「気まずい」は避けるものではなく、楽しむもの。Z世代の51%が共感を求めて視聴する「気まずい系コンテンツ」の流行メカニズムをZ-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom)が分析。

「ふらっと入った居酒屋で…」「一人キャンプで上司が…」。レインボーやジャルジャルが支持される理由は、言葉にできない“あの空気感”の完全再現にあった

Fiom合同会社

Z世代に特化したクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営しているZ世代の実態や価値観を分析するシンクタンク、Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)は、Z-SOZOKEN THINKTANK 最新調査研究レポートの第二弾として『Z世代の気まずいの感覚』についての調査研究レポートの第9章インサイトサマリー「共感コンテンツを通して広がる気まずさ」をリリースしました。

Z世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の調査研究機関「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」が調査研究レポートの第二弾として、『Z世代の気まずいの感覚』について独自に調査いたしました。

本調査は、Z世代当事者によって実施されました。

多様なバックグラウンドを持つZ世代当事者である研究員が、約300名のZ世代を対象にアンケートを実施し、彼らの対人関係における「気まずさ」の正体と、それをコミュニケーションに利用する心理を分析。

全52ページに渡る調査レポートを基に、Z世代が「気まずさ」をどのように捉え、消費しているのかを調査しました。

本調査の第9章では、YouTubeやTikTokで爆発的な再生数を記録している「気まずい系コンテンツ」の人気の秘密に迫ります。

本来であれば避けたいはずの「気まずい瞬間」が、なぜエンターテイメントとして成立するのか。

その背景には、「面白さ」以上に「共感(わかる!)」を求めるZ世代特有の視聴動機が存在することが明らかになりました。

「笑い」よりも「救い」。気まずい動画を見る51%の心理

本調査の第9章から、Z世代は気まずいシチュエーションを再現した動画に対し、単なるコメディとしてのアプローチだけでなく、自分の体験を重ね合わせる「共感体験」として消費している実態が判明しました。

バズる要因は「あるある」と「再現性」 
「気まずい系コンテンツ」に共通する特徴として、56%が「あるあるネタが多い」、35%が「『わかる』と言いたくなる」ことを挙げています 。 レインボーやジャルジャルといった人気クリエイターの動画が支持される理由は、言葉では説明しにくい「微妙な間」や「空気感」を動画ならではの表現力でリアルに再現している点にあります 。

視聴動機は「笑える」以上に「共感できる」 
「なぜ気まずいコンテンツを見たい・面白いと感じるのですか?」という問いに対し、「笑えるから(38%)」を抑え、「共感できるから(51%)」が最多となりました 。 Z世代にとってこれらの動画は、見て笑うだけのものではなく、「自分だけが経験しているわけではない」という安心感や、言語化できないモヤモヤを代弁してもらうカタルシスを得るためのツールとなっています。


【調査研究レポート解説】第9章「共感コンテンツを通して広がる気まずさ」

レポート本編では、Z世代の言語使用の実態と、そこにある心理的メカニズムを図解しています。ここでは、第9章の主要なスライドの内容をご紹介します。

コンテンツ分析〜お笑い芸人によるコント動画の台頭〜 〜日常の解像度が高い「人間関係の気まずさ」〜

レインボーの「ふらっと入った居酒屋で10周年やってて気まずい」や、ジャルジャルの「一人キャンプ来たら横に上司おった奴」といった具体的なヒット動画を紹介しています。これらの動画は、派手な演出ではなく、日常の延長線上にある「人間関係の気まずさ」を題材としており、Z世代から絶大な人気を集めています。

バズっているコンテンツの特徴 〜文字では伝わらない「間」の再現〜

気まずい系コンテンツがバズる最大の要因は、「動画上でしか表現できない微妙な空気感や間を再現できているもの」である点です。テキストや静止画では伝えきれない、視線の泳ぎ方や沈黙の秒数など、リアルな気まずい雰囲気を高解像度で表現することで、「まさにこの感じ!」という強い共感を生み出しています。

