電話対応の人手不足とコスト問題を「AI自動応答」で解決:「くじら電話受付AIエージェント」開発開始
株式会社九地良(所在地:大阪市西区)は、ホテル・不動産・コインランドリー・美容院など、電話対応が欠かせない業種向けに、AIによる自動応答と折り返し対応を実現する新システム「くじら電話受付AIエージェント」の開発を10月14日より開始しました。

本サービスは、既存システムと連携し、リアルタイムで最新情報を確認した上で正確な返答や処理を自動化 できる点が最大の特徴です。これにより、人手不足解消・通話コスト削減・顧客満足度向上を同時に実現します。
開発の背景
ホテルや不動産管理、コインランドリー、美容院などの現場では、次のような共通課題があります。
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人手不足:定型的な問い合わせが業務の大半を占め、スタッフが本来の業務に集中できない。
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高額な通話コスト:フリーダイヤルなどでは、待ち時間中も課金され続ける。
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正確な応対の難しさ:最新の予約情報や機械状態を即座に確認できず、回答や対応に時間がかかる。
サービスの概要
電話受付AIエージェントの最大の強みは、「既存システムとの連携によって、単なる一次受付ではなく、実業務の自動処理まで可能にする点」です。
AIが単なる受け答えをするのではなく、業務システムからリアルタイムで情報を取得し、即座に返答・処理を完了します。
「電話受付AIエージェント」を導入する4つのメリット
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既存システムと連携した“正確な対応”
PMSや物件管理DB、遠隔管理システムなどと接続し、最新情報を参照して正確な返答や処理まで自動化。従来の「一次受付のみ」のAIとは一線を画します。 -
人件費・通話料の削減
定型的な問い合わせの70%以上をAIが処理。さらに自動折り返し機能により、フリーダイヤルの待ち時間課金を大幅削減。 -
待ち時間ゼロの顧客体験
電話がつながらない・待たされるといった不満を解消。24時間365日、顧客を逃さない。 -
柔軟な導入
自社システムはもちろん、他社システムとも接続可能。現在の環境を大きく変えずに導入でき、業務に定着させやすい。


業界別の活用例
●ホテル業界

・PMSと接続し、空室情報や予約状況をリアルタイムで確認。延泊や部屋変更など高度なリクエストにも即対応。
・「タオルを追加してください」「清掃をお願いします」といった要望もAIが受け付け、スタッフに自動通知。
・当社クラウドのAPIハブ機能が、PMSとAIエージェントをつなぐ“通訳”として機能。さらにグループ会社の株式会社デバイスエージェンシーが販売する「AdvaNceD IoT客室内線電話」との連携で、客室からの問い合わせも自動化。
●コインランドリー業界

・他社システムとの連携にも柔軟に対応。 既存の遠隔管理システムや決済システムともAPI接続でき、導入環境を大きく変える必要はありません。
・グループ会社の株式会社デバイスエージェンシーが提供する「AdvaNceD IoTキャッシュレス for コインランドリー」ともシームレスに連携可能。機械番号とエラーコードの即時確認、遠隔リセット、キャッシュレス返金までを自動化し、24時間体制の顧客対応を実現します。
●不動産管理業界

・物件管理DBと連携し、「空室確認」「家賃」などの問い合わせに即時回答。
・仲介会社や入居希望者への応答を迅速化し、成約率の向上に貢献。
●美容院・店舗

・予約・キャンセル・営業時間の問い合わせを自動化。
・既存の予約管理システムとも連携可能で、営業時間外も対応可能。
応用事例:コールセンター業務への展開
「電話受付AIエージェント」 は、ホテルや不動産などの現場業務だけでなく、コールセンター業務にも柔軟に展開できます。
●AIが折り返し時間をナビゲート:最初の着信でAIが応答し、オペレーターの予定を瞬時に確認。お客様には具体的な折り返し時間を提案し、無駄な待ち時間や通話料を削減します。
●顧客情報を自動表示(CTI連携):オペレーターが折り返すと同時にPC画面に顧客情報をポップアップ。質の高いスムーズな対応を可能にします。
●やり取りを自動記録(CRM連携):通話や対応内容を自動的にCRMへ記録。情報の抜け漏れ防止やサービス品質向上に役立ちます。
このように、「電話受付AIエージェント」は各業界の業務システムと連携しながら、用途に応じたカスタマイズ導入が可能。ホテルや不動産管理だけでなく、コールセンターやその他のサービス業にも幅広く応用できます。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社九地良(くじら)
電話番号:06-6543-3313
メール:info@kujira.co.jp
会社概要
会社名:株式会社九地良(くじら)
所在地:大阪市西区西本町1-15-6 西本町ビル4階
企業サイト:https://www.kujira.co.jp
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