国内初のISA採用のエンジニア養成校「CODEGYM」を運営するLABOTが3.1億円の資金調達を実施。

NOW、CAC、F Ventures、PERSOL、Mistletoe、新生企業投資が運営又は関与するファンドなどが投資家として参画。世界中で急成長するISA産業の国内投資を強化

スタディポケット

国内初のISA(※)を採用したエンジニア養成学校/プログラミング教育サービスを提供する「CODEGYM(コードジム) https://codegym.jp/ 」を運営する株式会社LABOT(本社 : 東京都渋谷区、代表取締役 : 鶴田 浩之、 https://labot.inc/ )は、サイバーエージェント・キャピタル、Mistletoe Japan、​PERSOL INNOVATION FUND、NOW、F ventures、新生企業投資が運営又は関与するファンド、その他の個人投資家を引受先とする、約3.1億円の第三者割当増額を実施したことをお知らせします。

 

 

株式会社LABOT 撮影 2020年11月株式会社LABOT 撮影 2020年11月


 LABOTは、「人の可能性に投資する」というミッションのもと、2020年1月に日本国内で初めて、ISA(Income Share Agreement、所得分配契約=教育機関において在学中は学費や入学金の支払いが不要で、就職後に提示された年収に連動して支払額が決定する契約方法)を採用した、コンピュータサイエンス・プログラミングスクール「CODEGYM ISA」を開校しました。これまでの家庭環境や学歴・年収などによらず、誰もが平等に挑戦できる教育機会の提供、社会の実現を目指し事業を展開しています。 

 

 

ISAの仕組み(図)ISAの仕組み(図)


本ラウンドでは、2021年4月のプレシリーズAラウンドに伴う、第1回 J-KISS型新株予約権、第2回 J-KISS型新株予約権の転換を含みます。 今回の資金調達をもとに、より ISA が社会に浸透するための活動、人材採用に力を入れてまいります。LABOT では、引き続き「人の可能性に投資する。」というビジョンのもと、社会的意義を前提としつつ、サステナブルな事業性の両立を目指し、さらなる投資を経た事業拡大を追求してまいります。
 
  • コロナ禍において、学び直しとキャリア支援をつなぐ新たな産業と認識し、国内投資を拡大

厚生労働省が4月30日に発表した2020年度平均の有効求人倍率は1.10倍となり、前年度を0.45ポイント下回りました。これは1974年度以来46年ぶりの大きさで、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた、非正規の就業者数の減少が顕著です。20年度の完全失業者数は198万人で36万人増え、増加幅はリーマンショックがあった09年度(68万人)以来の水準となります。20代や30代の若い労働力の失業も目立ち、また、大学の学費が捻出できないといった事例があります。(参考文献:日本経済新聞「有効求人1.10倍、20年度46年ぶり下げ幅 失業率2.9%」2021年4月30日 8:37)

こうした社会背景を受けて、LABOT では、ISA を念頭においた学生のキャリア支援プログラムも開始しております。

2021年5月からは「CODEGYM Academy 2021年コロナ学生緊急支援」を、10代へのプログラミング教育支援を行うNPO法人 CLACK と共同主催し、コロナ禍で経済的な問題や、学習・進路に影響を受けた高校生・大学生 503名が、2021年5月15日に当スクールに入校しました。これから毎週土曜日に講義を行い、半年間にわたってプログラミング教育を無償提供いたします。(※40社以上のIT業界を中心とするスポンサー企業の協賛金およびクラウドファンディングで100名を超える支援者によって実現)
 

2021年5月19日時点2021年5月19日時点

 

 

「CODEGYM Academy 2021年コロナ学生緊急支援」
https://academy.codegym.jp/
※ 2021年5月の入校は締め切りました。今後の二次募集・二期の募集などについてのご案内は、公式LINE/Webサイトを通じてお知らせいたします。
 
  • 全世界で130以上のスタートアップがISAに参入、日本では唯一LABOTが資本を入れ事業展開

引用元:https://medium.com/contrivance-ventures/income-share-agreements-overview-2021-a2e4745d3676

