介護に頼らない家® 発売

~ 応用行動分析学にもとづいた『施設と身内と共生』できる家のリノベーション ~

smart creative management®︎

この度、企業向けに“ 応用行動分析学と芸術にもとづいた人材開発 ”を手掛けている弊社リクエスト株式会社は、社会課題を解決するためにABA(応用行動分析学)オペレーションズ研究センターと公共行動研究室と共同で「介護に頼らない家™」をデザインする事業を開始いたしました。

 


介護に頼らない家「お家の行動リノベーション™」により、私達が人生を最後まで、人に恥じることなく人と関わり笑顔になり、自分の身体で自律して生きていける。そのための行動と思考の習慣を、慣れ親しんだ住生活環境の中でムリなく身に付けていく。つづけることが困難な”日常生活に必要な身体機能の低下を予防する”機能訓練が、慣れ親しんだ自宅の中で自然となされ、実行機能が高まる住まいのリノベーションデザイン事業です。

弊社のBehavior engineerが、現地での相手の立場からのABA:応用行動分析学にもとづいた行動観察と機能分析を踏まえ、施主様とご家族の「できている」ことはムリなく「維持」し「できなくなりつつある」ことはムリなく「できる」ようにしていく実行機能を日常生活を営む中で自然とつくる」住生活シナリオをつくります。

機能訓練をしようとすると、機能訓練をすることが目的になり、継続性が担保できなくなる。そもそも、自分の生活ペースで進められない集団の中での機能訓練を望まない人もいる。また「したいこと」を設定しても、その実現までの期間が長く、実際は継続には直結しない。この状態を変えていきます。これらは日常生活をふつうにできる人でも同じ。例えば、組織で働く人であれば、目標を設定しても、目標を管理されても、期待されても目標が達成できない。「スポーツジムに通い身体を鍛える」筋トレをする意欲があっても継続できる人は極一部。ダイエットも同様ではないでしょうか。気持ちや意識では継続することはできない正しいことを言われても、継続することはできない慣れ親しんだお家の中で、
  • いかに小さな行動の数を負担感少なく増やすのか?
  • その状態をいかに具体的につくるのか?
ここがポイントです。

実行機能を日常生活を営む中で”意識せず無理せず”自然とつくる住生活シナリオは
  • ​どのようにして具体的な行動と思考をうながすのか?(誘発)
  • その行動と思考をどのように続け習慣にしていくのか?(強化)
の設計図です。

特に重要視している行動は「1.しゃがんで立ちあがる」行動と「2.歩幅を広げる」です。この2つの行動をご自宅の中で心理的にも身体的にも負担感少なく"はじめられ"、意識すること無く"つづけられる"ように住生活シナリオを設計しています。また、この2つの行動以外に住居内の”安全な行動”も増やしていくため、バリアフリー化は原則行いませんバリアフリーにしてしまうことで、日常生活に必要な筋力を維持・強化する機会を無くしてしまうことがあるためです。例えばバリアフリー化で「段差をなくす」。段差を無くすことで、目先では、移動しやすくなりますが、一方で「脚を上げる」小さな行動が減ります。毎日の脚を上げる小さな行動が減ることで、とうぜんですが、脚の筋力は徐々に低下します。いつのまにか歩幅が狭くなっていき、さらに、歩く行動が減り、脚の筋力がさらに低下していきます。浴室のバスタブに入ることが難しくなっていきます。お風呂のリフォームでは対応ができない領域です。目先の効率の追求が、先々の非効率になる。これは組織も同じです。効率化すべきでは無いこともある。「介護に頼らない家」はこのような筋力低下につながる状態を”安全な行動を増やす”ことで極力つくらないようにし、お家の日常生活の中でムリなく負担感の少ない小さな安全行動と思考を発生させていきます。

