小石川後楽園文化財指定100周年記念「幕末維新の食卓外交コース~グルメな将軍の本格フレンチ戦略~」第2弾
徳川慶喜ゆかりの地で、幕末の勇者たちが舌鼓を打ったフランス料理が150年の時を経て蘇る
関連情報URL:https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/deuxmil_reproduction/
慶応3年(1867)、徳川幕府最後の将軍 徳川慶喜は、大坂城で外交晩餐会を開きました。イギリス、オランダ、フランス、アメリカの4か国の公使たちに、4日間にわたりフランス料理が振舞われました。公使たちの琴線に触れるものにしようと、それまでの和食主体のおもてなしから西洋料理へと改めたとされています。横浜のホテル「オテル・ド・コロニー」経営者のラプラス氏に料理一式を頼み、20皿を超える本格フレンチが提供されました。これが、おそらく日本で初めての本格的な西洋料理での饗応であるとされています。
東京ドームホテルを含む、小石川後楽園一帯は、徳川慶喜(1837~1913)が生まれた地です。第15代将軍に就任し、慶応3年に大政を奉還、江戸城開城後水戸にて謹慎した後、駿府に隠棲しました。明治30年(1897)東京に戻り、同34年(1901)この地に移り住み、大正2年(1913)11月22日にこの地で没しました。
この度、小石川後楽園文化財指定100周年を記念して、このエリアが徳川慶喜ゆかりの地であることから本ディナーコースをご提供いたします。
当ホテルの名誉総料理長 鎌田昭男は、徳川慶喜が大政奉還の年に大阪城内で4か国の公使の饗応に用意したメニューが記録されている「幕末維新外交史料集成」という史料を参考に、当時のフランス料理の特徴を再現。現代のお客様にも美味しくお召し上がりいただける味に調整し、20皿の中から厳選した本格的なフランス料理のフルコースに仕上げました。
激動の幕末にタイムスリップし、日本の外交の歴史に想いを馳せながら、ノスタルジックなひとときをお過ごしください。
「幕末維新の食卓外交コース~グルメな将軍の本格フレンチ戦略~」第2弾
【メニュー】
◇スクランブルエッグとクリームキャビア
◇鶉とフォワグラパルフェ セシリア風 マスカットのゼリー添え
◇ホワイトアスパラのマリエイズ風
◇チキンコンソメとヌードルパルメザン 雉のチロル風
◇舌平目とオマール海老風味ムースのテユルバン ヴィラレ風
◇ローストビーフのグレービーソースとレフォール 三種の野菜とクレソン添え
◇桃のコンポートとピスタチオのアイスクリーム シャンパンサバヨンソース
◇コーヒーまたは紅茶
◇五色豆のグラッセ
スクランブルエッグとクリームキャビア
(卵 / 乳製品 / キャビア)
スクランブルエッグの上にウォッカを加えたクリーム、さらにキャビアを添えて。口の中に広がる贅沢な美味しさが魅力的な逸品。
鶉とフォワグラパルフェ セシリア風 マスカットのゼリー添え
(鶉 シツプレームドフレートボライ / 但葡萄 シーザンミスカー)
フォワグラ・鶉のロースト・ゼリーを層にした一皿。マスカットのコンポートとジュレをあわせることで、デザート感覚に。
ホワイトアスパラのマリエイズ風
(うとの類 アスペルジユ / 但櫁柑 ヲランジー)
昔ながらのコクのある重めのオランデーズソースにオレンジジュースを加えたこだわりのソースが、ホワイトアスパラガスと相性良く絶品。
チキンコンソメとヌードルパルメザン 雉のチロル風
(鶏の汁物)
コンソメに香り豊かな雉の出汁を加えたスープに、パルメザンチーズであえたヌードルが味わい深い逸品。
舌平目とオマール海老風味ムースのテユルバン ヴィラレ風
(魚 / 但麦粉製之品 プーセーアラベシヤメル)
舌平目とオマール海老の風味豊かな素材の味が活きたババロア型のムースに、玉ねぎをスライスして炒めることで存分に素材の甘さを引き出した、伝統的なフランス料理を代表するベシャメルソースを添えて。
ローストビーフのグレービーソースとレフォール 三種の野菜とクレソン添え
(但牛肉 ロスビーフ / さやいんげん之品 アリコベールアラメートルドテル / 白ゑんとふ豆 ぺチホアソテー / 馬鈴薯 ニノン)
じゃがいもをローストしフォワグラを加えて潰し混ぜ、カリカリに焼き上げた付け合わせが、ジューシーなローストビーフと驚くほど相性のいい組み合わせ。
桃のコンポートとピスタチオのアイスクリーム シャンパンサバヨンソース
