【株式会社スペサン】筑波大学働く人への心理支援開発研究センターとの共同研究の成果を発表

株式会社スペサン(本社:東京都品川区、代表取締役:植松健佑)は、筑波大学働く人への心理支援開発研究センター(センター長:岡田昌毅)と共同研究した成果「企業理念の浸透度と企業文化醸成のための組織風土が従業員の思考や行動に与える影響の探索的検討」を日本キャリア・カウンセリング学会第29回大会にて発表しました。
これは、心震える瞬間を通じて企業カルチャーの醸成をサポートするサービス『Cultive(カルティブ)』で提唱しているロジックの信憑性を大きく裏付けるものになっています。

この研究では、企業理念の浸透度と、企業理念の浸透度を促進する組織風土を測定する尺度を開発することが試みられました。また、企業理念浸透度と組織風土が従業員の思考や行動にポジティブな影響を与えることが確認されました。特に組織風土に「心理的安全な場づくり」「相互の賞賛・感謝」「会社に対する信頼」があることで、理念の浸透度によい影響を与え、従業員エンゲージメントを向上させます。
◼︎調査の結果(一部抜粋)
企業文化醸成のための組織風土と企業理念浸透度が従業員の思考や行動に影響を与える可能性が示された。特に組織風土の「会社に対する信頼」は,企業理念浸透度と従業員の思考や行動に大きな影響を与える重要な要因であった。また,組織風土の「相互の賞賛・感謝」は企業理念浸透度の「認知・理解・言語化」と「体現・習慣化」を媒介し,従業員の思考や行動へ影響を与えていた。企業文化醸成のための組織風土と企業理念浸透度の両面が,従業員の思考や行動に影響を与える可能性が示された。

この研究では、企業文化醸成のための組織風土と企業理念浸透度の両面が、従業員の思考や行動に影響を及ぼしている可能性が示されました。
この研究結果を用いることで、下記のことが可能になります。
①現状と課題の把握が容易に
研究結果を基に、より具体的に現状や課題を把握できるため、的確な対策を提案できます。
②クリエイティブ成果の定量的評価
イベントやコンテンツ制作などのクリエイティブな成果を、定量的な指標で振り返ることができ、効果を明確に評価できます。
③文化醸成度の推移を可視化
継続的に数値を把握することで、文化醸成度の変化を可視化しながら、施策の進捗や改善点を検討できます。

2025年3月より、実際の顧客に対して本研究内容に基づいたサービス提供を開始いたしました。アップデートした『Cultive(カルティブ)』を通じ、さらに幸せに働く人を増やすための施策を提案・実行してまいります。
■筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター
2019年4月に設立。同センターは、働く人への心理支援に関する研究を推進し、その成果を社会に還元することを目的としています。
センター長 岡田 昌毅
所在地 東京都文京区大塚 3-29-1 筑波大学東京キャンパス文京校舎
ホームページ http://www.human.tsukuba.ac.jp/counseling/t-one-lab/
■株式会社スペサン(Special Thanks Inc.)
代表取締役 植松 健佑
設立 2015年4月
所在地 東京都品川区西五反田3丁目15-6 リードシー目黒不動前ビル 4F
資本金 9,000,000円
展開事業 「Cultive(カルティブ)」人と企業を幸せにする文化づくり
事業ホームページ https://sp-thanks.com/cultive/
企業ホームページ http://www.sp-thanks.com/
■Cultiveに関するお問い合わせ
担当 谷本
連絡先 contact@sp-thanks.com
電話 03-3868-0998
<調査概要>

調査名称 |
職場における意識に関する調査 |
調査内容 |
①企業理念浸透度(独自作成)、②企業文化醸成のための組織風土 (独自作成)、③従業員の思考や行動、④独自作成尺度の妥当性検証のための既存尺度、⑤調査協力者の属性 |
調査手法 |
オンラインによる質問紙調査 |
調査時期 |
2023年8月~2024年4月 |
調査協力者 |
機縁法により民間企業17社に協力を依頼し、258名からの回答を得た。 |
実施主体 |
株式会社スペサン、筑波大学働く人への心理支援開発研究センター |
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