生成AI活用のAIコンタクトセンター『HARMONY Ver1.06』リリース!

Azure OpenAI に対応し、AI精度が大幅向上。新たに「カテゴリタグ機能」と「コールリーズン判定」を搭載し、業務効率化をさらに加速!

ロジカル・アーツ株式会社

ロジカル・アーツ株式会社(以下、ロジカル・アーツ、本社:大阪府大阪市、代表取締役:城垣 光宏)は、2025年11月28日に、AIコンタクトセンター『HARMONY Ver1.06』をリリースしました。

HARMONY Ver1.06は、アマゾン ウェブ サービスのクラウド型コンタクトセンターサービス『Amazon Connect』をベースに、顧客管理や通話履歴管理、プレディクティブコール、シートマップ、パフォーマンス分析といったコンタクトセンター運営に必要な機能と、文字起こし、通話要約、会話議事録生成といった生成AIを活用した機能を提供する『HARMONY』の最新版です。

今回のVer1.06では、Azure OpenAI 対応により、高セキュリティ環境での生成AI利用を実現するとともに、会話理解・自動分類の精度を大きく向上する「カテゴリタグ機能」および「コールリーズン判定」を新たに搭載しました。これにより、オペレーターの入力作業削減、SVの管理業務効率化、顧客対応品質の向上といった多面的な業務改善が可能となります。

Ver1.06でアップデートされた新機能

1. Azure OpenAI に対応(ChatGPT-5.1など、最新モデル利用可能)

HARMONYは、Azure OpenAI に対応し、Azure仮想ネットワーク上で高セキュリティな環境のまま生成AIを利用できるようになりました。さらに、最新モデル ChatGPT-5.1を採用したことで、AI校正・要約生成・会話議事録生成・AI自動入力・コールリーズン判定・カテゴリタグ付与といった、HARMONYの各AI機能の精度と品質が大幅に向上しています。
これにより、従来利用可能だった Amazon Bedrock(Claude、DeepSeek、Qwen …)や OpenAI(ChatGPT-5.1、o3、o4-mini …) に加えて、Azure OpenAI が提供する各種モデルも選択可能となりました。

さまざまな生成AI基盤から、コスト・精度・用途に応じて、最適なAIモデルを柔軟に選択できる環境を実現しています。

2. カテゴリタグ機能(会話内容の自動分類)

AIが通話内容をリアルタイムで分析し、あらかじめ設定したカテゴリに一致した場合のみ、自動で 「カテゴリタグ」 を付与します。

主な特徴

  • 「ハラスメント」「カード不正利用」「特殊詐欺」「クレーム」などの重要カテゴリを自動検出

  • 検出するカテゴリはユーザーが自由に設定可能(商品カテゴリ、問い合わせ種別、感情分類など)

  • 発言の強さ・繰り返し回数・軽度・関連ワードなど、柔軟なルール設定が可能

  • 最新の推論AIにより、複雑な会話でも高精度な分類が可能

💡 通話内容の分類作業を効率化

上図のように、カテゴリタグ機能(この例の場合はカスタマーハラスメント)を利用しますと、下図のように、通話内容を分析した結果から、設定したカテゴリに一致するものを抽出することができます(緑でハイライトした箇所)。

3. コールリーズン判定(電話理由の自動判定)

AIが、顧客が電話をかけた理由を、会話内容から自動で判定し、複数の候補ラベルの中から最適な「コールリーズン」を付与します。

主な特徴

  • SVは通話を聞かずとも、ラベルを見るだけで電話理由を把握可能

  • 問い合わせ傾向の可視化により、業務改善やFAQ整備を強力にサポート

  • ラベルは自由に設定可能(例:「注文」「返品相談」「商品問い合わせ」など)

  • 最新のリーズニングモデルにより、高精度な推論が可能

💡 通話内容の分類作業を効率化

上図のように、コールリーズン機能(この例の場合は配送・お届け日に関する問合せ)を利用しますと、下図のように、通話内容を分析した結果から、設定したコールリーズン(電話の理由)に一致するものを抽出することができます(赤線でマークした箇所)。

新機能のメリット

これらの新機能により『HARMONY』は、Amazon Connectの基盤を最大限に活用し、生成AIを通じてコールセンターの業務効率アップと顧客対応の品質アップを短期間で同時に実現します。

  • 重大案件の早期検知と即時把握:カテゴリタグ機能により、優先対応すべき通話の抽出を即座に実現

  • 問い合わせ理由の可視化による業務改善の加速:コールリーズン判定による問い合わせ傾向の明確化で、業務フロー改善やFAQ最適化を促進

  • モニタリング工数の大幅削減:大量通話の内容を一つずつ確認する負担を軽減し、必要な情報のみを効率的に把握可能

AIコンタクトセンター『HARMONY』の特徴

この動画では、現場でよくある課題をアニメーションでわかりやすく紹介しながら、HARMONYでどのように解決できるのか をシンプルにご説明しています。

「HARMONYの主な特徴や導入メリットを、ぜひ動画でご覧ください!」

■『HARMONY』の解説動画はコチラ

http://y2u.be/Gn1PHRjviAk

『HARMONY』主な機能と活用シーン

生成AIを活用した通話要約や文字起こし、文字起こし校正、会話議事録生成、顧客管理機能、プレディクティブコール機能、シートマップ機能、パフォーマンス分析機能など、コールセンター運営に必要な機能を豊富に備えています。

生成AIを活用したコールセンターシステムで、業務効率改善と顧客対応品質の向上を同時に実現させませんか?
詳細やご相談は、ロジカル・アーツ株式会社までお問い合わせください。

■『HARMONY』についてさらに知りたい方はコチラ

https://logical.co.jp/service/harmony/

お試しプラン

2か月無償お試しキャンペーンを実施しています。詳細や条件は当社までお問い合わせください。

HARMONYの料金

必要なユーザー数だけライセンス契約できるので、無駄なくコスト最適化ができます。貴社のご要望に合わせたプラン提案や、Amazon Connectの導入コンサルティング、顧客データ連携など、ニーズに合わせたカスタマイズもロジカル・アーツにご相談ください。

Amazon Connectとは?

Amazon Connectは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供する、クラウドPBX機能を有するクラウド型コールセンターサービスです。クラウド型の最大のメリットである『大幅なコスト削減とコールセンターの業務効率化』、近年では『DX・BCP対策』なども包括して、Amazon Connectのようなクラウド型のコールセンターサービスが続々と採用されています。

ロジカル・アーツ株式会社について

ロジカル・アーツ株式会社は、AWS、Salesforce、IoT、AIなどの先端技術を駆使し、お客様のビジネス成長を支援する会社です。クラウドインテグレーションやインフラ設計・構築・運用保守を通じて、業務プロセスの最適化やコスト削減の実現に貢献します。

本リリースに関するお問い合わせ先

ロジカル・アーツ株式会社 大阪本社

電話番号: 06-6263-3570

お問合せ: https://logical.co.jp/contact/

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市中央区南本町2-3-8 KDX南本町ビル2F
電話番号
06-6263-3570
代表者名
城垣 光宏
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年12月