春日井製菓、地元企業5社で顧客体験価値向上をめざした勉強会「客相Meetup」を始動。次回開催は名糖産業にて
業歴合計470歳の名古屋の老舗お菓子メーカー5社が集合。直接顧客と触れ合う「お客様相談室」の仕事が、業務のやりがい向上につながる3つの秘訣
おいしくて、安心して多くの人々に愛され続けるお菓子作りを行う春日井製菓株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:春日井大介)は、愛知県名古屋市西区に拠点を置くお菓子メーカー各社(安部製菓、カクダイ製菓、共親製菓、名糖産業)と協力し、勉強会「客相Meetup」を初開催しました。「お客様相談」担当者が対応のノウハウや悩みを共有し、商品の購入前から購入後にいたる顧客体験の価値向上をめざす勉強会です。意見交換の中では、仕事のやりがいやモチベーションアップについてディスカッションしました。
2024年最新動向/消費者の約6割が、窓口対応に満足して購買・利用継続を決めている

https://mobilus.co.jp/lab/research/customer-support-report/
CX(顧客体験)関連の調査を行うモビルス株式会社は、一般消費者のうち約6割が「お客様相談室の対応によってその企業の商品やサービスの購入や利用に影響を与えたことがある」という統計を発表しています。


お菓子メーカーの商流は製造したお菓子を卸売業者に販売する B to B 取引が中心です。そのためお客様相談室やSNSは、顧客と直接コミュニケーションが取れる数少ないタッチポイントとなっています。中でもお客様相談室は直接電話やメールで消費者の声が聞ける一方、対応次第で企業や商品の印象が変わる重要な役割を担ってます。
2025年2月21日(金)にカクダイ製菓株式会社において開催された「客相Meetup」では、地元のお菓子メーカー5社が集合。春日井製菓・お客様相談室の担当者がセミナー形式で事例を共有し、各社が意見交換を行いました。
名古屋市西区のお菓子メーカー5社が「客相Meetup」をするようになった背景

安部製菓、カクダイ製菓、共親製菓、名糖産業、春日井製菓の5社は毎年、地域の子どもたちのために「おかしなハロウィン」というイベントを共催しています。当イベントの運営ではお互いの商品や業務について、カジュアルに意見交換ができると好評でした。そこで年に1度のハロウィンだけでなく、有意義な学び合いの機会を設けたいと考え「客相Meetup」を開催することになりました。
春日井製菓・お客様相談室担当者が語る、どんな仕事もやりがいが向上する3つの秘訣とは

春日井製菓・お客様相談室の山口(仮名)は、グミ工場で5年間勤務した後、社内公募でお客様相談室に異動希望を提出しました。これまで多くのお客様対応をしてきた経験から「この仕事は、私にぴったりです。」と語ります。そんな担当者からは、どんな会社でも、どんな仕事でも応用できる3つの秘訣を発表しました。

①仕事に飽きないコツ
②どんな仕事でも楽しめる理由
③自分自身が自社のファンになる
山口は、お客様相談室に寄せられる多くの声に真摯に向き合い、常に前向きに対応している事例を紹介。お問い合わせをしてくれた人一人ひとりに寄り添う姿勢に、仕事に対する向き合い方や、従業員エンゲージメント向上へのヒントも感じられました。

「B to B のお菓子メーカーにおいてお客様相談室は、消費者と直接お話しできる唯一の部署です。マイナスな意見を聞くのは怖いと感じる人もいるかもしれませんが、会社や商品のみならず、私個人に対して応援の言葉や対応のお褒めをくださることもあります。アメリカから国際電話をかけてきて、私をきっかけに春日井製菓を好きになったと言ってもらえることもあり、やりがいを感じます。お客様相談室にいると、どれだけうちの商品が愛されているかを実感する毎日ですね。お客様とも社内外の人とも、せっかくつながったご縁は全て楽しみ、仕事につなげていきたいと思っています。」(資料作成・コメント/春日井製菓・お客様相談室担当)
「客相Meetup」参加お菓子メーカー各社からの声

安部製菓
(総務お客様相談室兼任)
山口さんの人柄の良さと対応力に驚きました。自身の仕事に深く関心や興味を持ち続ける姿勢や社風、環境にも憧れます。

カクダイ製菓
(総務お客様相談室兼任)
ハロウィンイベントの時から話していた企画が実現してよかったです。こうした勉強会などこれからも横展開していけたらと思っています。

共親製菓
(商品開発部 採用担当兼任)
弊社では専任の担当者はおらず事務が電話対応しています。共感する点も多いのでトークセッションなどもできれば!

名糖産業
(品質管理室お客様相談室兼任)
ご指摘一つとってもその人にとってのストーリーがあるんですよね。聞き出して寄り添い、真摯に対応する姿勢に感心しました。
「客相Meetup」企画担当者からの声

「『客相Meetup』は始まったばかりの新しい取組ですが、各社の顧客体験をシェアし合うことが、企業や商品の価値向上につながることがわかりました。さらに今回の会合を通じて、お客様相談室の取り組みが、働く人一人ひとりのモチベーションアップにも貢献する可能性も見出せました。現状に飽きることなく広い視野で業務を観察し、相手に寄り添いコミュニケーションをとる姿勢は、この春の新入社員や部署異動をした人など、あらゆる働く人に必要な知見です。今後も企業の枠を超え、総務、経理などの共通業務に関する学び合いの機会を設けていきます。次回は名糖産業さんで開催する予定です。」(春日井製菓 おかしな実験室 高木宏幸)
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