Z世代はどのような形式を好むか 〜「コント形式」と「体験談」が2強〜

共感するコンテンツの形式として、「コント形式(37%)」と「再現ドラマ・体験談ベース(34%)」が高い支持を得ています。TikTokなどのショート動画(20%)も人気ですが、作り込まれたコントやドラマ形式の方が、より深く状況に没入し、共感しやすい傾向があるようです。

共通する特徴は「あるある」 〜「わかる」と言いたい欲求〜

気まずい系コンテンツの特徴として、半数以上の56%が「あるあるネタが多い」ことを挙げています 。 Z世代はコンテンツに対して、受動的に楽しむだけでなく、「わかる!」「それな!」と反応し、承認することを求めています。気まずい動画は、その「共感承認欲求」を満たす最適な素材となっています。

視聴動機の深層 〜「笑い」は二の次、「共感」が最優先〜

最も重要なデータとして、視聴理由の第1位は「共感できるから(51%)」であり、「笑えるから(38%)」を大きく上回っています。また、「リアルでゾクっとする感じがいい」「気まずい雰囲気を追体験したい」という回答(7%)もあり、安全圏からスリルを楽しむホラー映画のような消費のされ方も一部で見られます。

調査概要

調査名:Z世代のきまずいの感覚についての意識調査

調査対象:全国のZ世代(18歳~24歳)

調査期間:2025年7月~8月

調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

有効回答数:n=299

調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所 運営:Fiom合同会社)

Z-SOZOKEN所長のコメント

◆竹下洋平(たけしたようへい)

Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長

Fiom合同会社CEO

2005年生まれ。2021年10月にFiom合同会社を設立。Z世代のクリエイターの創造性を最大化させるをミッションに、Z世代によるZ世代向けのコミュニケーションプロデュース事業、リサーチ&プランニング事業を展開している。上場企業から大企業、中小企業、ベンチャー、スタートアップ、行政や自治体と幅広い組織の支援実績を持つ。Z世代の創造性を活かし、Z世代向け広告コミュニケーションの上流設計から制作、運用までワンストップで実行支援する。

「見ていてこっちまで気まずくなる動画」が、なぜこれほどまでにZ世代の心を掴むのでしょうか。

その答えは、データが示す通り「笑い」以上に「共感」を求めている点にあります。

私たちは日々、失敗しないように空気を読み、神経をすり減らして生きています。

そんな中で、動画の中の主人公が盛大に気まずい状況に陥り、あたふたしている姿を見ると、「自分だけじゃないんだ」「こういうことってあるよね」という強い肯定感と安心感を得ることができます。

レインボーさんやジャルジャルさんのコントが支持されるのは、単に面白いからだけではありません。

誰もが一度は経験したことのある、背筋が凍るような「あの数秒間の沈黙」や「視線のやり場に困る空気」を、驚くべき解像度で再現してくれているからです。

辛い記憶であるはずの「気まずさ」が、コンテンツとして客観視されることで、笑って消化できる「エンタメ」に変わる。

これこそが、Z世代流のストレス対処法であり、私たちが気まずい動画をループ再生してしまう理由なのです。

「Z世代に刺さる気まずさとは何か?〜Z世代の気まずいの感覚を徹底解剖〜」

今回の内容をZ世代当事者のリアルな声と共に深掘り解説する「Z-SOZOKEN ACADEMY」

その第2回目となる講座を、2025年12月9日に、「Z-SOZOKEN ACADEMY 第二回特別講座」の開催を決定しました。

特別講座のテーマは、「Z世代の気まずいの感覚」について。

全52ページにわたる調査レポート『Z世代の気まずいの感覚についての意識調査』 をもとに、Z世代のインサイトを詳しく分析・解説。

そこから、Z世代が抱える「気まずさ」というネガティブな感情を、いかにして「共感」や「エンターテイメント」へと昇華させているのか、そのメカニズムとマーケティングへの応用プロセス(2R1Sフレームワークなど) を、実践例を交えてご紹介します。