2017年頃から米国での普及が加速し始めた ISA 産業では、2021年5月現在、全世界で130を超える関連スタートアップが誕生しています。そのうち8割以上は米国に集中しており、その背景としては格差社会・ソフトウェアエンジニアの人材不足及び高い評価・高等教育機関における学費の高騰などが挙げられます。ISAを初期に採用し、多くの実績を誇る「Lambda School」では、倍率100倍相当で入校した学生の入学時平均年収が2万ドル台である中、9ヶ月の学びの後、卒業生の86%以上が 5万5000ドル 以上の年収でソフト・ウェアエンジニアとして再就職に成功しています。またドイツ、カナダの他、近年ではインドにおいても、ISAを採用した教育機関が誕生しており、日本を含むアジアでの動向を注視いたしております。

LABOTは、日本においての教育の新たな価値提案を目指し、我が国特有の教育・就職における慣例を深く見定め、カルチャライズ化した事業モデル、教育機関のプロデュースを推進しております。

■ 世界のISA参入プレイヤーの一覧
https://airtable.com/shrkcRzpgHd4OBlZN/tbl47RAetaE49RosD
 
  • ■ CDEGYM ISA では、これまでに、以下を含む40社以上のIT企業への内定実績があります。
(順不同)
株式会社エス・エム・エス / 株式会社mofmof / 株式会社h2ワークス / 株式会社レコチョク / 株式会社ZOZOテクノロジーズ / 株式会社コードベリー / 株式会社ディー・エヌ・エー / 株式会社サイバーエージェント / bravesoft株式会社 / 株式会社Sun Asterisk / 株式会社ネクプロ / 株式会社GMW / 株式会社ストロボライト / 株式会社アイ・エフ・クリエイト / 株式会社EVERRISE / 株式会社 ブックルックチーム / 株式会社 ライトコード / 株式会社エスイーアーキテクト / 株式会社CONVICTION / 株式会社PRS / 株式会社リンクアット・ジャパン / ALH株式会社 / 株式会社フィーリスト / 株式会社セラク / レキオスソフト株式会社 / 株式会社Liblock / 株式会社テクノクリエイティブ / 株式会社フェリックス / 株式会社ユーエムイーネッツ / ネイバーズ株式会社 / 株式会社オータム / Avintonジャパン株式会社 / STAGE 株式会社 / 株式会社コアテック / 株式会社Tech Fun / 株式会社Gizumo / 株式会社LIFULL
 
  • 本ラウンド参画の投資家からのコメント(敬称略、順不同)
Mistletoe Founder 孫泰蔵 
いつの時代も、自分の興味があることをとことん突き詰めたイノベーターが新しい分野を切り開いてきました。「人の可能性に投資する」をビジョンに掲げるLABOTは、プログラミングを楽しみながら学び、自分の「好き」をとことん追求する人を応援する会社として大きく成長すると確信しています。そして、LABOTのプログラムを終了し巣立っていった卒業生たちは、「世界はプログラマブルであり、自ら変えられる」という実感を持って新たな時代をつくっていくでしょう。そんな彼らに共感する私たちMistletoeは、LABOTと卒業生の双方を応援することによって一緒に新しい社会をつくっていきたいと思います。 

株式会社サイバーエージェント・キャピタル シニア・ヴァイス・プレジデント 北尾崇
シードのラウンドに続き、追加でご出資をさせて頂きました。前回同様、引き続き国内のエンジニアの人材不足を支えなければいけないという危機感を日々感じる中で、ISAというモデルの社会的意義の大きさとブレイクスルーの可能性、また新しい事業モデルに耐え得るだけの鶴田さんと山崎さんの経営の安定感と、お二人を筆頭としたチームの個々の目線の高さと成長性に期待を寄せております。新しくスタートさせているCODEGYM Academyでは、人材の育成にも力を入れているサイバーエージェントもスポンサーとして加わっており、未来のエンジニアの育成をサポートしております。経営および事業の両面で、引き続きLABOT社を応援できればと考えております。 

F Ventures 代表パートナー 両角将太 
鶴田さんは約10年前からの付き合いですが、当時から教育に対する思い入れが強く、本当にやりたい事業領域なんだろうなと感じており、ピボット前の事業アイデアの段階(その頃も教育事業)からご一緒させていただくことになりました。CODEGYM卒業生の内定実績も続々と出てきており、事業も軌道に乗ってきています。家庭環境によらず教育機会を提供する点で社会的意義が大きく、社会に大きなインパクトを与えていく可能性がありつつも、日本ではまだあまり知られていないISAの第一人者として、LABOTが教育業界を大きくアップデートして頂くことを期待しています。

