6/4原宿|組合加盟企業数日本一、ウィズダイバーシティLLPが「障害者雇用を拡大するための中小企業向け勉強会」を開催
組合全体で実雇用率7.31%を実現。算定特例認定を受けた日本初LLP。大企業の特例子会社モデルを中小企業に応用した「事業協同組合等算定特例」の仕組み、参加企業の声、働く障害者の声を紹介
障害者雇用の拡大に取り組むウィズダイバーシティ有限責任事業組合(東京都渋谷区、以下「ウィズダイバーシティ」)は2025年6月4日(水)14時から、原宿にて「障害者雇用を拡大するための中小企業向け勉強会」を開催します。

この勉強会は、ウィズダイバーシティに参加している中小企業が、全国から年一回東京に集まり、障害者雇用をもっと拡大するために学び合う場として開催しています。
ウィズダイバーシティは、中小企業が障害者雇用を促進し「障害者の働く機会や職域を拡大するため」「一般就労を創出するため」に、中小企業と障害者福祉事業所がチームとなる「有限責任事業組合(LLP)」という仕組みがあることを、より多くの人に知っていただきたいと考えています。
そこで、本勉強会ではメディア関係者様、障害者雇用を進めたい中小企業の経営者・人事担当者に向けて、広く参加者を募集します。




■1 勉強会の概要・申込フォーム
・開催日時 2025年6月4日(水)14時~17時
・場所 SCC千駄ヶ谷コミュニティーセンター https://sendagaya-cc.jp/
3階サークルルーム3・4
アクセス:JR原宿駅から徒歩約5分

◀参加申込フォーム
・参加対象 ウィズダイバーシティ参加企業・福祉団体
障害者雇用を進めたいが、雇用機会が確保できずお悩みの企業
障害者雇用にご関心のある企業・福祉団体・メディア関係者様
障害や難病と向き合う人が活躍できる職場づくりについて考えたい方
■2 勉強会の内容
(1)ウィズダイバーシティ発起人・福寿による講演
①「ウィズダイバーシティ」の仕組み・算定特例の説明
②障害者雇用を取り巻く環境について(2026年の法定雇用率改定等)
(2)対談
ソーシャルインパクト投資機関が注目する、ウィズダイバーシティの挑戦
― 福祉と中小企業の協働が生む「障害者雇用」の社会的インパクトとは
対談者:
・福寿満希(ウィズダイバーシティ発起人・株式会社ローランズ代表取締役)
・一般社団法人ソーシャル・イノベーション・パートナーズ (SIP)代表理事兼CEO 鈴木栄 氏
ウィズダイバーシティに参加する一般社団法人ローランズプラスは、2025年にソーシャルインパクト投資機関であるSIPから資金提供と経営支援を受けることが決定しました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000018643.html
本対談では、ソーシャルインパクト投資機関であるSIPが、ウィズダイバーシティが生む社会的インパクトへの期待等について、福寿との対談を交えてお話します。

ゲストスピーカー:ソーシャル・イノベーション・パートナーズ(SIP)代表理事兼CEO 鈴木 栄氏
プロフィール:マッキンゼー・アンド・カンパニー、ゲートウェイ・ジャパン、スタートアップ、ZSアソシエイツ、KKRキャップストーンなどにて事業経営、投資、経営支援などを経験。2019年よりソーシャル・セクターにキャリアシフトし、現職のソーシャル・イノベーション・パートナーズの代表理事兼CEOに就任。日本ファンドレイジング協会理事、チャンス・フォー・チルドレン理事、ホームスタート・ジャパン理事、Rennovater株式会社社外取締役、他複数の役員を兼任している。リード大学にてBA習得、カリフォルニア工科大学にて化学のPhD修得。
<一般社団法人ソーシャル・イノベーション・パートナーズ (SIP)とは>
SIPは、社会課題の解決を目的とする「社会性」、解決策の「革新性」、事業モデルとして持続性を担保する「事業性」を兼ね備えた社会的事業を厳選し、中長期で資金提供と経営支援を行っています。 HP https://sipartners.org/
(3)2024年度の活動報告
・中小企業と障害者福祉事業所の協働で生まれた取り組みの紹介
・2024年度新規参加企業の紹介
・障害者福祉事業所で働くスタッフのご紹介、コメント
(4)懇親会(17時終了予定)
■3 ウィズダイバーシティ発起人 福寿満希(ふくじゅ・みづき)
株式会社ローランズ 代表取締役・一般社団法人ローランズプラス代表理事