通常の機能訓練(1.寝返り、2.起き上がり、3.起立、4.歩行、5.洗顔、6.整髪(化粧)、7.着座、8.立ち上がり、9.食事、10.歯磨き、11.排泄、12.入浴)では見落としがちになる「観る・聴く・触れる」などの認知(インプット)、その前提にある「良い人間関係をつくる表情と言語(話す)」(アウトプット)を含む身体機能を、日常生活を営む中で自然とつくっていきます。「その人らしさ」は、自分が住み慣れた家が起点でつくられていきます。であれば、住み慣れた家を起点に進めるのが無理がないと弊社は考えています。住み慣れた家を起点に進める場合、例えば、窓などの開口部を工夫することで採光と風通の調整ができる。太陽の光と風は人間にとって刺激です。ABA:応用行動分析学では刺激を制御することで、人間の行動を変え、思考(認知)を変える手法が研究されています。光と風を使い「できている」ことはムリなく「維持」して、「できなくなりつつある」ことはムリなく「できる」ようにしていくことは可能です。また、開口部の工夫は省エネに直結し、年金や蓄えの減少を抑えることにもつながります。また、ガーデンエクステリア(お庭)のハードルが高い狭小住宅であっても、ウォール(壁面)エクステリアの工夫により、お家に中での機能訓練に直結する行動の数を増やすことができる。安易にバリアフリーやユニバーサルデザインに優れた福祉用具を使わず機能訓練は可能です。バリアフリーやユニバーサルデザインの知見はすばらしいものがあります。それによって助かることも理解しています。しかし、それによって、行動パターンが変わり、思考が変わってしまう側面もあります。これらの思考と行動は「その人らしさ」を阻害する

リフォームの優先順位が低い、開口部やエクステリアを工夫し導入することにより「足がもつれやすい」「転びやすい」「階段が降りづらい」など日常生活の危険な行動を減らしていくことができます。日常生活に必要な筋力の維持と強化に直結する「1.しゃがんで立ちあがる」行動を、関節への負担と血圧の急上昇を抑えながら増やす。「1.しゃがんで立ちあがる」行動が徐々に増えていくことで「骨盤をひらく(まくる)」ことができはじめ「2.歩幅を広げる」行動を増やしていくことができる。足腰・腹部の筋力を負担感少なく、系統的に高めていくことができる。脚が上がりづらくなりバス・お風呂に入りづらくなる前に、足腰の筋力が衰えてしまいせっかくリフォームしたキッチンなどの住宅設備が使いづらくなる前に、認知を含む身体機能の低下を抑えることができる余地は、まだまだ創意工夫ができます。

その実現には、弊社のABAオペレーションズ研究センターが、企業の人材開発で培っている、人に優しく行動をうながし、続けられるように働きかける人間の科学にもとづいた“Nudge Product® ※1” の知見を活かしています。Nudge Productは応用行動分析学(ABA)の“行動テクノロジー® ※2” を活用しています。「介護に頼らない家™」は、住環境にNudgeを取り入れたはじめてのケースです。Nudge Product®は、強制することなく、人の行動を優しくうながし、続けたくなるように強化する小さな刺激です。医療費を抑えるために行政が取り入れています(しかし、継続し習慣化するための強化が不足するケースも見受けられる)。今後、住環境に求められることは、慣れ親しんだお家の中で「負担感少なく、日常生活に必要な身体機能の低下を予防する”行動の数”を安全に増やしていく」ことです。そのために応用行動分析学にもとづいたNudge Product®は実験検証もされ使い勝手が良い。

慣れ親しんだお家の中で、
  • 無理せず、意図せず、自然と筋力と認知力が鍛えられる住環境を整える
  • 介護に依存しない身体機能を、負担感少なく、意識せず、自然に鍛える
​施設と身内と共生していくための家づくり。
 

 

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リクエスト株式会社 代表取締役
Behavior engineer 甲畑智康
 

 

 

【会社概要】
社名:リクエスト株式会社 URL:https://requestgroup.jp


代表者:代表取締役 甲畑智康 URL:https://requestgroup.jp/profile

著書:
「教える技術 外国人と働く編(かんき出版)」
現場を上手にまとめる介護リーダーの8つの技術(中央法規出版)」
※ 
https://www.amazon.co.jp/dp/B09FC89FT6/ref=cm_sw_r_tw_dp_BF7KKNX6WBAE1N65W5WT

【研究機関】:
□ ABA(応用行動分析学)オペレーションズ研究センター
 (ABA Operations Research®)
□ スマートクリエイティブマネジメント総合研究所
 (smart creative management®)
□ 公共行動研究室
 (Behavior Based Public Policy)

【担当】:末光
e-mail: request@requestgroup.jp
問合フォーム: https://requestgroup.jp/request


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000068315.html

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会社概要

URL
https://requestgroup.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
電話番号
090-4183-2525
代表者名
甲畑智康
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年10月