Mentor For、企業向け 公式「社外メンター」登録者数100名突破
メンター養成スクールから選抜されたプロフェッショナル人材が活躍
(※1)公式社外メンターとは、企業向けに、従業員の社外のメンターとして1on1メンタリングで知見のシェアを行い、育成に伴走するプロフェッショナルのことです。
社会的背景:企業の女性管理職育成に「社外メンター」の必要性が高まる
人口減少やデジタル化によるリモートワークの推進など産業構造が大きく変わる中、日本が経済成長を続けるには、女性活躍などダイバーシティ(多様性)の推進は不可欠とされています。政府も2020年代の可能な限り早期に、女性役員比率を少なくとも30%にする目標を掲げていますが、足元では10%程度と経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国の中で日本は最低水準で、大きく後れを取っています。
最大の要因の一つに、昇進を希望する女性の少なさがあります。日本の多くの企業で男性中心の意識や働き方が根強く残る中で、女性が管理職になるモデルケースが乏しく、相談相手も限られていることが背景にあり(Mentor For2023年9月調査よりhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000037706.html)、こうした構造的問題が女性の昇進意欲の低迷にもつながっているとされています。
その結果、組織の中に女性リーダーのロールモデルが不足し(あるいは多様性に欠けており)、女性たちの「リーダーになるイメージが沸かない、リーダーになりたいと思えない」という意見に繋がっています。
Mentor Forはこうした現状を踏まえ、女性管理職育成を起点に『ダイバーシティ&インクルージョン』を企業の経営戦略としていくことをミッションとして女性のロールモデル的な人材を「社外メンター」として自社育成し、女性管理職・候補にマッチングするサービスを提供しています。また、女性だけではなく、男性管理職・役員層にも社外メンターをマッチングし、良質なメンタリングを経験していただいた後に、社内メンター育成・制度運用へと繋げていくといった、女性管理職育成・DE&Iのための風土作りをワンストップで支援しています。また、社外メンターは、自社で運営する「ビジネス・キャリアメンターアカデミー」を卒業し、メンタリングスキルに加え、女性活躍やDE&Iの知識を持ち、かつ審査に通過したプロ人材のみが在籍しています。
Menotor Forの「社外メンター」
1)Menotor Forの「社外メンター」:強みと特徴
2)Menotor Forの「社外メンター」:100名の属性
・経験役職分布:リーダー・中間管理職、上級管理職、社外取締役経験者が9割以上
・年齢層:経験豊富なちょっと先をゆく先輩層
・男女比率:少ないながら男性メンターも増加中
・居住地:関東を中心に、近畿・東海・九州・沖縄・中部・北陸・中国・海外にも
3)Mentor Forの「社外メンター」による1on1メンタリングの特徴
まず、女性社員にはリーダー経験のある女性の社外メンターをマッチングし、リーダーとしての自信形成、不安払拭を目指します。個々人の課題にあったメンターをアサインすることが特徴です。メンティ(メンタリングを受けた社員)からは「これまで出世には興味がなかったが、メンターとの対話でキャリアアップに自信が出た」といったポジティブな反応が多く寄せられています。
また、男性管理職・役員層に向けても社外メンターをマッチングし、DE&Iに向けた意識改革を行うと共に、良質な1on1メンタリングを体験することで、男性管理職・役員層を社内メンター・スポンサーとして育成する取り組みも行っています。
Mentor Forは日本で先駆けて2018年よりDE&I推進を目的とした社外メンターの育成・企業の女性リーダーへのマッチング事業を開始しました。公式社外メンターと企業の管理職や管理職候補のメンティとマッチングを行い、1on1メンタリングを実施しています。
また、社外メンターは、自社で運営する「ビジネス・キャリアメンターアカデミー」を卒業し、メンタリングスキルに加え、女性活躍やDE&Iの知識を持ち、かつ審査に通過したプロ人材のみが在籍しています。更に、メンティとの最適な相性を実現するために、独自のマッチング手法を採用し「ぴったりのメンターに出会えた」という評価をいただいています。
企業の社員向け1on1メンタリングは延べ1600人強、累計セッション約6200時間 突破しました。
(2024年1月現在)
Mentor Forの豊富な事例・ノウハウを活かしながら、社外メンターの育成、メンタースキルの普及促進活動を行っています。
「社外メンター」の声:メンティの1on1メンタリングを通じて実感していること
●社外メンターになったきっかけ:
専門性を追求したキャリアではなかったため、自分にキャリアの軸がないことがコンプレックスでした。今までの自分のキャリア・経験が本業以外に活かせることを知り、メンターになろうと思いました。(女性 / 40代 / 情報通信業・管理職)
●実感している社外メンターの社会的意義:
メンティの皆さんは、しっかりと人生を考え、仕事に臨んでおられる素敵な方ばかりです。しかし、自問自答だけで、自分の経験や思考の枠組みから抜け出すことはなかなか難しいことです。また、自分の過去の経験ではなかった事柄に対して、一人で方向性を見出すのも簡単ではありません。社外メンターの存在意義はそのような状況下で解決の方向性を考える時の「伴走者」であると強く感じています。(男性 / 60代 / 民間教育企業・人事本部顧問)
●自身に起きたポジティブな変化:
1on1メンタリングでは、メンティの想いを聴いたり自己理解・自己分析を一緒に行ったり経験を伝えたりします。これらを通して私自身もしっかり振り返り、自分と向き合うことができるようになりました。また、メンティの成長がとても嬉しく感じられます。まるで私自身が進化・成長しているかのような想いを味わうことができ、世の中の見え方も変わってきました。(女性 / 60代 / 元 製造業・執行役員)
代表コメント:
株式会社Mentor For 代表 池原真佐子
弊社は、女性リーダーが意思決定層に不在である日本において「キャリア経験や知見を次世代に循環させる」ことで、「多様な人が活躍していける組織・社会」を創造することをミッションにしています。
3ヶ月に及ぶメンタースクール(ビジネス・キャリアメンターアカデミー / ウィメンズキャリアメンターアカデミー)を経て、さらに審査を通過した方々が、Mentor Forの公式メンターとして活躍していらっしゃいます。
100名以上もの方々が、仲間として共に未来へと向かってくださっていることを心から嬉しく思うと同時に、今後も更にこの循環を広めていきたいと思っています。
株式会社Mentor For(メンターフォー)
設立 :2014年9月
代表:池原 真佐子
住所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-11 大久保ビル503
事業内容:
メンター育成、社外メンターマッチング、社内メンター制度構築支援
組織のD&I推進コンサルティング、研修・講演
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【参考資料】
内閣府男女共同参画局:女性役員情報サイト
上場企業における女性役員の状況
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