PERSOL INNOVATION FUND合同会社 代表パートナー 加藤 丈幸 
意欲ある個人が、チャレンジできる仕組みは社会にとって不可欠と考えます。その機会の一つであるISAという仕組みを実現させようとするLABOTの志に大いに共感し、今回の出資に至りました。加えて、LABOTが提供するパーソナル・コーチングを主体とした教育は、コロナ禍で急速に広がったオンラインミーティングツールをフルに活用した新たな教育手法として、拡大する領域だと期待しています。このような素晴らしいチャレンジをしているLABOTとともに、パーソルのグループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現につなげていければと幸いです。

新生企業投資株式会社 ベンチャー投資チーム ディレクター 大目晃弘 
LABOT社が取り組むプログラミング人材不足の解消は、日本の成長戦略における優先度が高い喫緊の課題です。また、新型コロナウイルスの影響で産業の地殻変動が起こっている昨今、LABOT社のISA(Income Share Agreement)の活用による再教育機会の提供は、これからますます求められるものになると確信しております。豊富な事業経験を持つシリアルアントレプレナーである鶴田社長を中心とした経営陣を高く評価し、今回出資させていただきました。「テクノロジーと金融の力をかけ合わせ、未来の教育モデルを提案する」というLABOT社のミッションの実現に向けて今後もご支援させていただきます。

NOW株式会社 ディレクター 中島弘貴
「人の可能性に投資する」の理念を掲げ、鶴田さん、山崎さんを筆頭にLABOTに携わる方々の教育・人材育成への熱い想いに共感し、シードラウンドに続き、このたび追加で出資させて頂きました。LABOT社が日本で初めて展開する Income Share Agreement(ISA) を採用した教育サービスの普及により、誰もが平等に好きなことに挑戦できる社会の実現に寄与すると確信しています。未来を担う人材の育成を、NOW一同、LABOT社と共に応援してまいります。
 
  • 株式会社LABOT 代表取締役ファウンダー 鶴田浩之(つるた ひろゆき)からのコメント
 

鶴田浩之鶴田浩之

日本にまだ存在しないビジネスモデル、新たな産業を立ち上げようとする私たちチームに、リスクをとって投資いただいた皆様方に、感謝申し上げます。社会を変えようと高い志を持って取り組む上では、起業家一人のだけの力では足らず、投資家の支援は必要不可欠であり、長期的な視点をもって今回のラウンドに参画いただいたこと、心より励みになります。

新型コロナウイルスが猛威を振るう現代日本において、リモートワークといった働き方の価値観の変容にとどまらず、経済的困窮という具体的な問題は多く、異業種から新たに「学びなおし」をし「再チャレンジ」を余儀なくされている方も増えてきており、当スクールの存在や ISA産業 の立ち上がりによって、そういった方々の支援に繋がる社会的意義を持っていると強く確信しています。また、高校生や大学生の世代には、オンライン授業に対する価値観の違い、また経済的な事情などから中退されたような方が、ISA を活用した教育の機会を求めて、当社のカウンセリングに日々お越しいただいております。2021年5月15日には、そうした既存の学校教育に疑問を持ったり、経済的困窮を抱えている高校生・大学生世代の503名が、CODEGYM Academy に入校いただきました。日本は、国民皆保険や生活保護など諸外国と比べても社会保障・セーフティネットが充実してはいますが、介護や育児などのライフイベントなども含め、一度でも職歴にブランクが出たり、大学を中途退学してしまうと、なかなか独力では正社員としてキャリアアップしていく道が閉ざされてしまう傾向になりやすいと考えています。人生100年時代、かつ変化が激しく産業構造が移りゆく現代において、リカレント教育と転職支援をセットにし、初期費用がかからず誰もが平等に挑戦できる ISA は、今の日本社会にとって必要不可欠な産業になると考えています。

