「noma」とのコラボなども話題になりました。


今回は寺田本家が得意とする室町時代に確立された製法 菩提酛をベースに、ぷくぷく醸造が多くのSAKEで実施してきたビールの技法 ドライホップを組み合わせました。

主原料となる酒米は、福島県南相馬市小高の有機農家 根本さんの雄町。東北では無理とさえ言われていた雄町ですが、震災以降に根本さんが無農薬で栽培しはじめ、毎年品質が向上しています。その大変貴重なお米をしっかり活かすため、精米歩合92%で醸造しました。


そこに併せていくホップは、珍しくオーガニックで栽培されたブラボーという品種を選択。

蔵付きの乳酸菌による溌剌とした酸味が味わいの主体の中、ホップによりWest Coast style IPAやグレープフルーツのような強いビター感と、白い花のようなエレガントなアロマが演出されています。


ペアリングは、エスニックや中華、西洋料理全般と相性がよく、ヤンニョムチキンやチーズタッカルビなど韓国料理とも好相性です。また、濃く味わいの強い酒質のため、ソーダ割り(酒:ソーダ=1~2:1)もオススメです。


福島県産の有機酒米 雄町と、寺田本家 蔵付きの微生物が出会い、有機ホップ ブラボーが彩りを添えたお酒。

ぷくぷく醸造 1周年の挑戦のボトル。米と微生物とホップが織り成す、2度と出会えないような妖艶さを体験してみてください。

  • 品目 その他の醸造酒

  • 原料米 福島県南相馬市産 有機栽培 雄町100%

  • 精米歩合 92%

  • アルコール 10%

  • 内容量 720ml

  • 発売予定日 2023年11月25日(土)

  • 醸造・販売元 寺田本家(千葉県神崎町)

  • その他 要冷蔵(5℃以下)

  • 希望小売価格 3,500円~(税込。送料等の都合により、酒販店によって異なります)

  • 取扱店 福島県内の酒屋や、東京 GINZA SIXのIMADEYAなど、全国のお取扱い店


ぷくぷく醸造の菩提ホップサケぷくぷく醸造の菩提ホップサケ


ラベルについて

ぷくぷく醸造のラベルは全て福島県南相馬市 在住のデザイナー西山里佳さん(marutt Inc.)に手掛けていただいています。今回のラベルは、ぷくぷく醸造のロゴ"たぬき"と、寺田本家をイメージした渡り鳥の"サシバ"。


サシバは東北地方以南に夏鳥として渡来する中型の猛禽類で、東日本におけるサシバの生息地の多くは谷津田(やつだ=谷間に挟まれた田んぼの呼称)などの里山環境。生息分布が縮小していることに起因し、2006年には絶滅危惧種に指定されています。


寺田本家では、長年耕作放棄地だった谷津田を2021年2月から1年かけて開墾。無農薬無化学肥料の谷津田には、サワガニやホタル、オニヤンマ、ミズカマキリ、目には見えない水中や土中の微生物などが暮らしています。そして、復田後に周辺でサシバの生息も確認されました。

谷津田周辺で巣立った幼鳥3羽(日本自然保護協会 撮影)谷津田周辺で巣立った幼鳥3羽(日本自然保護協会 撮影)


寺田本家

千葉県神崎町に位置する、"自然酒"造りに取り組む酒蔵。寺田本家にとって自然酒とは、農薬や化学肥料を使わずに丁寧に栽培されたお米を使い、他に添加物は一切加えず、蔵に住み着く自然の菌の力で、蔵人たちが手を使い菌と響き合いながら醸したお酒のこと。代表銘柄は「五人娘」や「香取」「醍醐のしずく」「むすひ」など。創業は延宝年間(1673~81年)。

https://www.teradahonke.co.jp/

ぷくぷく醸造
2022年夏に"お酒を通して福島の沿岸に田畑を増やす"ことを目指して、福島県の南相馬を拠点に誕生したファントムブルワリー(実体のない醸造所)。"異文化との境界線を溶かした日本酒"をコンセプトに、クラフトビールの文化と技術を掛け合わせた日本酒などをつくっています。敢えて削りすぎない低精白の純米酒と、ドライホップをするホップサケをメインで醸造。南相馬市内での酒蔵立ち上げに向けて、現在は県内外の酒蔵を間借りし、福島沿岸のお米を持ち込んで醸造しています。


ぷくぷく醸造 代表 立川哲之(木花之醸造所 技術顧問、京都芸術大学 非常勤講師)
 1993年生まれ。筑波大学生命環境学群卒業。学生時代に東北にボランティアで通う中、日本酒に心を奪われ「食と酒 東北祭り」を立ち上げる。(株)ユーグレナに就職するも、日本酒の道へ進むため退職。宮城県閖上の「佐々木酒造店」にて酒造りを3年学び、福島県南相馬にて「haccoba」を初代 醸造責任者として設立。2022年 ファントムブルワリー「ぷくぷく醸造」を南相馬市小高で立ち上げる。酒造りの傍ら"日本酒を醸す全ての蔵をめぐる旅"(現在627蔵)を実施(コロナ禍以降 休止中)。2023年 京都芸術大学の非常勤講師に就任し、"クラフトサケ学"を開講。

立川哲之(Photo by Joji Suzuki)立川哲之(Photo by Joji Suzuki)


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株式会社ぷくぷく醸造

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URL
https://twitter.com/pukupukubrewing
業種
製造業
本社所在地
福島県南相馬市小高区本町1丁目87 小高パイオニアヴィレッジ
電話番号
-
代表者名
立川哲之
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年07月