学生時代に特別支援学校で、障害や余命と向き合いながらも「働く夢」を持つ子どもたちと出会う。特別支援学校卒業後の就職率の低さに驚き「障害や難病と向き合うひとが働ける会社を作りたい」という思いから、花屋ローランズを23歳で立ち上げる。(ローランズは現在従業員100人中約70人が障害者)
ローランズを拠点として活動するなかで、中小企業から「障害者雇用を進めたいが、環境整備などハードルが高く難しい」という声を多く聞き、自社だけでなく日本全体で障害者雇用を拡大していきたいと考え、東京都の戦略特区制度を利用し「異業種の複数の中小企業が障害者を共同雇用する仕組み」として2019年にウィズダイバーシティを立ち上げる。
■4 社会情勢:日本の中小企業は「障害者雇用」に遅れ、356万人が働けていない(※1)
2025年の法定雇用率は2.5%。2026年には2.7%への引き上げが決まっています。
しかし日本で法定雇用率を達成している企業の割合は46%のみであり、未達成企業のうち57.6%は障害者を1人も雇用できていません。(※2)また、日本では働ける年齢の障害者のうち、約356万人(85%)が未就労ともいわれています。

中小企業は「障害者雇用の進め方がわからない」、障害者は「働きたいのに働き口がない」、福祉団体は「安定的な受注が確保できず障害者に訓練や仕事が提供できない」と、障害者雇用の課題は多様化しています。それらの課題解決に取り組んでいるのがウィズダイバーシティです。
※1…日本財団「就労困難者に関する調査研究 2018年」より。非就労障害者(15~64歳)は356万人
※2…厚生労働省「令和6年障害者雇用状況の集計結果」より
■5 ウィズダイバーシティの実績:組合全体で「障害者雇用」を増やしています
ウィズダイバーシティは、大企業が特例子会社を活用している障害者雇用の仕組みを、中小企業向けに応用した国の制度「事業協同組合等算定特例」が適用されている有限責任事業組合(LLP)です。中小企業が業務発注を通じて、障害者雇用の拡大に参加できる、障害者雇用の新しい仕組みです。
ウィズダイバーシティは有限責任事業組合(LLP)として算定特例の認定を受けた日本で最初の団体(※3)であり、日本最多の15企業(2025年3月31日時点)が参加しています。

また、障害福祉団体への業務発注を通じた障害者の雇用創出だけでなく、一般就労(企業との直接雇用)の増加も目指しており、これまで51人が一般就労(企業との直接雇用、他に個人事業主2人)に移行しました。

※3…算定特例制度とは、一定の要件を満たす場合に、複数の事業主で障害者の実雇用率を通算できる制度
■参加企業数は日本最多
・ウィズダイバーシティには企業12社+福祉事業者3社の計15社が参加(2025年3月31現在)
■法定雇用率の2.9倍(実雇用率7.31%)を実現 ※2024年10月現在
・組合設立以降24人の障害者の新規雇用創出(福祉団体での雇用)を実現
・福祉団体から企業へ一般就職した障害者は51人(直接雇用に移行。他に、個人事業主2人)
ウィズダイバーシティ有限責任事業組合について

ウィズダイバーシティ有限責任事業組合(LLP) は、障害者雇用を増やしていきたい気持ちを持った中小企業と障害福祉団体が、企業の垣根をこえて参加する有限責任事業組合(LLP)です。
ビジョン「全ての障害者がプロフェッショナルである社会を目指す」、ミッション「集まる力で小さな『できる』を大きな『役割』に変える」を掲げ、障害者の多くの雇用作りに挑戦していきます。
名称 :ウィズダイバーシティ有限責任事業組合(LLP)
所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-15 ベルズ原宿ビル3F
設立 :2019年4月
出資者 :株式会社ローランズ
一般社団法人ローランズプラス(特定事業主)
社会保険労務士法人大槻経営労務管理事務所(特定事業主)
株式会社きくや美粧堂(特定事業主)
株式会社東京ディエスジャパン(特定事業主)
寺田倉庫株式会社(特定事業主)
株式会社エーシークリエイト(特定事業主)
株式会社SABON Japan(特定事業主)
株式会社ありがとうファーム(特定事業主)
株式会社ディエスジャパン(特定事業主)
株式会社人形町今半(特定事業主)
株式会社人形町今半フーズプラント(特定事業主)
株式会社ホットスケープ(特定事業主)
蜂谷工業株式会社(特定事業主)
KEIPE株式会社(特定事業主)
株式会社パワーエックス(特定事業主)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像