野沢温泉蒸留所とコラボレーション。ジンの蒸留時に出るボタニカルの粕をお米と一緒に発酵させたお酒「Vert」、haccobaより11月28日発売。

三菱地所が主宰する食のコミュニティ「めぐるめくプロジェクト」での出会いから誕生

haccoba

2023年11月28日 12時00分

株式会社haccoba（福島県南相馬市、代表取締役：佐藤太亮）が2021年2月に立ち上げた酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」（ハッコウバクラフトサケブルワリー）から、ジンの蒸留時に出るボタニカルの粕をお米と一緒に発酵させたお酒「Vert」が登場。野沢温泉蒸留所のフラッグシップ商品「Nozawa Gin」の蒸留粕を使うことで、森を思わせる複雑なボタニカルの香りが余韻で広がるお酒になりました。
※オンラインストアの商品ページ： https://haccoba.com/products/vert

■垣根を超えた酒づくりで、日本酒のフロンティアを切り拓く

かつて、日本では各家庭で多様な原料をつかった酒づくり「どぶろく」を楽しんでいた時代がありました。ところが、明治時代に酒づくりが免許制となり、自由な酒づくりが難しくなってしまいました。

私たちは、かつての自由な酒づくりこそが発酵文化の源流であると捉え、ジャンルを超えた酒づくりを追求することで、つくる楽しさを分かち合います。

haccoba のメンバー（背景：haccoba 小高醸造所）

■三菱地所が主宰する食のコミュニティ「めぐるめくプロジェクト」での出会い

地域の食産業や農業・水産業・畜産業を担うプレーヤーと、都市で暮らす生活者が交流し理解を深め合うことで豊かな食や社会をつくる活動として、2022年9月からスタートした「めぐるめくプロジェクト」。

そのコミュニティで開催された「食卓会議」という交流企画で、野沢温泉にうかがったのが2023年8月。そこで野沢温泉蒸留所の方々と出会い、今回のお酒が誕生しました。

・三菱地所「めぐるめくプロジェクト」： https://megourmake.studio.site/

・野沢温泉食卓会議の開催レポート： https://note.com/megourmake/n/n89e2421cdc38

野沢温泉食卓会議の様子

■クラフトメーカーが手を組み、未利用資源を循環させるものづくり

クラフトメーカーとしてプロダクトを製造する際にどうしても生まれてしまう粕（かす）。例えば、酒蔵の場合はお酒を搾った際に出る「酒粕」。ジンの蒸留所の場合は、蒸留時に出る「ボタニカルの粕」。

製造時に出してしまう未利用資源を活用したプロダクトを開発することで、新たな付加価値が生まれていくことを期待しています。

・野沢温泉蒸留所： https://nozawaonsendistillery.jp/

■「Vert」商品概要

「さまざまなボタニカルで香りをつくっていくクラフトジンの蒸留粕を、一緒に発酵させたらどんなお酒が生まれるんだろう」そんな好奇心から誕生した今回のお酒。豊かな自然に育まれた原料と美味しい湧き水でつくられた香り高いクラフトジン・Nozawa Ginの蒸留粕をお米と一緒に醸しました。

ジュニパーベリーだけでなく、クロモジや杉、カキドオシなど12種類のボタニカルで表現された森を思わせる香りと、お米の柔らかな味わいが合わさり、蒸留酒とはまた違った表情を生み出しています。

深い森の香りにつつまれて、ゆったりとした夜をお過ごしください。

販売予定価格：2,750円（税込）
内容量：500ml/ 本
発売日：2023年11月28日(火)
販売期間：2023年11月〜売切次第終了
販売チャネル
- haccoba オンラインストア： https://haccoba.com
- haccoba 小高醸造所店頭：10時〜17時（月曜休み）
- その他お取り扱い店一覧： https://note.com/haccoba/n/n48a9ad45d07f
商品詳細URL： https://haccoba.com/products/vert