なぜ「研修→実践→経験」でしか人は変われないのか（組織行動科学®）

― 人が変わったと言える条件を、行動と経験から定義する ―

人的資本開発プランニング®センターを運営するリクエスト株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：甲畑智康）は、33.8万人・980社の行動・制度・事業構造データの分析をもとに、レポート
『なぜ「研修→実践→経験」でしか人は変われないのか ― 人が変わったと言える条件を、行動と経験から定義する ―』を無料公開いたしました。

d68315-157-76e768a759376e43a4fa108cb3003c51.pdf

■ 研修を重ねても「現場の行動が変わらない」という違和感から出発 

多くの企業で、研修の高度化や制度整備は着実に進んでいます。しかしその一方で、

• 研修は実施している

• 内容も理解されている

• それでも現場の判断や行動が変わった実感がない

 という声は、後を絶ちません。

 本レポートは、研修の内容や制度設計の巧拙を論じるものではありません。問い直したのは、そもそも「人が変わった」とは、どのような状態を指すのか、そしてなぜ研修だけではその状態に至らないのかという点です。

■ 人は「理解したとき」ではなく、「経験したとき」に変わる 

本レポートが示す結論は明確です。
人は、説明を理解し、重要性に納得しただけでは変わりません。

 人が変わったと言えるのは、

•  ある見方を使って実際に行動し

• その行動によって相手の反応が変わり

• その反応を事実として引き受けたとき

 です。この変化は、意欲や満足度といった主観的指標では測れません。見ている対象、成果の定義、役割認識が更新されているかどうかという、第三者からも確認できる変化として捉える必要があります。

■ 「研修→実践→経験」という三段階を構造的に整理 

本レポートでは、人の変化を次の三段階で整理しています。

1. 研修：仕事を見るための「見方」を知る段階

2. 実践：その見方を使い、事実を自分で確認する段階

3. 経験：行動と相手の反応を引き受け、立ち位置と成果指標が変わる段階

 研修が機能しないのではありません。研修に、本来担えない役割まで期待してしまっていることが、変化を止めているのです。

■ 人材育成を「施策論」から「変化条件の設計」へ 

本レポートが意図したのは、人材育成を

• 研修を増やす議論

• エンゲージメントを高める議論

 から解放し、人が生み出す価値の変化を、確認可能な形で設計・評価するための共通言語を提示することです。 

人が変わったかどうかは、「どれだけ学んだか」ではなく、「判断の仕方・行動の基準・引き受けている役割が変わっているか」で確認すべきである。その基準を、本レポートでは明確に定義しています。

■ レポート概要 

なぜ「研修→実践→経験」でしか人は変われないのか
― 人が変わったと言える条件を、行動と経験から定義する ―

• 発行：人的資本開発プランニング®センター

• 形式：PDFレポート、15ページ

• 無料

• 対象：人事・人材開発担当者、事業部門責任者、研修企画担当者、経営層

1. なぜ研修だけでは人は変わらないのか

2. 実践：事実を自分で確認する段階

3. 経験：立ち位置と成果指標が変わる段階

4. 人が生み出す価値の変化を、どう捉え、どう設計するか

d68315-157-d4c28741437bc8e208dbd1dabcc6c903.pdf

---

お問い合わせ：

人的資本開発プランニング®センター

E-mail: [e-mail]

リクエスト株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：甲畑智康）は「より善くを目的に」を掲げ、33.8万人の働く人のデータに基づいた組織行動科学®を基盤に、7つの研究機関が980社を支援している企業です。

組織行動科学®は組織で働く私達の思考と行動が「なぜ起こり」「なぜ続くのか」を5つの理論領域（行動制御理論・動機報酬理論・関係構築理論・認知思考理論・習慣形成理論）で解明し、より善く再現する手段。

【会社概要】

社名：リクエスト株式会社

所在地：〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F

コーポレートサイト：https://requestgroup.jp/

代表プロフィール：https://requestgroup.jp/profile

会社案内ダウンロード：https://requestgroup.jp/download