当社は、日本初の参入事業者として「テクノロジーと金融の力をかけ合わせ、未来の教育モデルを提案する」というミッション、「人の可能性に投資する。」というビジョンのもと、今後、スクールのカリキュラム充実、就職活動サポートの充実、実績拡大にとどまらず、業界団体の設立や政策への働きかけなどを多角的に行ってまいります。
  • LABOT 代表取締役 鶴田浩之 略歴
2004年、13歳の頃に初めてプログラミングに触れWebアプリケーションの開発を開始、2011年4月、20歳の在学中に株式会社Labitを創業。初期のプロダクトとして大学生向けのスケジュール管理サービス「すごい時間割」を開発、その後リクルートキャリアに事業売却。Infinity Ventures Summit 2011 Launch Pad に史上最年少で出場し、最年少優勝。2014年、Labitの100%子会社「株式会社ゲームエイト」を新規設立し、取締役就任。15ヶ月後に株式会社Gunosyに売却。事業M&Aによる企業拡大を重ねながら、2016年8月、本に特化した日本初のバーコード出品フリマアプリ「ブクマ!」を開発、リリース。週に1万冊以上が出品されるバーティカルC2Cのフリマアプリに。2017年6月、上場前のメルカリに参画。同年7月、株式会社メルカリの新規事業担当のグループ会社執行役員に就任。メルカリにおいて、スポーツや習い事・語学・プログラミングなどスキルx教育領域のCtoCサービス「teacha」(ティーチャ) を企画、開発、PMとしてプロデュース。2020年、再び新たな挑戦して、10年後、20年後を見据えた教育事業を手掛けるために、ISA 事業を主軸とした、株式会社LABOTを2019年7月1日に設立。プライベートでは2019年9月に第一子が誕生。趣味は、料理、トレッキング、釣り、家庭菜園。1991年長崎県諫早市生まれ。2016年、慶應義塾大学環境情報学部卒。 SNS / @mocchicc
 
  • LABOT について

会社名:株式会社LABOT(ラボット)
設立日:2019年7月
代表者:代表取締役 鶴田浩之
所在地:東京都渋谷区渋谷 2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 39F  WeWork

Webサイト:https://labot.inc

連絡先:https://labot.inc/contact/ 

事業内容:
・教育サービス事業
・金融ソリューション事業
・キャリアコンサルティング事業
・ソフトウェア/アプリケーションの企画・開発事業

サービス:
・ISAを採用したプログラミングスクール「CODEGYM ISA」
・コーチングを主体とした月額制プログラミング学習サービス「CODEGYM Monthly」
・16際〜22歳を対象とした新卒ITエンジニアを目指すプログラム「CODEGYM Academy」
・タイピング学習を通じてプログラミングを学ぶ「SHAKYO.io」 

コーポレートサイト:https://labot.inc
CODEGYM: https://codegym.jp/
SHAKYO: https://shakyo.io/
 

  • 報道関係者の方へ

株式会社LABOT ならびにファウンダーの鶴田浩之は、以下の情報について深い造詣と洞察があり、報道関係者の方に対する取材協力、インタビュー、データのご提供、コメントが可能です。

・日本を含む各国の ISA 市場に関する造詣、今後10年間の教育産業における洞察
・コロナ禍において転職を余儀なくされた方の「学び直し」及び転職実現の多数の事例(大手事業会社における総合職・専門職、公務員、自衛官、サービス業、第一次産業従事者、大学中退者、新卒学生を含む)
・上記において、再挑戦する人々に対するオンラインコーチングによる学習指導や、就職の実現及びその後の活躍、インタビュー等を通じて得た洞察
・プログラミング教育業界が抱える業界構造的な問題点、及びそれを改善するための洞察
・「コーチング」や「ピアラーニング」を通じたオンライン学習の学生の成功事例

お問い合わせ

コンタクトフォーム: https://labot.inc/contact/
(※PRtimesご利用のメディア関係者には、直通のメールアドレス/電話番号も併せてお伝えしております)
 

  • 採用情報
CODEGYM を運営する 株式会社LABOT では、今回の資金調達に伴い、新たな採用情報を発表いたしました。

・プログラミングスクール講師(マネージャークラス)
・コミュニティマネージャー(CM)
・カスタマーサクセス(CS)
・キャリアコンサルタント(CC)
・広報/マーケティング
・CFO/経営企画

通年採用中の職種(週1日〜4日 業務委託)
・プログラミングスクール講師(ISA/コーチング)
・キャリアカウンセラー
・人材紹介エージェント

株式会社LABOT採用ページよりお知らせ下さい。
https://labot.inc/recruit/
 
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区代官山町8-7 Daiwa代官山ビル2F
電話番号
-
代表者名
鶴田 浩之
上場
未上場
資本金
8900万円
設立
2019年07月