(桃)
バニラが香る桃のコンポートにピスタチオのアイスクリームを添えて。19世紀フランスに伝わったシャンパンサバヨンと共に。
五色豆のグラッセ
(五色豆の類 ダラセー)
宮中の祝い事で使われる青(緑)、赤、黄、白、黒(茶)を模した五色豆は、縁起物としても親しまれていました。
※()内は当時のメニュー名:「幕末維新外交史料集成 第一巻」より引用
「幕末維新の食卓外交コース~グルメな将軍の本格フレンチ戦略~」第2弾 提供概要
URL:https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/deuxmil_reproduction/
期 間:2023年11月18日(土)~11月26日(日)
時 間:平日 18:00~22:00(L.O.21:00) / 土・日・祝日 17:00~22:00(L.O.21:00)
料 金:お一人様 ¥18,000
※表示料金はサービス料・消費税込みの料金です。
東京ドームホテル 名誉総料理長 鎌田昭男
1971年渡欧
「ホテル・ド・パリ」「クロコディル」「ムーラン・ド・ムージャン」などで研鑽を積む。
帰国後、六本木「オー・シュヴァル・ブラン」料理長に就任し、日本のフレンチ史上初めて「ポワソン・クリュ」(生魚)をメニューに出す。
1986年 ホテル西洋銀座 総料理長就任
1996年 日本食生活文化財団銀賞受賞
1998年 優良調理師都知事賞受賞
2001年 東京ドームホテル 総料理長就任
2007年 フランス共和国農事功労章シュヴァリエ受章
2012年 調理師関係功労者厚生労働大臣表彰受賞
2013年 卓越した技能者(現代の名工)受賞
2019年 東京ドームホテル名誉総料理長就任
2021年 黄綬褒章受章
ダイニング「ドゥ ミル」営業概要
URL:https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/list/deuxmil/
時 間:
ランチ 【土・日・祝日限定】11:30~14:30(L.O.14:00)
ディナー 平日 18:00~22:00(L.O.21:00)
土・日・祝日 17:00~22:00(L.O.21:00)
ご予約・お問い合わせ:TEL.03-5805-2237
(受付時間 10:00~19:00)
※ドレスコードがございます。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
小石川後楽園について
URL:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html
水戸徳川家の江戸上屋敷内の庭園。
寛永6年(1629)初代藩主頼房が庭の造営に着手し、2代光圀に引き継がれました。明の遺臣朱舜水を儒臣として登用し、中国趣味を取り入れた回遊式築山泉水庭園。園名は『岳陽楼記』の「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から、後楽園と朱舜水が命名しました。
詳しくは「公園へ行こう!緑と水の総合サイト」をご覧ください。
東京ドームホテルについて
東京ドームホテルは、都心最大級のエンターテインメントエリア「東京ドームシティ」に2000年6月1日に開業しました。JR山手線内の中心、歴史的遺産に囲まれた文京区に位置し、丸の内・大手町エリアから車、電車で約10分という地の利を生かし、ビジネス、レジャー、観光に最適のロケーションです。東京ドームシティが包含すべき3つの要素、「観る」「遊ぶ」「寛ぐ」の「寛ぐ」を担い、また、単にリラクゼーションを提供するだけのホテルではなく、「楽しさ」や「遊び心」を盛り込んだ、エンターテインメント性あふれるホテルの姿を目指します。地下3階、地上43階の高層ビルは、高さ155m、延床面積 105,856.6 ㎡で、客室 1,006 室、レストラン&ラウンジ9店(ホテル外直営店 1 店含む)、大中小宴会場15室のほか、チャペル・神殿などの婚礼施設、屋外プールなどを備えています。
所在地:東京都文京区後楽1-3-61
TEL:03-5805-2111(代表)
URL:https://www.tokyodome-hotels.co.jp/
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