さらに、以下のURLよりお申込みいただいた方には、通常11,000円(税込)の参加費を、初回参加に限り"無料”でご招待いたします。

「『気まずい』がなぜトレンドになるのか、その背景が理解できない」

「Z世代に向けたコミュニケーションで、距離感を誤り『痛い』と思われていないか不安」

「ネガティブな感情をポジティブな共感に変える、コンテンツの切り口を知りたい」

そんな課題をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

▼「Z-SOZOKEN ACADEMY 第二回特別講座」概要

タイトル:「Z世代に刺さる“気まずさ”とは何か?〜Z世代の気まずいの感覚を徹底解剖〜」

日時:2025年12月9日(火)19:00~21:00

開催形式:オンライン配信(Zoom Webinar)

参加費:通常11,000円(税込)→ 初回限定“無料”ご招待

主催:Fiom合同会社 / Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)

▼スケジュール

19:00-19:40:Z世代リサーチャーによる調査レポート解説

19:40-20:20:現役Z世代当事者によるZ世代リアルボイスが体感できるトークセッション

20:20-20:50:参加者によるZ世代へのリアルタイム壁打ち質問コーナー

20:50-21:00:クロージング

調査研究レポート(全52ページ)を無料でダウンロード

今回ご紹介した内容は、調査レポートのほんの一部です。

レポート本編では、「Z世代が気まずさを感じる具体的なシチュエーション」や「気まずさを活用したマーケティングフレームワーク(2R1S)」など、明日からの企画やコミュニケーション設計にすぐに活かせる実践的な情報を多数掲載しています。

少しでもご興味をお持ち頂きました方はぜひ下記よりダウンロードしてご活用ください。

Z世代への訴求にお悩みの方へ

「Z世代向けの広告が『広告っぽい』と言われ、すぐにスキップされてしまう…」

「リアル風の広告を作っても、Z世代には『巧妙な広告だ』と見抜かれて不信感を抱かれていないか…」

「Z世代が『SNS疲れ』しているのは分かるが、では企業はどうコミュニケーションを取ればいいのか…」

今回の調査結果を見て、少しでもそう感じたご担当者様へ。

弊社はメンバー全員がZ世代当事者で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニーです。

Z世代ならではの感性や同世代の視点を活かしたアプローチで、マーケティングリサーチ、戦略設計から企画立案、制作、運用までワンストップで統合的にご支援しております。

Z世代や若年層向けの企画制作マーケティング/ブランディングでお困りの方はお気軽にご相談ください。

「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」について

Z世代の創造性で未来を創る。Z世代特化の次世代型シンクタンク。

「Z-SOZOKEN」とはZ世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社が運営しているZ世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の次世代型シンクタンクです。

Z世代の実態や価値観をZ世代当事者たちが様々な観点から把握・分析。

時代の最先端をゆくZ世代の未知なる文化を解き明かし、時代を切り開く新たな価値観を探求しております。

リアルZ世代起点でZ世代に届く共感を軸としたコミュニケーションやプロモーション設計に活用できる実践的なマーケティング情報を提供しています。

公式サイト:https://z-sozoken.studio.site

Fiom合同会社について

Z世代に特化したZ世代のクリエイティブカンパニー

メンバー全員がZ世代で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニー。

Z世代の創造性を基点としたZ世代目線のアプローチを実施。

Z世代向け広告コミュニケーション領域の上流設計から制作・運用まで実行支援する。

時代の最先端をゆくZ世代の感性を活かしたクリエイティブカンパニー。

社名:Fiom合同会社
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階
設立:2021年10月15日
代表:竹下洋平
HPhttps://fiom-llc.studio.site

本件に関するお問い合わせ

メール info@fiomllc.com
お問い合わせフォーム https://fiom-llc.studio.site/contact

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
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代表者名
竹下洋平
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年10月