IASの調査で「QPO(クオリティパス最適化)」最大のメリットは、ROIの向上とサプライパスの可視化であることが明らかに

米国デジタルメディア専門家の89%以上が、SPO(サプライパス最適化)よりもQPO(クオリティパス最適化)を利用する複数のメリットを認識

IAS

​2022年11月17日 - デジタルメディア品質分野のグローバルリーダーである Integral Ad Science(ナスダック:IAS、CEO:リサ・アッツシュナイダー / 日本オフィス:東京都千代田区、日本カントリーマネージャー:山口武、以下 IAS)は本日、米国調査からの最新レポート「クオリティパス最適化(QPO)についての洞察」を発表しました。この調査レポートは、全世界で利用が拡大しているプログラマティック広告(広告枠の自動買付)とその成果を高めるためのサプライパス最適化(SPO)戦略の利用状況、そしてメディア品質の指標を取り入れた新たなアプローチ「クオリティパス最適化(QPO)」に対する関係者の期待を明らかにしています。

>>> レポート全文のダウンロードはこちら:https://integr.al/3Exzc4L

世界中でプログラマティック広告の取引が飛躍的に成長する一方で、広告の購買体験はより複雑さを増しています。IASの2021年の調査からは、プログラマティック広告の最大の懸念として、メディア品質を脅かすブランドリスクの増加、アドフラウド、広告取引における透明性の欠如が指摘されています。マーケターが広告費と効果の最大化に対するプレッシャーを受ける中でプログラマティック広告を活用するには、従来のサプライパス最適化(SPO)にメディア品質を掛け合わせた「クオリティパス最適化(QPO)」を重要視することが求められています。

IASは今回、米国の広告主/ブランド、広告代理店、クリエイティブエージェンシー等のデジタルメディア専門家200名を対象に調査を実施し、以下のような洞察を得ることができました。
 
  • 1) メディア専門家は、クオリティパス最適化(QPO)戦略導入の重要性を理解している

・93%が、サプライサイドプラットフォーム(SSP)における予算の有効配分が、サプライパスのパフォーマンス評価において重要だと考えている
・91%が、サプライパスのパフォーマンス評価にはqCPM(Quality CPM)が重要だと考えている
・53%が、低品質メディアに費やされた広告費を知ることが重要だと考えている

 

  • 2) メディア品質とコストを把握することが、SSPのパフォーマンスとサプライパス最適化の判断を容易にする
・69%が、広告の供給経路の最適化を決定する際に予算の有効配分を考慮している 
・53%が、コスト指標にメディア品質指標を加えることで、より状況を理解しやすくなると考えている
・検証結果によると、メディア品質指標が追加されることにより、広告のサプライパス最適化の決定に対する信頼度が12ポイント上昇した
  • 3) 業界の関係者は、データの一元化、教育、インサイト活用の自動化を通じて、SPO/QPOの普及を促進することができる
・53%が、第三者プラットフォームによるデマンドサイドプラットフォーム(DSP)が共有するデータ一元化にメリットを感じている
・52%が、パフォーマンス指標の解釈について学べる機会の充実を望んでいる
・49%が、入札前セグメント/最適化を通じたインサイトを利用するための自動化がより有益であると考える


IAS社のChief Commercial Officerであるヤニス・ドシオス(Yannis Dosios)は次のように述べています。
「広告主は、プログラマティック広告の透明性を高め、広告費から質の高いインベントリーを得ることを望んでいます。プログラマティックへのアクセスが拡大したことで、同じ広告在庫が複数の経路で提供されるようになり、広告取引における複雑さが増しています。そこで登場したのが、クオリティパス最適化です。専門家が懸念するプログラマティック広告の主な課題に対処するには、デジタル広告戦略の根幹にクオリティパス最適化の考え方とメディア品質を置き、品質とコスト効率を最優先した最も効果的な供給経路を特定することが重要になっています。」


Integral Ad Scienceについて
Integral Ad Science(IAS)は、デジタルメディア品質の向上において世界をリードする企業です。IASは、広告が本物の人間によって、安全かつ適切な環境で閲覧されることを支援し、コンテクストに基づくターゲティングの活性化やサプライパス最適化を推進することで、すべてのインプレッションを価値あるものにします。私たちの使命は、世界をリードする広告主、パブリッシャー、プラットフォームが利用する、デジタルメディア品質の信頼性と透明性の世界的な基準となることです。IASは、実用的なリアルタイムの情報と知見を備えたデータに基づくテクノロジーの提供で、これを実現します。2009年に設立したIASは、世界中で何千社ものトップクラスの広告主やパブリッシャーを支えています。

詳しくは、https://integralads.com/jp/をご覧ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

Integral Ad Science Japan 株式会社

5フォロワー

RSS
URL
http://integralads.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区有楽町1−1−2 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー12F
電話番号
03-4588-6307
代表者名
Lisa Utzschneider
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年03月